ロケットニュース24

5万円以内で「フィリピン・セブ島2泊3日」は行けるのか!? 試したら奇跡が起きた!【5万円海外旅行:第9回】

2024年5月26日

待たせたな! 通称「5万円バックパッカー」のGO羽鳥だ!


歴史的な円安が進む今日このごろだが……航空券&宿代&メシ代もろもろ含めて5万円以内で、まさかのフィリピン「セブ島2泊3日」行けんのかーッ!?


冷静に考えれば無理だろう。だが、しっかりと作戦さえ立てれば大大大大大満喫の豪遊も可……! すべての答えは以下の通り!!


【5万円海外フィリピン・セブ島編うちわけ】

※レートは2024年4月中旬(日によって若干の変動あり)


・成田〜セブ島往復LCC航空券(セブパシフィック) 39910円
・トイレ・シャワー・エアコン付きの宿を2泊 3617円


(1日目)
・空港から市内へバス 50ペソ(135円)
・バス停から宿までバイタク 50ペソ(135円)
・昼食「チキンイナサルセット」 152ペソ(411円)
・スイーツ「有名店のマンゴーシェイク」 135ペソ(364円)
・夜飯「レチョンバカフライドライス」 150ペソ(405円)
・小さいコーラ 35ペソ(94円)
・コンビニで500mlのコーラ 45ペソ(121円)
・コンビニで500mlの水 15ペソ(40円)


(2日目)
・売店みたいなところで水 15ペソ(40円)
・朝食「パンシットカントン(麺)」 75ペソ(202円)
・スイーツ「ハロハロ(ミディアム)」 90ペソ(242円)
・南バスターミナルからアルコイまでエアコンバス 224ペソ(603円)
・アルコイの売店で小さいコーラ 15ペソ(41円)
・アルコイの売店で水 15ペソ(41円)
・パブリックビーチ「ティンコビーチ」 無料(0円)
・アルコイからセブシティまでエアコンバス 220ペソ(595円)
・夜食「ステーキセット」 150ペソ(405円)
・ガソリンスタンドで水(青) 15ペソ(40円)
・ガソリンスタンドで水(緑) 16ペソ(43円)
・ガソリンスタンドでコーラ 45ペソ(120円)


(3日目)
・朝食「有名パン屋さんのパンデサル2個」 17ペソ(46円)
・パックのミロ 32ペソ(86円)
・昼飯「豚肉あんかけごはんセット」 114ペソ(305円)
・マッサージ「タイマッサージ1時間」 400ペソ(1073円)
・セブンイレブンで水 15ペソ(40円)
・セブンイレブンでコーラ 45ペソ(120円)
・おみやげ「バナナ茶のティーパック(20個入り)」 95ペソ(254円)
・夜食「焼きたてのピザ(ハムアンドチーズ)」 125ペソ(335円)
・市内から空港までのバス 50ペソ(135円)


合計 49998円
———————————————
のこり 2円



なんとまさかの残高2円! これは完全に奇跡(ミラクル)である! もう本当に極限中の極限まで攻め切った。


しかもセブ島の「海」、攻めに攻めたメシ&スイーツ、果てはマッサージまで楽しんでの合計49998円である。


これ以上の出来は今後もう無いのでは? あるとしたら1円かジャスト。そんなの無理! まさに今回は5万円旅の最高傑作だ!


ということで、冒頭で問うた「航空券込み5万円以内でセブ島2泊3日行けんのか!?」の答えは、自信を持って「行ける!」である。


次のページからは、私がどう2泊3日を楽しみまくったのかを、ウルトラ駆け足で説明していきたい。


それでは5万円を用意して、2ページ目に、いってらっしゃ〜い!٩( ‘ω’ )و


執筆:5万円バックパッカー・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

【5万円海外旅行】航空券込み5万円以内で「セブ島2泊3日」行けんのか!? 試してみたら奇跡が起きた!(2ページ目)※1ページ目はコチラ


・航空券

今回利用したのは意外にもHIS。いつものExpediaをはじめ、いろいろなサイトで掘り出し物チケットを探していたところ、なんとセブパシフィック航空の成田ーセブ島往復(しかも直行)が39910円というお宝を発見!


こんなこともあるんだな〜と思うと同時に、出発までちょいちょいと細かい案内のメールを送ってくれるHISは実に親切だし安心できて良いな〜と思った。旅行初心者でも安心のHIS。超オススメだ!


