赤羽駅から徒歩約3分のサウナ & カプセルホテル「コスモプラザ赤羽」がかなり良い。受付をしたらすぐ横のロッカーで服を脱ぎ、大浴場で疲れを取り、そのままカプセルで寝るという流れが非常にスムーズなのだ。無駄が無い。
そんなコスモプラザ赤羽の系列店が池袋にもある。その名も「池袋プラザ」。池袋プラザは女性も泊まれるらしい(大浴場は男性のみ)。とにかくこっちも施設の充実度がヤバいと聞いたので泊まってみることにした。
都会のオアシスは池袋駅西口から徒歩約5分、東京メトロ「C1出口」から1分もかからない場所にあるらしく……
・池袋プラザ
駅から近いのはナイス。地下道を通ってC1出口からスグなので、雨が降っていても荷物がずぶ濡れになることはないだろう。
なお、公式サイトには「C6出口」から徒歩1分と書いてあるが、たぶん「C1出口」からの方が近い。まあどっちでもOK。
・朝食付きプラン
今回は楽天トラベルで「朝食付きのプラン」を予約した。1泊4000円。看板によると、当日も空きがあればカプセル利用できるらしい(1泊3900円)。また、大浴場 & 休憩室なら3時間・10時間の格安プランもあるようだ。
ちなみに、この日はカプセルは満室。やはり人気がある。宿泊希望なら事前に予約をしておきたい。
・受付
フロントで受付をして館内着とロッカーキーを受け取る。男性用カプセルルームは3〜5階。自分の宿泊階のロッカーで館内着に着替えて、地下1階の大浴場に行くという流れ。
エレベーターで3階へ。池袋プラザの唯一のマイナスポイントは「エレベーターが1基のみ」という点。この日は満室だったこともあり、1階で定員オーバーで乗れなかった場合、ゆっくり6階まで行って降りてくるまで、かなり待つことになる。
・大浴場へ
エレベーターの次のターンで地下1階の大浴場に行きたいのでダッシュで着替えを済ます。大きな荷物は棚へ。貴重品ボックスもあるようだ。
そんなこんなで大浴場へ。北海道の秘湯・二股ラジウム温泉がど真ん中にドーン。サウナはヒノキの香りが漂う高温サウナと遠赤外線の低温サウナの2種類。水風呂は18度前後とのこと。岩盤浴スペースもあり。けっこう空いているし快適。
もしかして「池袋プラザのサウナ利用」はアリかも。サウナ激戦区の池袋でゆっくり快適にサウナ利用できるのは熱い。フロント(1階)からサウナ(地下1階)だったら階段で行けるし。
・休憩所
風呂から上がったら3階のカプセルルームに戻って寝るだけ……だが、その前に2階の食堂兼休憩所をチェックすることに。
どうやら「コスモプラザ赤羽」と同じくコミックコーナーがあり、TV付リクライニングチェアや仮眠ベッドもあるようだ。
ちなみに仮眠ベッドは日本橋西川と共同開発したポケットコイルマットレスを採用している。って、これなら10時間利用(2500円)もアリかも。音が気になるなら耳栓をすればいいし。
・カプセルルーム
さて、カプセルエリアは昔ながらの雰囲気。清潔感がある。
カプセル内にはテレビ・アラームクロック・調光機能付き照明などがきちんと設置されている。マットレスは仮眠ベッドと同じ。高級羽毛布団も完備で安眠間違いなし。いやもう本当に温泉と高級ベッドがセットなのに低価格というのが神。
・朝食
朝食は7時から10時。和食・洋食・カレーの3種類で、私は和食(焼き魚)をお願いした。普通に頼んだら550円。朝食付きプランなら宿泊込みで4000円なので、実質100円ということになる。安い。
朝風呂からの焼き魚定食は最高。ボリュームもあってがっつりパワーチャージできる。大浴場・カプセルルーム・豪華朝食の三拍子が揃っていて、しかも駅近だからガチで使えるぞ。
というわけで、総合的にかなり有能な池袋プラザは今後も利用したいと思っている。コスパ最高のナイス宿でした。それではまた!
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:池袋プラザ
住所:東京都豊島区池袋2-12-3
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.