つい先日、福島県の会津若松市に弾丸日帰りで行ってきた。連休中だったので高速道路は大渋滞、早めに帰った方が良さそう……とは思いつつも、やはり喜多方ラーメンだけは食べておきたい! ってことで、ダッシュで近所のラーメン店を検索。
そして見つけたのが「喜多方ラーメン来夢(らいむ)」なるチェーン店。県内で6店舗を展開する人気チェーンで、訪れた会津若松駅前店もほぼ満席。1席だけ空いていたカウンター席にギリ滑り込むことに成功。よっしゃ食べるぞー!
・喜多方ラーメン来夢
やはり福島といえば喜多方ラーメンである。いくら日帰りとはいえ、食べずに帰るわけにはいかないだろう。18時前なのに店内は満席。車のナンバーをチラッと確認した感じだと、この日は地元客約7割・観光客約3割。
狙うはもちろん来夢1番の人気メニュー。どうやら「喜多方チャーシュー麺 半熟煮卵乗せ(1130円)」がナンバーワンのようだ。
そんでもって来夢自慢の手作り餃子(5個380円)も注文。お土産用(冷凍)も人気らしいぞ。今回は頼まなかったが、ラーメンにプラス110円で「ミニ炒飯」や「ミニカレー」が付けられるのもお得。ガッツリ食べたい時にいいですね。
・喜多方チャーシュー麺
さて、あまり待つことなくやってきたのは、写真通りのチャーシュー麺。分厚いチャーシューがどかどか乗って真ん中に半熟煮卵が添えられている。
ちなみにチャーシューは数カ月かけて熟成された自慢の一品で、旨味がギュッと凝縮されているらしい。見るからにウマい。見た目は大事。
あとで知人に聞くと、喜多方ラーメンは麺やチャーシューが多めのお店が多いという。透き通った黄金のスープに平打ちちぢれ麺……だけでなく、このボリュームも特徴の1つなのかもしれない。
つるつるもちもちした食感の麺と極上のとろけるチャーシュー、あっさりした黄金スープとの相性は言うまでもない。てか、ムチャクチャウマい。
スッキリした後味ながらコクのあるスープは毎日食べても飽きないだろう。おかげで、いくらボリュームがあっても美味しく食べられる。
やはりご当地ラーメンは本場で食べると断然ウマい。本場で食べるのは数十年ぶり。大人になってから食べると良さが分かる気がする。他のご当地ラーメンとの違いに気がつくというか。
それと餃子は飾り気のない昔ながらの懐かしい味だった。感動はないが、地元で長年愛されている「名脇役」としてのオーラを漂わせている。家で食べたい餃子だ。
食べ終えて店を出ると、入店待ちの列ができていた。駅も近いので、機会があれば観光ついでにぜひ。マジで美味しかったから、むしろ別のお店でも喜多方ラーメンを食べてみたいと思った。となると次は喜多方市かな。それではまた!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名:喜多方ラーメン来夢 会津若松駅前店
住所:福島県会津若松市駅前町1番45号
時間:11:00〜24:00
休日:年中無休
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.