各地の名物料理を「カップヌードル」流にアレンジした “ご当地カップヌードル” というシリーズがあるらしい。2024年3月発売の第1弾は、東京をテーマとした「もんじゃ」味であるとのこと。

そして第2弾として8月1日より販売開始したものは、大阪が主役の「たこ焼き味」ほか。運良く伊丹空港で出くわしたので、ひとつ買ってみることにした。


・手土産に良さそう

「お椀で食べるご当地カップヌードル 関西土産たこ焼き味(税込1080円)」は、その名の通り器に入れて食べるタイプのカップ麺だ。そのため内容量は控えめで、ひと袋33g。

レギュラーサイズであれば78gなので、おおよそ半分といったところだろう。小腹がすいた時などに重宝しそうだ。ひと箱につき4袋入っている。


賑やかなパッケージも関西らしく、自分への土産物としてはもちろん、手土産にもぴったり。箱はやや嵩張る気がしないではないが見栄えがするし、なにより軽いところが良い。



・食べてみよう

持ち帰り、さっそく食べてみることにする。袋の中身は麺とかやくと、普段のカップヌードルと変わりなし。適当な器に麺を入れ、約160mlのお湯を注ぐ。蓋をせずに3分待てば完成だ。


漂ってくる香りはたこ焼きそのものだが、果たして味はどうだろう。まず出汁をすすってみると、なんとまあ、香り通り、たこ焼き味そのもの。


一番の驚きはかつおの風味が、しっかりしていること。たこ焼きの上にかかっているかつおぶしのように、たこ焼きの味を邪魔することなく、しかしなくてはならない風味を加えている。


そしてマヨネーズと青のりと、紅しょうがの香りも負けじと感じる。また謎肉……なのか何なのか、肉っぽい小さな粒をかみしめると、これまたたこ焼きのような味がするのだ。



麺はいつも通りのカップヌードルの麺であり、もちろんこちらも美味しくて言うことなし。商品名に偽りなく、存分にたこ焼きを感じられる味に仕上がっていた。

関西、大阪と言えば名物は多々あれど、たこ焼きを挙げる人は少なくないはずだ。大阪の代名詞と言っても過言ではないだろう。そんなたこ焼きに対する思いを、ひしひしと感じた商品だった。

日清のどなたがどのような経緯でたこ焼き味を監修したのか知る由もないが、大阪の人が中にいたのではないだろうか。それ程までに、たこ焼きの味だった『ご当地カップヌードル 関西土産たこ焼き味』。

近畿地区のお土産コーナー、空港、大阪池田のカップヌードルミュージアムなどでも販売されているそうだ。見かけることがあれば是非、お試しあれ。大阪を感じられること間違いなしだぞ。

参考リンク:お椀で食べるご当地カップヌードル 関西土産たこ焼き味
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼たこ焼き味のカップヌードル

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