元旦の初売りに並んでゲットしたヨドバシの福袋『キッチン家電バラエティセットの夢』(税込1万5000円)。なんとか自力で事務所へ運んだが、女子が1人で持てるギリの重さだった。急いでいない人は宅配サービスを利用しよう!

さて同時購入した『コスメ福袋』が結構カオスな感じだったので、正直あまり期待していなかったキッチン家電福袋。しかし結果的には、かなりワクワクな内容だった。キッチン家電じゃないヤツが若干含まれていたのもお約束。もはやキッチン家電しか入っていなかったら逆に物足りないくらいである。

・圧倒的質量

『キッチン家電バラエティセットの夢』の中身はバラエティに富んだ以下の5点。

まずキッチンと何の関係もない『懐中電灯(単三電池4本つき)』

このサイズの懐中電灯、久しぶりに見た。むかしの懐中電灯ってこんな感じだったよね……と思いきや、LED仕様で24時間連続点灯可能、防水、緊急点滅モード搭載などなど、性能は圧倒的に令和。奇しくも防災意識が高まりまくっているところへきて、このオマケは助かる。



つづいて『ブルーノのステンレスマグカップ』。こちらも家電とは言いがたいが、この時期うれしい。


メインは『アラジンのグラファイトミニグリラー』。市場価格は約1万5000円なので、この段階で元は取れていることになる。本格焼肉が楽しめて「煙や匂いが発生しにくい」という夢のような卓上調理器。匂いが怖くて焼肉できない勢は試してみる価値アリ。



『ビタントニオのホットサンドメーカー』! レトロな色合いでオシャレ!! 個人的に「ホットサンドメーカーが欲しい」とつねづね思っていたのだが、別になくても困る家電じゃないため、結局購入しないまま今に至っていた。たまたま福袋に入ってた流れは超嬉しい〜!

最後は『プリズメイトのサラダチキンメーカー』。これほど自主的に買わなさそうな家電が他にあるだろうか?



・使ってみた

ちなみに私は昨年ダイエットをしていて、コンビニのサラダチキンを100個くらい食べた。

「サラダチキンメーカーを買おう」と思ったことはなかったが、もしコンビニよりおいしいサラダチキンが簡単に作れたら素敵である。ってことで、実際に作ってみることにした。付属のレシピによると、まず鶏胸肉の水分をふいて塩をすり込む。

水、料理酒、長ネギの切れ端とショウガを入れたら……

フタをしてスイッチを押すだけ! あとは2時間ほっとけば、しっとりおいしいサラダチキンが出来上がるらしい(20分で完成する時短モードもある)。2時間待つ間、サラダチキンメーカーは時おり「カタカタ」と小さな音を発していたのみ。


そして……



こちらが完成したサラダチキン!



見た目は完全にサラダチキンなのだが……



味は “かなりおいしいサラダチキン” でした!!


しっとりフンワリ。既製品特有のクセや臭みがないので、毎日食べても苦にならなさそうである。コンビニのサラダチキンにウンザリしちゃってるダイエッター、コレは結構オススメかもしれない? まぁ炊飯器とかで代用できる予感もするが、「それを調べるのがめんどくさい」という中途半端な料理好き向けってとこだろう。

自主的に買う可能性は低いけど、福袋にたまたま入っていたら嬉しいもの……それが卓上グリルであり、ホットサンドメーカーであり、サラダチキンメーカーなのであった。

執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.