なお5万円旅のキモは、ずばり最初の航空券の価格にかかっている。1円でも安く、かつ現実的に実現可能なチケットを探すためには、とにかくさまざまなサイトを探し回ることが重要なのである。


・宿

ホテルはExpediaでテキトーに選んだ。とはいえ、セブ島は初なのだけれども、事前に地図をチェックしまくり、“たぶんこのへんなら便利かな” と、「エリア先行」で選ぶことにしている。


今回のホテルの名前は「Allsons’ Inn(オールソンズ イン)」。トイレ&シャワーあり、シングルベッドで、窓もあって、テレビもエアコンも付いていると。それで一泊1711円。


税とかサービス料とかが加算されて、2泊で合計3617円。航空券と足すと4万3527円。つまり残り6473円だけで2泊3日の旅を成立させなければならない。


そんなこと、できるのか?


……できる!


_人人人人人人人人人人人人人人_
> フィリピンなら、できる! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


それでは……


いってきま〜す!



・到着

空港に着いたら、まずは両替。少額だし、そのへんにある両替所でテキトーに両替。なお、できるだけ混んでいるお店を選ぼう。その理由は前回のマニラ編を参照のこと。


んで、ここ空港のある「マクタン島」から、宿のあるセブ島のダウンタウン「セブ・シティ」に行くのはタクシーなどが一般的っぽいが、300ペソ(808円)ほどかかるとのこと。


ちょっと高いので、私が選んだ移動手段は……


あった、あれだな。空港バス乗り場の奥の方で待機している……


MyBus(マイバス)」っていう循環バス!


30分ごとに運行されてて、メトロ・セブの中心あたりにある「SMシティ・セブ」ってバスターミナル(同名のショッピングセンターのすぐそば)まで50ペソ(135円)で連れて行ってくれるという。


かなりの満員っぷりで車内はエアコンバスなのに地獄のようにムシ暑かったが、


1時間チョイで「SMシティ・セブ」に到着〜!


で、ここから宿までは2.5km。徒歩なら35分で着くとGoogleマップは示している。


スマホを見ていると複数名のバイタク(バイクタクシー)が声をかけてきたので宿までの価格を聞くと、100ペソ(270円)であるという。


でも2.4kmなら歩けるし、事前に調査したところによると、2〜3kmなら50ペソくらいでも乗せてくれるっぽい。


ということで「50ペソ(135円)なら乗る」「間をとって75でどや?」「いや、歩くわ」……的な交渉をしたところ、事前調査通り「50でいいから乗れ」とうことになり、


\(^o^)/ バイク2ケツ、気持ちイイ〜 \(^o^)/


お兄さん、サラマッポ(どうもありがとう)〜!



ということで、いきなり宿に到着。予想以上にちゃんとしたホテルではあるが、果たしてどんな部屋なのか。


ほほう! エアコンはあるし、テレビもあるし、机もあるうえに窓は2面。


ベッドは綺麗にセットされているけれど……


「マットレスをめくって南京虫(トコジラミ)がいないか隅々まで目視でチェック」も無事にクリア。


なお、この南京虫(トコジラミ)チェックは、古くからバックパッカーの常識ともいえる当たり前の行動だ。


気になるトイレもシャワー(いちおう温水)も、狭いながらもしっかりしているし、


立派なクローゼットもあるので、持参した鍵付きカラビナを使えば金庫のような使い方もできる。


しかも今気づいたのだが、どうも朝食は無料で付いていたらしい。予想以上のアタリ宿だ!!



カバンを置いて着替えたら、さっそくセブ島の街(セブ・シティ中心部)へ繰り出してみる。


なんか、いいな……。マニラも良かったけど、セブ島もイイ……。なにより南国感をヒシヒシと感じる。


そんなことをやってたら腹が減ってきたので、


前回のマニラ編で、最もウマイと思ったチェーン店『Mang INASAL』に行って……


この旅中に絶対に食べたいと思っていた「チキンイナサル」のセットを注文。価格は152ペソ(411円)。


店内を見回してみると、フォークなどを使わず、素手で食べている人が半数ほどいたので……


私も素手で食べてみた。なお、過去にバングラデシュで「素手食い」はマスターしているのでお手のもの。チキンイナサル、香ばしくて美味しかった!



