
お店にとって名前は大事だ。もしかするとメニューと同等、いやそれ以上に大事かもしれない。なぜなら、「あの何とかって名前のハンバーグ食べに行こう。名前なんだっけな~」となってしまったら、せっかく美味しい料理を出していても、覚えてもらえないかもしれない。商機を逃す可能性もあるかも。
そう思わずにはいられないお店が、2024年8月13日にオープンした。そのお店は松屋の手掛ける「石焼丼ぶりとスンドゥブ」の新業態である。実際にお店に行ってみたところ、その名前はパッと見て読み方がわからないし、イマイチ覚えにくいんだが……。
・この名前はなんと読む?
お店は東京・羽村市にオープンした。松屋といえば、本社のある三鷹(正確には武蔵野市)がお膝元で、新しいお店はたいてい三鷹から始まるのだが、今回はあえて少し離れた羽村に店を構えたらしい。
駅の東口を出て徒歩約3分。市役所通りを右折した先にお店はあるらしい。左側に見えているケンタッキーの向かい側辺りかな?
おお、ここだな。入口に「石焼丼ぶりとスンドゥブの店」って書いてある。そういえば、お店の名前なんだったっけな?
駐車場の壁面にも同じく「石焼丼ぶりとスンドゥブの店」って書いてある。店舗名はまさかコレじゃないよな?
壁面をよく見てみると……。
もしかしてコレ!? なんて読むの! “トゥックン二乗” じゃないよな? “トゥックンニ”? “トゥックンツー”? 初見でコレは読めないんじゃないの!?
正しくは「トゥックントゥックン」と読むそうである。
松屋といえば、「マイカリー食堂」や「ステーキ屋松」「すし松」など、提供メニューのわかる店舗名が主流のはず。なのにここはトゥックントゥックン。石焼丼ぶりを想像できない名前なんだけど、大丈夫? いずれ名前を変えるなんてことがないと良いんだけど……。
・8種のソースバー
メニューのメインはもちろん石焼丼ぶり。肉を乗っけた石焼ビビンバと考えて良さそうだ。
雰囲気としては、吉野家の「かるびのとりこ」、焼肉きんぐ系の「焼きたてのかるび」。カルビ丼のロールモデルと思われる京都発祥の「韓丼」と、方向性が似ている。石焼の器を採用している点で、差別化を図っているようだ。
券売機は松屋と同種の端末。一時松屋の券売機は使いにくいと言われていたのだが、改良されて現在はずいぶん使いやすくなっている。
お店は床面積の割に席数が少ない。おそらくテイクアウトの需要を見越して、提供カウンター前を広く開けているのだろう。
カウンターの前にはソースバーが設けられており、お好みで8種のソースをちょい足しすることが可能だ。
味のバラエティーとしては面白いんだけど、できれば卓上にソースを置いてほしかった。食べながら味変したい場合、いちいちソースをかけに来ないといけないからだ。とはいえ、近年の事情を鑑みると、卓上に置けないのもわかる……。
・最後まで熱い
さて、私が注文したのは、「炭火焼牛バラ丼 ミニチゲスープセット」(税込1180円)である。ソースバーで肉みそだれとにんにく醤油だれを、それぞれ少々かけてみた。
こう見えて、器はアツアツです。うかつに触れたらヤケドするので、石焼を頼んだ際には要注意。
まずはチゲスープからいただいてみよう。普段は辛いものを食べないので、チゲを頼むか正直迷ったのだが、食べてみると意外とイケる! 辛味はほとんどなく、魚介の旨味がギュっと濃縮されていて美味しい。
丼ぶりは炭火の牛バラとのことだが、炭火のスモーキーさはそれほど感じない。肉量的にもちょっと物足りないかなあ。追加で肉の増量が頼めると良いかも。
これをしっかり混ぜて混ぜて~……。
混ぜ切ったところでパクリ! 味は想像通り。というか、見た目を超えるインパクトはない。とにかく器がずっとアツアツで、最後のひと口まで熱が冷めないところは〇。
余熱でおこげができるくらいなので、石鍋はかなり高い保温性を持っているのだろう。このお店は何度か繰り返し利用して、自分なりのソースアレンジを見つけてからが、本当に楽しめるのではないだろうか。
それにしても、お店の名前がどこまで浸透するだろう? 結局「あの石焼の店」と言われるようになる気が……。2号店3号店と出店が続くのなら、今一度名前を考え直した方が。いっそのこと「石松」とかにしちゃっても良いかも?
・今回訪問した店舗の情報
店名 トゥックントゥックン
住所 東京都羽村市五ノ神1-2-12
時間 11:00~23:00(L.O.22:30)
参考リンク:PR TIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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佐藤英典















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