SNSが支配する現代社会。芸能人より有名な一般人が多くなったが、マーク・ザッカーバーグもその1人だ。フェイスブックやインスタグラム、Threadsを運営するMeta社のCEOとして知られる彼。そんなザッカーバーグが来日してマクドナルドを食べていた。
いや、食べるどころか、フェイスブックやインスタグラムで日本のマクドナルドについて「10点中10点」「ミシュランの星を与える」とまで投稿している。そんなにか。そこでザッカーバーグが購入した商品を買ってみることにした。名付けて「ザッカーバーグセット」がこれだ。
・ザッカーバーグセット
投稿には画像が添付されているため大体の商品は特定できるのだが、私(中澤)がほぼ食べたことがないものが結構含まれている。そこで確実に同じものを購入するため、店員さんと包み紙の色などを確認しながら注文をすすめた。
その結果、導き出されたザッカーバーグセットは以下のもののようである。
たまごダブル
えびフィレオ
てりやきチキンフィレオ
マックフライポテト(M)
チキンマックナゲット5ピース(マスタード)
えだまめコーン
ひとくちチュロス4ピース
ミニッツメイド(オレンジ)
コカ・コーラ
・ザッカーバーグ採点
ほぼ食べたことがないものも含まれていたと前述したが、むしろ、ハンバーガーなんて味を覚えているのはてりやきチキンフィレオだけである。ちなみに、ザッカーバーグのインスタグラムの投稿によると、以下のように点数がつけられている。
えびバーガー(とても良い 10/10)
ダブルバーガー with卵 (最高 10/10)
てりやきマックチキン (8/10)
ローカル・マックナゲット (凄い食感 10/10)
デザートのチュロス (8/10)
・なんとなく好みが見える
というわけで、たまごダブルを食べてみたところ、ブラックペッパーがかなり効いている。パティの味と組み合わさると、そのスパイシーさはパンチがあった。ソースもそれを邪魔しない程度なので、マクドナルドのハンバーガーの中ではかなり荒々しい味ではないだろうか。
また、えびフィレオはえびの詰まり具合が凄い。えびカツの中は隙間がないくらいエビでミチミチなのである。通勤時間帯の小田急線かよ!
ゆえに、ぷりぷり。ソースがオーロラソースのためか、衣もザクザクで食感の面でも楽しめる一品だ。ハンバーガー界の食感の魔術師や。
てりやきチキンフィレオと食べ比べると、ザッカーバーグの点数配分がなんとなく分かった。要するに、素材をうまく使ってるものが好きなのかもしれない。てりやきチキンフィレオはソースの味で無双しており、素材の組み合わせの妙みたいなのはあまりないからな。
・味以上に衝撃を受けたこと
他にも、ひと口チュロスやえだまめコーンはガチで初めて食べたのだが、ひと口チュロスに関してはカカオ強めのチョコの味と思ったよりサクッとした食感が良い。えだまめコーンはファストフードでえだまめ入ってるのが嬉しい。
世界のマクドナルドと比べると、日本のマクドナルドは気が利いているのかもしれない。ザッカーバーグの投稿のコメントにも、日本のマクドナルドを褒める声が多いため、そう感じたのだが、日本人としては日常すぎてよく分からない。っていうか……
ザッカーバーグめっちゃ食うやん……!
合計価格は税込3090円。マクドナルドでこんなに買ったの初めて。パーティーかよ!
マクドナルドに行っただけでパーティーを巻き起こす男マーク・ザッカーバーグ。さすが2023年アメリカの長者番付8位(Forbes調べ)だけある。思いもよらない点でビビらされたのであった。