その後は、ひたすら歩いてみた。目的地は、セブ最大のナイトマーケット『SUGBO MERCADO』。


日程的にこの時にしか行けないので、なんとかがんばって3Km以上の道のりをテクテクと歩く。


迷いつつも約1時間後、『SUGBO MERCADO』に到着。


なお、事前調査によると……


このマーケットに出店している……


『Ally Mango(アリーマンゴー)』なるシェイク屋さんがゲキウマらしいので迷うことなく突進。


最も基本的な「Ally Mango Orijinal」なるシェイクを注文。価格は135ペソ(364円)と高価だが……


長距離を歩いてきた疲労がすべて吹っ飛ぶほどウマかった! これはマイった!!



ついでに夜ごはんもナイトマーケット内のお店で済ませちゃおう。私が選んだのはこの店で、


レチョンバカフライドライス」なる、いわば「焼き豚チャーハン」的な料理とコーラ(小)をオーダー。


味は……


まあまあだった。なお価格は150ペソ(405円)と、コーラ35ペソ(94円)。まぁ、ん〜、ウン。


その後は、行きと同じく、徒歩で3kmの道のりを、


ホテル目指してテクテクテク。


途中、コンビニで500mlのコーラ(45ペソ / 121円)と、500mlの水(15ペソ / 40円)を購入して、1日目は終了。


明日は海に行くぞ! それでは、おやすみなさ〜い!


果たして私は、どこの海を目指したのか? セブ島経験者もビックリの仰天プランは、次ページ(3ページ目)にて大公開!


執筆:5万円バックパッカー・GO羽鳥
Photo:RocketNews24
screenshot:HISExpedia、Google Maps

【5万円海外旅行】航空券込み5万円以内で「セブ島2泊3日」行けんのか!? 試してみたら奇跡が起きた!(3ページ目)※1ページ目はコチラ

2泊3日セブ島の旅の2日目は、絶対に海に行くと決めていた。海を楽しむためにセブ島に来たからだ。


調べてみると、一般的にセブ島のリゾートエリアと呼ばれるのは、空港のある「マクタン島」を指すらしい。


この島に高級リゾートなどがズラリと並び、プライベートビーチをはじめ、ダイビングなどもできるという。


嬉しいことに、リゾート宿泊者ではない旅行者でも利用できる「公共ビーチ」も存在するので、最初はマクタン島の海を満喫しようと思っていたのだが……


いろいろとネットの口コミを調べてみると、マクタン島の公共ビーチ、あまり評判がよろしくない。


海が汚いだとか、サービスが悪いだとか、なかなか荒れ気味なレビュー欄。う〜ん、どうしよう……と思った私は──


まずは早朝、ホテルを出て、近所にあったマクドナルドに向かった。その目的はただひとつ。


前回のマニラ旅で感動した「パンデサル(フィリピン定番のロールパン)」を使った朝マック『チーズィー エッグデサル(Cheesy Eggdesal)』を食べるため!


ところが!!!


パンデサルの朝マックがない……。もう時間的に終わってしまったのか……? それともこの店舗は朝マックが無い? 食べたかったな、パンデサル……。



仕方ないので、これまた近所にあった中華チェーン「ChowKing(チョーキン)」で腹ごしらえ。


前から食べたいと思っていた「パンシットカントン(75ペソ / 202円)」なる麺料理と、おなじみのスイーツ「ハロハロ(ミディアム・90ペソ / 242円)」を注文。


パンシットカントンは、なんというか……“チャーハンの味がする焼きそば” であったが、これはこれでジャンクにウマい。


また、ハロハロは当然ながら激ウマだった。個人的にはフィリピンのチェーン店ハロハロなら、チョーキンのハロハロが一番好きだ。



んでもって、おなかいっぱいになった私は、そのへんの売店で水(15ペソ / 40円)を買ってから、


セブシティ中心部の西のほうにある「南バスターミナル」に行ってみた。そしてカウンターで購入したのは、


セブ島南部にある「アルコイ(Alcoy)」行きのバスチケット。価格は224ペソ(603円)だった。


なぜアルコイを目指したのかというと、「ティンコビーチ(Tingko Beach)」なる穴場の公共ビーチがあるとの情報を入手していたからだ。


なんでも、ほとんど地元の人しか来ない美しい白浜のビーチらしく、利用料金などの情報も見当たらない。いくらかかるのかは不明だが……


イチかバチか、長距離バスで向かってみた!



