実を言うと、365日身につけている。なんのことってユニクロのことである。パンツをはじめ、インナーだって季節を問わずに愛用しまくり。何なら部屋着もパジャマもユニクロと、私はどこに出しても恥ずかしくないユニクロ戦士だ。

寝るときに関してはほとんど全身ユニクロなのだが、ここにきて転機が訪れた。しまむらの「モコボアパジャマ」を着たらまさかのまさか! そっち中心の生活になってしまったのである!!

・全身ユニクロ

こちらが私のお決まり冬のパジャマセットで、かれこれ15年くらいはこんな感じ。ヒートテックにフリースを着て、下は裏モコモコの暖かいスウェットが基本スタイルである。

自分で自分にビックリするくらいキレイに全身ユニクロ。特に最近は「ファーリーフリースフルジップジャケット」にぞっこんでパジャマにもしていて、他の選択肢なんて微塵も考えていなかった。だがしかし……!!


・しまむらのPBパジャマ

彗星の如く現れた しまむら のモコボアパジャマを着たことで寝てる間の世界が変わった。

なんでも、モコボアパジャマは冬の新作としてPB(プライベートブランド)の「CLOSSHI PREMIUM」から再登場したらしい。PB……要するに しまむらが気合を入れて作っているってことなのだが……


これが気合入ってるだけあって、マジのマジでよかったからビビったわけだ。



しかも、柄の種類が多いだけでなく、保湿に特化したMOIST(モイスト)、そして清潔のCLEAN(クリーン)とわざわざ2パターンの特徴を用意しているあたり、しまむらの本気がチラチラと見え隠れする。


なお、お値段は上下揃って2970円。実際に触ってみるとメチャクチャ気持ちいいから、物は試しでクリーンの方を買ってみた。そしてとりあえず着てみたところ……うはぁ!


かるぅ……!


あったかい上に柔軟性まで……!!


これまで着ていたユニクロ装備と比べてもこの通り。着膨れしないし、なんといってもとにかく軽いのが最高だ。それなのに暖かさはかなりのもので、肌着の上に着るだけでもヌクヌクと眠りにつくことができるからたまらない!!


本体の素材はポリエステル85%、レーヨン15%。洗濯してもわりと早く乾いてくれるのもいいし、乾いたらすぐにまた着ちゃうくらいお気に入りとなってしまった。

最初こそパジャマに2970円かぁ……とも思ったが、これならむしろ安いくらい。今じゃこんなことなら1着だけじゃなく2着買っておけばよかったとさえ思っている。ただし……!!


・問題点

100点満点を出したいところではあるも、1つだけ足りないところがあったから正直にお伝えしておかねばなるまい。違和感を覚えたのは下のサイド部分。そう……


私が買ったモコボアパジャマにはまさかの……


ポケットがなかったのである!!!!


ポッケがあるのは胸部分のみ。スマホ中毒があふれ返るこの時代において、ズボンにノーポケは死活問題っ……! 私も例外ではなく、ポケットにスマホが入れられないとだいぶ困ってしまう。

どんだけスマホ中毒なんだよと思われるかもだが、トイレにちょっとお花を摘みに行くときとかスマホは必ず携帯している……のは私だけだろうか。

今の時代、スマホを入れるポケットがないのはなぁ……と思うものの、これはしまむらからの「寝るときくらいスマホから離れなさい」というメッセージなのかもしれない。つけなかった理由をぜひ聞いてみたい。


てなわけで、個人的にはポケットがないことを除けばパーフェクトだったモコボアパジャマ。ユニクロはユニクロでいいものだが、改めてしまむらの底力を見た気分だった。

12月に入って寒さが本気を出してきた今、有能なパジャマが欲しいという人は参考にしていただきたい。先日、宿泊した友人に貸したら「何コレ、ヤバァ……!!」と感動していたし、胸を張ってオススメできる。

参考リンク:PR TIMES
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.