4月に記事で紹介したのち、お気に入りすぎて毎日持ち歩いている「Anker Power Bank(5000mAh)」。小さいながらも1台で3役を担ってくれる、超便利なモバイルバッテリーだ。詳しくは過去記事を見ていただくとして……。
まだ発売から3ヶ月ほどしか経ってない「Anker Power Bank」だが、先日ANKER(アンカー)のニュースリリースを見て目を疑った。いつの間にか大容量タイプ(10000mAh)が登場していたのである……!
確かに5000mAhじゃちょっと足りないかも……とは思ったけど、たった3ヶ月で新作を出してくるのはさすがに仕事早すぎだろ!? あまりのスピード感に釣られてポチってしまったので、紹介済みの5000mAhタイプと比較しながらみていこう。
・「Anker Power Bank 10000mAh(7990円)」
「Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」は急速充電器とモバイルバッテリー、そしてUSB-C ケーブルが一体となった「Fusionシリーズ」の最新モデル。
スマホに繋げば最大30W出力で速やかに充電してくれるし、コンセントに直挿しすれば急速充電器として使うことができる優れもの! さらに、機器に繋げたまま充電器として使用すると、充電が終わったあとはモバイルバッテリー本体にも充電してくれるのだ。マジ便利!
これ1台で3役を担ってくれるので、ケーブルをいちいち付け替える煩わしさや、モバイルバッテリーへの充電忘れなどから開放される。一度使うともう戻れないぞ……!
このような基本的な機能は4月に紹介した5000mAhタイプとほぼ変わらないが、10000mAhになっていくつか良くなったと思うポイントを見つけた。
まずはケーブルの長さ。5000mAhのケーブルが約18cmなのに対し、10000mAhは25.5cmと7cmほど長くなっている。
一見地味にみえるが、ユーザーとしては結構嬉しい変更。充電しながら使おうとすると18cmってちょっと短いんだよね。わざわざ長いケーブル差して使ってた時もあったから、付属ケーブルが長くなったことは素直に嬉しい。
次もこれまた地味なポイントだけど、本体のサイドに溝が入っていた。ツルツルしているより圧倒的に持ちやすく、万一キズが付いたとしても溝の面ならあまり目立たないだろう。高級感もちょっぴり増した感じがする。
あとは、コンセントへの挿し方が変わっていたな。
5000mAhは壁に対して垂直に挿さるのでちょっと安定感が無かったのだが、10000mAhは縦向きにピタッと収めることができる。本体が重くなったからこういう形になったのだろう、スッキリして良い感じ!
・「5000mAh」と「10000mAh」どっちにする…?
細かい部分が改良され、容量も約2倍と大きくなった「Anker Power Bank」の10000mAhモデル。5000mAhだとちょっと容量が少なかったから、大容量タイプを心待ちにしていた人もいることだろう。
ただ、後から登場したからといって、10000mAhのほうが絶対オススメ! ……というわけではない。こればかりは人による。
「スマホ以外の機器にも使いたい」とか「よく遠出をする」という人には10000mAhはピッタリだと思うが、日常的に使うのなら5000mAhの方が正解な場合もある。
というのも、10000mAhは約250gとズッシリ重いのだ。ケーブルレスの3in1という特性を活かすなら、なるべく身軽な方が良いと思っちゃうんだよね。今、手元に2台ともあるが、毎日持ち歩くことを考えるとこれからも使うのは5000mAhになりそう……。
とはいえ、スマホが約2回も充電できる3in1バッテリーというのは、ANKERでは現状唯一無二の性能。高性能のアイテムが欲しい人、毎日のようにモバイルバッテリーを使う人、複数デバイスを持っている人なんかにはやはり10000mAhがオススメだな! 急速充電器として使うときの出力もこっちのほうが大きいしね。
どちらにするか迷う人は、モバイルバッテリーを使う頻度や所持している機器なんかから逆算して決めると良いと思う。値段が高いのがネックだから、今やっている数量限定の20%オフはめちゃくちゃ狙い目だ!
参考リンク:ANKER、PRTIMES
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
▼発売日から数量限定で20%オフをやっているので6390円で買えました。6月24日現在もまだセール中。ただ、少し待てば新色も登場するみたいなのでそれは迷いどころだよね
▼箱裏詳細。