車内はエアコン付きで実に快適。


そして出発から1時間半ほどすると……


わあっ!

\(^o^)/ 海だ〜 \(^o^)/


そんなこんなでバスに乗車してから4時間(!)後……


ついに「アルコイ」に到着!


近くの売店で小さいコーラ(15ペソ / 41円)と500mlの水(15ペソ / 41円)を買ってから、


近所の人にビーチへの行き方を教わって、その通りに進んでいくと……


なんということでしょう!


貸切やん!


しかも、その辺にいた地元の人に、公共ビーチの利用料金について聞いてみると「フリー(無料)」と言うではないか!

※今後どうなるかは不明


荷物が心配だったけど、誰もいないので、その辺に置いておいても問題ないし、

※もちろん、何かあったらすぐに駆けつけられる距離感を保ちつつ、常に注意しておく。


白い砂浜に、


澄んだ海。


1時間ほど、セブ島の海を思いっきり満喫した!


本当に来て良かったティンコビーチ!!

なお、途中から地元の人たちも徐々に集まってきた(2組、5人くらい)が、誰一人として料金を支払っている人はいなかった。本当に穴場中の穴場なのかもしれない。



もう海は思い残すことないくらい満喫したので、あとはセブ・シティ中心部にある我が宿に帰るだけ。


と、ここでひとつの出会いがあった。


特に「ここ」というバス停がないので、「だいたいこのへんかな」という場所で帰りのバスを待っていると、綺麗な女性に英語で話しかけられた。


しばし話すと「あれ? 国籍は?」となり、日本人であることを伝えると、なんと彼女、旦那様が日本人で大阪在住、もちろん日本語もベラベラだ。


まさにこのあたりに実家があり、今たまたま帰省中の彼女は、私に対し「なんでまたこんな遠い場所に1人で(笑)」と驚いていた。


その後、彼女は、親戚らしきおばちゃんに椅子を持ってこさせ「バスはまだ来ないから座って待つといい」と私を丁重におもてなし。


そしてようやくバスが来た時、「ありがとう!」と感謝の意を伝える私に対し、「これ食べて行きな! 旅、がんばって! 楽しんで〜!!」とビニール袋を手渡してくれたのだが……


車内で封を開けてみると──


バナナと、パンデサルが入っていた……! まさに今朝、食べたいと思っていたパンデサル!


あまりの優しさに、思わず泣きそうになってしまった。もしも泣いたら涙で塩味になるかもだけど、パンデサルはほんのりと甘く美味しかった。


美人のお姉さま、本当にサラマッポ(どうもありがとう)ございました!


ちなみにバスの料金は、乗車時に現金で支払う。価格はセブシティまで220ペソ(595円)。


んで、出発から約3時間後──


バスは出発地である「南バスターミナル」に到着。あとはメシを食って宿に帰るだけ。よ〜し、最後の力を振り絞って、もうちょい歩くぞ!




やがて、行ってみたいレストランが入っているショッピングモールに到着。モール内を探索すると……


ダイソーがなぜか2軒も入っていた。


しかし、特にめぼしい商品は見つからなかったので100均パトロールは早々に終わらせたのだが、行きたかったレストランが閉店して(つぶれて)いることが判明したので、また別のショッピングセンターまでテクテクと徒歩移動。


そしてようやく2日目のディナー地「ORANGE BRUTUS(オレンジブルータス)」に到着!


なんでもこの店、セブ島発のファーストフード店で、なんとあの有名な「Jolibee(ジョリビー)」よりも歴史が古いのだとか。


注文したのはステーキセット(150ペソ / 405円)!


鉄板ジュージューの、グツグツ状態で出てくるぞ!


して、そのお味は……


うん、まあまあ……かな(笑)


その後は、宿まで徒歩移動。途中、ガソリンスタンド内のコンビニにて、2種類の水(15ペソ / 40円 & 16ペソ /43円)と、恒例のコーラ(45ペソ / 120円)を購入。


今日は本当に充実した1日だった。これにて怒涛の2日目が終了。最終日(3日目)は、次ページ(4ページ目)にて!


執筆:5万円バックパッカー・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

【5万円海外旅行】航空券込み5万円以内で「セブ島2泊3日」行けんのか!? 試してみたら奇跡が起きた!(4ページ目)※1ページ目はコチラ

もう海も行ったし、やることはやったので、最終日(3日目)はユル〜く過ごすことにした。


まず、朝ごはんは……


絶対に行こうと決めていたパンデサルの名店「PAN de MANILA(パンデマニラ)」!


