ときおり思い出したようにネットでバズる、無印の冬の定番カカオトリュフ。チョコのシリーズだ。
今年はまだインフルエンサーに発見されていないのか、私の観測圏ではバズっていないようだ。しかし実は美味い新作が出ている。
そしてバズっていないため民衆の意識が向いておらず、店舗の在庫も潤沢に見える。過去に売り切れまくったフレーバーも入手が容易。これはチャンスだろう。
・カカオトリュフ
かく言う私も、最後にカカオトリュフに注目したのは2年前のこと。「マール・ド・シャンパーニュ」が新作だった時だった。
ふと思い出し、今年の新作はどうなっているか見に行ったところ、パネルが出ていた。「カカオトリュフヘーゼルナッツ」か。販売価格350円。
ちなみに、2年前には売り切れまくっていたその他のフレーバーも、今年はこの通り。かつてはどこに行っても品切れしていた「マール・ド・シャンパーニュ」も買い放題だ。
・ヘーゼルナッツ
しかし今回の主役は、新作の「カカオトリュフ ヘーゼルナッツ」。
ヘーゼルナッツとチョコの組み合わせはわりと定番。とうの昔に出ていそうなものだが、そうでもなかったのだろうか。
100g入りの中身はこんな感じ。
パッケージの写真の通り、ヘーゼルナッツは細かく砕かれたものが、チョコ内部に散在している。
そのおかげなのか、食べてみるとチョコ自体がヘーゼルナッツの香りを有しているような感じがする。
そのため、チョコということで甘いのは確かだが、香ばしさも同じくらいの勢力を有している。
食感面でのナッツの主張は控えめで、言うほどゴリゴリしていない。ときおりそれなりの硬度を主張する程度。
そしてカカオトリュフシリーズに共通の、ヌルっと溶けていく感じ。なるほど、これは上品な美味さだ! 今年も無印の新作に間違いは無かった。
・フィグショコラ
実はもう1つ紹介したいものがある。それが「フィグショコラ」。40g入りで、販売価格は490円。
店舗で他の客がせっせとカゴに入れているのを見て、気になって買ってみたのだ。まあまあ高いのだが、これの美味さは値段に違わない。
蜜に漬けた乾燥イチジクをチョコでコーティングしたものなのだが、風味の濃いイチジクとチョコのコンビネーションが非常に巧み。
この美味さを否定する者は出てこないだろう。そういう間違いの無さを感じる。
ということで、無印の新作カカオトリュフとフィグショコラ。どちらも満足度の高いクオリティなので、見かけたらぜひ試してみてくれ。
実はフィグショコラは地味に人気らしいので、公式HPで在庫をチェックして買いに行くのがお勧めだ。