2023年11月16日から、ガストがなにやら興味深い新メニューの提供を始めていたらしい。公式HPを見ると、いかにも私のようなデブを満足させる力が高そうでよい。

しかもお値段は1000円前後。たるんだ腹の贅肉が、食うしかねぇと脳に囁きかけてくる。ということで全部食ってみた結果……ボリューム最強はこれだ!!

・カレーとうどん

がっつりシリーズでがっつりしてそうなのは3種。「ガストブラックカレー本気盛り」、「ガス郎魚介つけ汁うどん(チャーシュー&煮卵付き)」、そして「富士山大盛りミートソース」だ。


まず頼んだのは「ガストブラックカレー本気盛り」と「ガス郎魚介つけ汁うどん(チャーシュー&煮卵付き)」の2種。なぜなら、この2種はデリバリーでも注文可能だったから。

こういうボリュームがウリのメシは、レビューするなら重さを量ってみたいところ。しかし、さすがに店舗でそれをやるのはアウトローすぎてヤバい

「富士山大盛りミートソース」だけは、なぜかデリバリーのメニューに掲載されていなかった。しかたないので、後で店舗に食べに行くとする。

そういうわけで、まずはカレーだ!


ルーは別にカップに入って提供された。ぶっちゃけ量はそんなに多くない感じ。


米の量はこんな感じ。オプションで大盛りや特盛りも選べたが、今回はノーマルでオーダーした。


米の深さが伝わるようにスプーンをブッ刺しておいた。仏飯とかマナーとかありそうだが、ここではあらゆる価値観や規範よりも、カロリーの方が強い信仰を持つ。米の深さを知ることは、何よりも重視されるのだ。

トッピング類はこんな感じ。これこそが、このカレーのメインかもしれない。


ハンバーグ、目玉焼き、エビフライ、から揚げ、カツが入っている。カツはかなりスリムなタイプ。


エビフライはこんな感じ。


トッピング内で最強なのは、間違いなくこのハンバーグ。これだけはデカくて重みがある。


全部ブッこんで重さを量ると……


678グラム!!(容器抜き)


トッピングの種類が豊富ゆえに、お祭り感があって楽しいカレーではあるが、ボリュームの面では、まあまあ普通

ご飯を大盛りや特盛りにしたらいいかもしれないが、その場合はルーが圧倒的に不足すると思う。ご飯と一緒にルーも増量できるならワンチャンあるが、少なくともデリバリーでそういうオプションは無かった。

しかし、この内容で1300円(店舗によって内容・価格が異なる場合あり)……1000円ちょっとという価格は圧倒的だ! コスパは神だと言っていい。


・うどん

続いてはうどんだ。”ガス郎” と、完全に二郎を意識しまくったネーミング。


蓋を開けると、まず出てきたのは凄まじい量の もやし とキャベツ


その下にスープ。


麺は煮卵等と一緒に別の容器に入っていた。


麺の重さは359グラム(容器抜き)。


これら全てをスープの容器にブチ込んだ重さ(つけ麺のスープは全部飲むのが、オレたちデブってもんだろ?)は、驚愕の964グラム(容器抜き)! ほぼ1キロじゃねぇか……!! やっぱ もやし とキャベツの量は半端なかったんだな。


味そのものは、よくある感じのつけ麺系スープと、普通のうどん。しかしボリュームはマジで圧倒的だ! 割高なデリバリーですら1090円だったし、店舗でも950円。とにかく高コスパに腹いっぱいにしたいなら、こいつ一択だろう。


・パスタ

最後はパスタだ! これはデリバリーに無かったため、店舗にやってきた。


届いたのがこちら。


サイゼと比べ、麺は太め。モッチリしている。


底にはキャベツが仕込まれている。


非常にキッズ受けしそうな濃い味付けで、食べ応えがある! 個人的な理想を言えば、キャベツの分も全て麺にして究極にデブ御用達な仕様にしてほしかったが、キャベツのおかげで比較的万人向けな体裁が保たれているのも確か。

ボリューム的には、うどんに次いで2番手と言ったところか。ちなみにノーマルの「濃厚ミートソース」は800円なので、950円な「富士山大盛りミートソース」のコスパは異次元だ。

そんな感じで、ガストの超ボリューム系「がっつりごはん」シリーズ3種。制覇したところ、ボリュームで最強は、まさかの うどん だと発覚!

食べる前はいかにもなカレーがぶっちぎりそうだったが、これは意外な結果だ。何にせよ、共通しているのは、コスパ的に強いということ。食いしん坊たち、この冬はガストが熱いぞ!

参考リンク:ガスト
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.