店内には美味しそうなパンがたくさん!


焼きたてのホッカホカだぞ〜!


購入したのは、名物のパンデサルを2つ(17ペソ / 46円)と、パックのミロ(32ペソ / 86円)。


ちょっとしたカウンターがあり、店内で食べることができるのでパクついてみると……


うま〜い! これが名店のパンデサルかぁ〜。マジでウマい。勉強になる〜!



その後は、少し散歩して……


まるで絵画のような美猫と出会ったりしつつ……


干していた洗濯物を取り込んだりして、お昼頃にホテルをチェックアウト。


そしてバックパックを背負い向かったのは……


DIMSUM BREAK』なるチェーン店。この店の「豚肉あんかけごはん」がウマイとの情報を得ていたので注文してみた。


こちらがソレ。価格は114ペソ(305円)。気になるお味は……


まあ、うん、見たまんまの味がするかなぁ……。



その後に向かったのは、マニラ編でも2回も利用した激安マッサージ屋さん「NUAT THAI(ヌアッタイ)」。


もう残金が1959円しかないので、しっかりと作戦立てて行動せねばならない。とりあえずは価格の下見だ。


狙うはタイボディマッサージ1時間400ペソ(1073円)だな……と頭に入れて、


徒歩で少しだけ観光地の無料エリアを見学しつつ、


激安マッサージ屋さん「NUAT THAI(ヌアッタイ)」の別店舗に行ってみると……


なんと先ほど行った店と価格が違ったのだ! さっき行った街中のヌアッタイより、50ペソずつ高くなってる! てな感じでヌアッタイ、統一料金ではないっぽいので要注意だ。


めんどくさいが、さっきの店に戻ることにする。というか、灼熱。マジで暑い。気温を調べたら33度。キツい……と思ったその時!


前を歩いていたカップルが日傘をさしていたので、私もマネして折り畳み傘をさしてみると──


\(^o^)/ 快適〜 \(^o^)/


灼熱の旅には、帽子と日傘が必須かも。今後は帽子を必須アイテムとするようにしたい。



そんなこんなで、最初に価格を調べた「NUAT THAI(ヌアッタイ)」に帰還。


リクエストしたのは、事前に調べておいたタイボディマッサージ1時間400ペソ(1073円)。


当然ながら最高に気持ちよく……


終わったら、ドリフのコントの爆発後みたいになっていた。最高〜!\(^o^)/



その後、セブンイレブンで、いつもの「水とコーラ」を購入。価格は合わせて60ペソ(160円)。


そして今回の旅の最終目的地であるショッピングモール「SMシティ・セブ」に到着。


実はここ、1日目に空港からのバスでたどり着いた施設である。


まず向かったのはスーパーマーケット。目的は同僚たちへのお土産であり……


本当は “奇跡の木(ミラクルツリー)” や “スーパーフード” とも呼ばれる「MORINGA(モリンガ)」のお茶が欲しかったけど、12個しか入っていないし、価格も少し高いので……


20個のティーパックが入ってる「バナナ茶」に決定! 同僚たちは15人いるので余裕で足りる。価格は95ペソ(254円)。


ちなみにこちら、


味気ない透明ビニールだけど個包装されているから、いちおうバラマキ土産にはなるぞ(ショボいけど)



んで、最後の晩餐は、「greenwich」なるピザチェーン店の……


焼きたてピザ(ハムアンドチーズ)!


小さいけれど、ホントに焼きたて!!


これは文句なしでウマイ! なお価格は125ペソ(335円)であり、これにて残高は137円に。


そして来た時と同じ「SMシティ・セブ」のバスターミナルに向かい……


行きと同じ「MyBus(マイバス)」に乗れば……


50ペソ(135円)で空港に!


これにて残高2円、奇跡と感動のゴールと相なったのである。我ながら完璧じゃ〜〜〜〜!


マニラの時も最高だったけど、セブ島もまた最高だった。フィリピン、本当に私に合ってる気がする。


今回もまた良い旅だった。


次はどこに行こう。


そうだ、“5万円旅の原点” に、戻ってみるか──。


【つづく】


執筆:5万円バックパッカー・GO羽鳥
Photo:RocketNews24


▼今回の旅を90秒にまとめた動画

【▼これまでの5万円海外旅行▼】

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