今日4月10日は「ステンレスボトルの日」らしい。別名「まほうびん(魔法瓶)」。冷たい飲み物や温かい飲み物を入れても、そう簡単に冷めない水筒である。
先日、社内のミーティングにて、そんな水筒を私が5本も持ち歩いていると言ったところ、同僚たちがザワついた。
瞬時に「人間ドリンクバー」というあだ名まで付いてしまったのだが、せっかくなので “なぜ5本なのか” を説明したいと思う。
ひとつひとつ説明していこう。
・①サーモス「JON-600 DGY」(Amazon)(楽天市場)
まず一番左のサーモス(THERMOS)の600ml真空断熱ケータイマグ「JON-600 DGY」には、上の方までギチギチに氷を入れ、なみなみと水を入れる。つまりはキンキンの氷水だ。
いつこれを飲むのかといえば、キックボクシングの朝練の時に飲むのである。疲れ果てた肉体にキンキンの氷水。めちゃめちゃウマい。完全なる快感。
たぶん健康のこととか考えたら常温の方が良いとかあるのだろうけど、そんなことは一切無視。なぜって私は「“うまい!” とか “気持ちいい!” そういう快感を感じるために運動している」のだから。
・②マーナ「K795B」(Amazon)(楽天市場)
隣の水色の水筒は、マーナの500mlウォーターボトル「K795B」である。①の氷水を全て飲み終えたら、このウォーターボトルから美味しい水をサーモス魔法瓶に注ぎ足す。そしてシャカシャカとシェイクすれば、またふたたびキンキンの氷水が飲めるって寸法だ。
2時間半ほどの練習が終わるころには、ぴったり①と②を飲み終えている。①は600mlの容量だが、氷がギチギチなので水の量的には300mlあるかないかとの予想。なので私は1度の練習に800mlほどの水を飲む感じ。
ちなみに、この透明の「ウォータボトル」、Amazon内では評判だった他メーカーの500mlウォーターボトルも試したが、はっきり言ってクソだった。何がダメって、口が狭すぎてスポンジが入らないのだ。
その点、マーナの「K795B」シリーズは口が広くて洗いやすい。しかもパッキンレスなので(本体とフタの2パーツしかない)ので手入れも楽。文句なしでオススメだ。
・③タイガー魔法瓶「MMP-J030KP」(Amazon)(楽天市場)
※こちら廃番のようなのでリンクはそれぞれ後続の現行品にしておきました
小ぶりの300mlタイガー魔法瓶「MMP-J030KP」には、半分くらいの量だけ「冷たい牛乳」を入れている。何のためかというと、練習後にプロテインを入れて飲むためだ。
プロテインは、水で溶かすよりも冷たい牛乳に溶かしたほうが美味しい。さらに、そんな冷たい牛乳割りのプロテインを練習後に飲むのは格別中の格別。
一般的に魔法瓶に牛乳を入れるのはNGとされているが、朝に入れて、家を出て、練習終えて……の3〜4時間以内に飲んでしまうので、私は問題ないと思っている。(自己責任)
4年以上もこのスタイルでプロテインを飲んでいるが、お腹を壊したことも、魔法瓶が壊れたことも、そういうトラブルにあったことは一度もない。今後も「魔法瓶牛乳に後入れプロテイン」のスタイルは崩さないつもりだ。すべては「うまさ」のために。
・④マーナ「K795B」(Amazon)(楽天市場)
再び登場のウォーターボトル「マーナK795B」には、レモンティーや、カルピス(濃いめ)を入れておく。そして、キックのジムから会社に移動した時、「氷しか入っていない①のサーモス魔法瓶」に、それら甘い飲料を入れるのである。
シャカシャカして飲む。キンッキンに冷えたレモンティー。キンッキンに冷えた濃いめのカルピス。これらを楽しみながらお弁当を食べたり、いつものデスクワークをするわけである。
このスタイルになってから、私は会社の前のコンビニなどで飲み物を買うことがなくなった。ちなみにレモンティーは、近所のスーパーで買った(安くなっている)リプトンのレモンティーの長いパックである。
・⑤サーモス「JOQ-350 BK」(Amazon)(楽天市場)
最後は、350mlのサーモス魔法瓶「JOQ-350 BK」。こちらは、栓とパッキン一体型なので洗うのが非常に楽! 量的にもちょうどよく重宝している。
さて、こちらのステンレスボトルに何を入れているのかというと、ずばり「温かいココア」か「温かいミルクティー」もしくは「温かい緑茶」か「温かいほうじ茶」である。
冬場は温かいものが飲みたくなる。なので毎朝、小鍋に火をかけココアやミルクティーを作ったりして、それを会社に持っていくことにしているのだ。
ちなみに夏場になったら、この「温かい飲み物の水筒」は不要になるが、その代わりに、
大きめのウォーターボトル(KINTO(キントー)950ml)の出番かなと思っている。この中に入れるのは、水か麦茶か、はたまた「冷たいハス茶」あたりと計画中。
ということで、冬場も夏場も、どちらにしても「5本」になるかなと思っている。
なお!
夏場は温度の関係もあり、①サーモス600ml真空断熱ケータイマグ「JON-600 DGY」ギチギチに入った氷では太刀打ちできなくなるとも予想している。
きっと、午前中のうちにすべて溶けてしまうのではないかと。
でも大丈夫。
もしかしたら夏場は……
モンベル(mont-bell)の「アルパインサーモボトル0.75L(1124766)」を氷用のレギュラー魔法瓶にする可能性も頭の隅には置いている。
こちらのステンレスボトルは登山用に購入したものだが、本当に保温力(保冷力)が素晴らしく、山を降りる時まで氷が残っていたほど。夏はコレかな〜と、今からニヤニヤ。
また!(話が長い)
最近購入した500mlのステンレスボトル(サーモス)も登板機会を待っている。なんとこちらの商品、保冷専用の「炭酸飲料OKの魔法瓶(FJK-500)」なのである!
過去に呑兵衛のあひるねこは、タイガーの真空断熱炭酸ボトルにビールを入れて社内で仕事中に飲みまくるというプレイを炸裂させていたが、私はコーラで試運転。
その結果、本当に冷たさも炭酸もキープ状態でシュワシュワキンキンのコーラが楽しめたので、どこかで使ってみたいなぁ……とワクワクしている今日この頃。
なので、もしかしたらこの夏は「6本」になってしまうかも。
長くなったのでこの辺で締めさせてもらうが、私が水筒を5本も持ち歩いている理由の答えは、ずばり「うまいものを飲みたいから」である。
節約の意味も多少あるが、それよりも「氷キンキン」や「ホッカホカ」かつ、「自分が納得した飲料」を飲むことにこだわった結果、5本持参になったのである。
それゆえ、「人間ドリンクバー」というニックネームも言い得て妙。
ちなみに私が持ち歩いているリュック、家を出る時点では20kgくらいあると思う。軍隊の荷物なみの重量であるが、それでも「おいしさ」を、私は、とる。
なお、帰りは少し軽くなっている(お弁当も、水筒の中身も空になる)ので、どうか安心して「水筒5本持参」にチャレンジしてほしい。では!
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24