2024年6月。それは後に「ちょっとした革命が起きた日」として記憶されるかもしれない。やや大げさかもしれないが、それほどロッテリアの『ニンニク牛カルビバーガー』は衝撃であった。
『ニンニク牛カルビバーガー』を目の当たりした私は思わず「う、ウソだろ……!」と絶句せざるを得なかった。きっとあなたも衝撃を受けるであろう『ニンニク牛カルビバーガー』の正体とは果たして……。
・のってるロッテリア
ここ最近「ロッテリア」はかなりエッジが効いている。つい先日もアジアングルメフェアで登場した「トムヤムクンバーガー」が想像以上のウマさで「正直すまんかった」と土下座したところだ。
これはおよそ1年前の2023年4月から、ロッテリアの親会社がすき家などを運営する「ゼンショーホールディングス」に変わった影響なのか? 詳細は分かりかねるが、ここ最近はやたらと挑戦的なメニューが多いことは事実である。
・夏の牛カルビフェア
さて、その流れの中で発売されたのが6月20日より登場している『ニンニク牛カルビバーガー』だ。公式サイトによると「夏の牛カルビフェア第1弾」とのことなので、もうしばらくは同フェアが開催されるらしい。
だがしかし、今後どんな商品が発売されようとも『ニンニク牛カルビバーガー』以上のインパクトを残すのは難しいハズ。なぜなら『ニンニク牛カルビバーガー』は「これまでのバーガーチェーンではあり得ないメニュー」だからだ。
『ニンニク牛カルビバーガー』の単品価格は590円。類似メニューには特製旨辛ソースを加えた『旨辛ニンニク 牛カルビバーガー(590円)』もあった。
・ウソだろ
当初は「まあ、ちょっとニンニクが効いたハンバーガーなのかな?」と思っていたのだが、結果的にはこれが大間違い。何気なく『ニンニク牛カルビバーガー』のバンズをめくってみると……。
ウソだろ……?
そこにあったのは、丸っと形をキープしたままのニンニクの素揚げ。その数は9個もあった。おいおいおい、すき家じゃねえんだよ! こんだけ大量のガチニンニクなんて聞いてないよーーーー!!
確かにこれまでハンバーガーチェーン店には「ガーリック〇〇バーガー」とニンニク推しのメニューも存在した。が、あくまで風味の話でありニンニクそのものをぶち込んだメニューは記憶にない。
肝心の味は素揚げしてあるためか、そこまでニンニクニンニクしていなかったが、それでも何味かと言われれば「ニンニク味」となる。いや、これはシレッとモンスターバーガーの類(たぐい)だろ……!
・モンスターバーガー
なお「夏の牛カルビフェア第1弾」にはニンニクを使用していない「牛カルビバーガー(530円)」も登場している。ニンニクが苦手な方、もしくは「さすがにハンバーガーでこの量のニンニクは……」という方はそちらを選ぶといいだろう。
2024年6月。それは後に「ちょっとした革命が起きた日」として記憶されるかもしれない。なぜなら「過去最高レベルのニンニクが詰め込まれたハンバーガー」が誕生したからである。いや、マジですき家じゃねえんだよ!
参照元:ロッテリア
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.