シュークリーム専門店『ビアードパパ』は、イオンなどに入っていて気軽に購入することが出来る……割には、その場でクリームを詰めてくれるなど拘(こだわ)りが強いところが嬉しい。
そう、普段はとても気軽に買えるのだが、こと福袋となると勝手が違う。もちろん場所にもよるが、記者が利用する店舗では行列不可避。今年(2024)も1時間半強並んだ次第。その結果手に入れたものを、ご覧あれ!
・「ビアードパパの福袋」税込2600円
・パイシュークリーム(カスタード)3個
・贅沢いちご 3個
・特別割引券2000円分(500円×4枚)
・オリジナルトートバック
・みんな幸せそう
記者が利用した店舗では上記の2600円袋のみだったが、公式サイトによれば3400円の袋もあるという。そちらの場合は特別割引券が3000円分(500円×6枚)ついているほかは、2600円の分と同じだ。
割引券の有効期限は2024年1月6日から2月29日まで。全国のビアードパパで利用でき、1回の会計時に複数枚使用可能だ。今回購入した2600円袋であれば、777円お得とのこと。
昨年(2023)は同じラインアップのものが税込2500円で購入できていたので、やや割高になっている。
しかしながら、一度に何枚でも使えてしまう割引券が嬉しい。そしてサクッとした焼き立て生地に美味しいクリームをその場で詰めてくれる手間を考えれば、安いとすら言えるだろう。
でき立てのシュークリーム、美味しくって満ち足りてしまうよな。そうであるからこそ、みんな正月から食べたいのだろう。最寄の店舗でのこと、2024年1月1日にオープンするや否や長蛇の列!
昨年(2023年)も1時間並んだので覚悟してはいたのが、今年(2024)はさらに人気だったのか1時間半強待つことになった。
生モノであるから、転売ヤーなどもいないはず。そうなると単純に、みな『ビアードパパ』の味(と割引券)を求めて、並んでいることになる。
誰一人文句を言うことなく、お行儀よく、笑顔でシュークリームを待ち手にするその様は、なんとも言えない幸せな雰囲気。朗らかですらあった。
かつて、その入手困難な様より、記者は同店をビアード「パパ上様」と呼ぶが相応しいとコメントした。
それから1年、今回はそんなパパ上様に謁見(えっけん)する、幸福な市民を目の当たりにしたような気持ちになった次第である。こちらまで心がホッコリ、しかし足は棒だ。
ただしほかの店舗ではこれ程ならばないかもしれないし、もしかするとこれ以上並ぶかもしれない。ちなみにこの後記者が見かけた別店舗では、すでに売り切れていた。気になる人は、最寄りの店舗に散歩がてら視察に行ってみるべしだ。
参考リンク:ビアードパパ 福袋
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼保冷材も入れてくれて、持ち帰りやすい