技術の進歩ってすごいよね。僕が生まれた頃のパソコンはまだまだWindows XPとWindows 98が現役で、メモリーも1GBあるかないか。

今は何もかもすごく進化していて、コンパクト化されながらも機能が強化され、メモリー8GBですら少ないと言われる世の中に。

──ところで最近、僕のお父さんがとあるものを買って帰って来た。それは「ミニパソコン」である。ちょうど僕も気になっていたので試しに使ってみよう。お父さん、あざっす!

今回紹介するのは中国メーカーBeelinkが製造、販売する小型パソコン「Beelink SER5 MAX」。このBeelinkは主に小型パソコンと周辺機器を製造・販売しているようだ。

そこそこの性能を持ってる「MINI」シリーズから、ゲーミングに特化している「GTR」シリーズまで、種類の幅はけっこう広い。

今回紹介する「SER」シリーズは「GTR」シリーズの1ランク下のモデルかな。


サイズはお弁当箱か、それより少し小さいぐらい。


前にはUSB Aポートが2つ、USB Cポートが1つ、イヤホンジャックに赤い電源ボタン。電源ボタンは光るよ。


右と左側にはグリルがある。おそらく冷却用の空気の吸込口だろう。


後ろにはLANポート、USB Aポートが2つ、ディスプレイポートとHDMIポート、電源ジャック、そして排気口が。ゲームとかやると、この穴から熱気が出るから、後ろの方はちゃんとスペースを確保しよう。


上の方はザラザラした肌触り。そこに「Beelink SER」の表記が。けっこうカッコいいんだよな。


タワーPCよりはスペースを食わず、液晶一体のPCよりはちょっとスペースを食う。いや~でも、今までミニPCやMac miniにも触れたことが無い身としてはすげーワクワクするんだよな。


頭脳の方は「AMD Ryzen 7 5800(8コア―、16スレッド)」のH型を使用してる。Intel製と比べるなら近いものでi7の11世代か。コンパクトサイズを実現するためにノートパソコンのCPUを使っているようだ。

お父さんはメモリー32GB、ストレージ1TB SSDモデルを選んだよ。モニターは予算の問題で1366×768という今では低画質の安物モニターを使ってるだが、使えるだけヨシとするか。少しオーバキルかもしれないが。



・お手並み拝見

いやー、実は前からデスクトップパソコンが欲しかったんだよね。自分のノートパソはちょっと性能が低くて、重い作業(動画編集、ゲーミングとか)はタブレットに任せてたんだが、やっぱりどうしてもパソコンが欲しかったんだよね。

さて、念願のパソコンが目の前にあるわけなので、お手並み拝見といきましょう。まずは最近サボり気味の「原神インパクト」。

──もちろん気持ちよくプレイできた!


やはりキーボードとマウスでプレイする原神は最高だな。指だと時々つっかえるからな。



次は戦車と戦艦と戦闘飛行の惑星「War Thunder」。ほぼリアルな戦闘が楽しめるゲームだ。けっこう重いぞ。

──全然遊べる。「Maximum」の設定で平均40~50FPSは出ているが、エフェクト全開でも全然遊べてしまう。


陸、海、空、3つとも試してみたが、僕にとっちゃすごいヌルヌル。


ゲーム内にGPUベンチマーク機能があったので試しに回してみると、なんとゲーム最高の設定「Movie」も使えるようだ! もちろんFPSは少し低くなるけど、これはこれですごいぞ。



さて次は戦車だけの惑星「World of Tank」。War Thunderよりはカジュアルだが、同じく高スペックを要する。

──ゲーム最高の設定「Ultra」にしても、もちろん全然遊べてしまう。この設定で平均50~60FPS出るんだぞ!! すげーー!(※高性能PCに触れたことが無い人間です、あたたかく見守ってあげてください)


もちろん普段使いも普通にこなせる。素材が無いので動画編集は試してないけど、たぶん余裕でできちゃうんじゃないかな?



・まとめ

コンパクトで程々に高性能、そのお値段はなんと約Rp7,000,000(日本円にすると約65000円ぐらいかな?)。この安さよ!

もちろんめっちゃくちゃ高性能ってわけでもないけど、そこそこ重いゲームをするには十分すぎるし、オフィス作業も難なくこなせる。しかも場所取らないというオマケつき。

というわけで、Sampai Jumpa Lagi!

ちなみに友達に布教したら友達もめっちゃ興味持ったらしく「絶対買う」って言っていた。あなたも家に1台、いかがだろうか?

参考リンク:BeeLink公式サイト
執筆:アキル
Photo:RocketNews24
screenshot:War Thunder