シュークリーム専門店「ビアードパパ」は2021年7月7日。つまり本日、満を持して新業態のお店「髭乃助」をオープンした。このお店は、ビアードパパが長年培ってきたシュークリームの技術を駆使した “和” シュークリームの専門店だ。さっそくお店に行って、販売している6種類全部を購入してみたぞ!
・ビアードパパの新業態
お店は西武新宿ペペの2階に誕生した。お店に行ってみると、あれ? ここ以前は「コメダ謹製やわらかシロコッペ」だった場所だな。5月16日にシロコッペが閉店して、そのあとにビアードパパが入ってきたのか。
開店前の10時35分頃にお店に到着すると、店舗関係者以外に並んでいる人はいない。つまり私(佐藤)が1番乗り! やったぜ、2014年のiPhone行列以来の1番だ!!
ブランドロゴを見ると、あの髭面のパパの帽子がちょっと和風になっている。できれば名前は「髭乃助」ではなく、「髭座衛門(ざえもん)」とか「髭太夫(だゆう)」って名前にして欲しかったなあ。ちょんまげにして「髭侍(ざむらい)」でも良かったかも。
さて、販売している商品は全部で6種類。有難いことに詰め合わせも販売していたので、6種詰め合わせ(税込1600円)を購入することにした。
開店時間を迎えて私は無事に1番で買って帰ることができたぞ!
・6種の和シュークリーム
こちらがシュークリームの入った箱だ。それにオープン記念の扇子をもらうことができた。
この扇子が1日50人限定で配布しているそうだ。ド真ん中に髭乃助さん(?)のイラストが入っていたら、さらによかったんだけどなあ~。
シュークリームはそれぞれ専用の紙製袋に入っている。巾着袋みたいでカワイイ。
袋から出して並べてみると、とても美味しそうだ! ちなみにサイズ的には、ビアードパパの定番パイシュークリーム(税込180円)より、ちょっとだけ小さい気がする。
1つずつ見てみよう。まずは髭乃助の定番「和三盆糖のカスタード」(税込250円)。クリームがとてもなめらかで和三盆糖の優しい甘さが魅力である。
次に「天空の抹茶」(税込250円)。抹茶のやわらかい苦味と甘さが特徴的な一品。
国産きな粉を使った「深み焙煎のきな粉」(税込260円)。きな粉の風味がとても強く、和の食材の持ち味をいかしたシュークリームだ。きな粉とシュークリームってよく合うね!
黒蜜糖で2度焼きしたという「焦がし黒糖のかりんとう」(税込280円)。かりんとう生地もザクザクとした食感がとてもイイ! 洋菓子と和菓子を見事に融合した秀逸なシュークリームだ。
求肥(ぎゅうひ)を練り込んだ生地にお餅をかぶせた「雪化粧の苺大福」(税込260円)。これをシュークリームと呼ぶべきか微妙なところだが、大福感はしっかりと出ている。
最後に日本酒を使ったという「芳醇の日本酒」(税込300円)。クリームチーズと日本酒を合わせた、酒のつまみにもなりそうな斬新なシュークリームである。
従来のビアードパパよりも値段が少し高いが、その金額に見合うだけの価値がある。しかも食材の持ち味をしっかりと生かして、シュークリームの可能性を広げている。今後店舗を拡大していけば人気に火がつくかもしれないぞ。和菓子好きも洋菓子好きもトリコにしそうな予感。これからの店舗や新商品の展開に注目したい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 髭乃助 西武新宿ペペ店
住所 東京都新宿区歌舞伎町1丁目30-1 西武新宿ペペ2F
時間 11:00~22:00
参考リンク:ビアードパパ、髭乃助
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼購入1番だったということは、レシート番号は1番なのかな? そう思い確認してみると……
▼2番だった……。なぜだ