新幹線のぞみはゴールデンウィーク期間中「全席指定席(自由席設定なし)」で運行するので、予定が決まっている方は早めに予約をした方がいいだろう。そして同じく、新幹線に乗車する前に早めの確保をおすすめするのが……人気駅弁だ!
ってことで、今回は東京駅や品川駅で買えるイチオシ駅弁を紹介したい。先日たまたま品川から新大阪に行く機会があったので品川駅構内の駅弁屋さんで……「鮭のルイベ漬け盛り海鮮弁当」をゲット。こいつがマジで激ウマなのだ!
・鮭のルイベ漬け盛り海鮮弁当
品川から新大阪まで約2時間半。やはり鉄道旅のお供に駅弁は欠かせないだろう。どうせ新幹線車内は電波が悪いから、スマホは一旦しまって駅弁タイムを楽しみたい。「景色をのんびり眺めながら駅弁」が良いのだ。
「鮭のルイベ漬け盛り海鮮弁当」は1480円。北海道が誇る佐藤水産の駅弁だ。佐藤水産の代名詞的存在が “鮭ルイベ漬け” なのである。使用する鮭は天然ものだけ。熟練の職人技で美味しい珍味に仕上げているのは有名な話だ。
せっかくの旅だから少しくらい贅沢をしても良いだろう。車窓の絶景を眺めながら駅弁を頬張りたいぞ。そんなわけで、席に着いてから駅弁をオープンすると……
見事に鮭づくし。
・鮭づくし
ごはんの上に北海道産天然鮭を使用した鮭ルイベ漬け・いくら・鮭スライス・練さけをのせた超豪華弁当。どこから食べても鮭・鮭・鮭。鮭の嵐! ツヤがあって見た目も良い。
そういえば空弁としても人気らしく、新千歳空港の超ロングセラー弁当なのだとか。お土産としても人気だという。
いざ食べてみると、鮭ルイベはとろける食感と凝縮された旨味がハンパではない。鮭醤油のおかげで結構濃いめ。塩辛みたいにとろりとしていて激ウマである。
にしても、関西に向かっているというのに、口の中は完全に北国。北海道を感じる味だ。ちなみに「ルイベ」とは、魚を冷凍させてから解凍させないまま刺身にして食べる郷土料理のことらしい。
いくらが加わることで極みに達する。冒頭で「景色をのんびり眺めながら駅弁を」などとお伝えしたが、いざ赤い宝石と対面すると「景色なんか眺めている場合じゃねぇ」という気持ちになる。それくらい夢中になる美味しさ。ご飯がすすみまくるのだ。
・狙い目は
ただやっぱり人気なので、人の多い駅弁屋では完売している場合もあるだろう。意外と狙い目なのが、私が買ったような “改札内の駅弁屋” だったりする。
そんなわけで、旅行のお供選びに悩んだ時はぜひ。きっと最高の駅弁で幸先の良いスタートが切れるだろう!
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.