ローソンのおにぎりコーナーに「三ツ星カップ食堂」なるカップ食品が並んでいる。調べたところ、全国のコンビニエンスストアで販売しているそうだ。しかし、うちの近所ではローソン以外で見かけたことはない。ラインアップはもつ鍋・牛すじ煮込み・芋煮・おでん……

そして、最近新たに加わったのが「豚の角煮」である。実はこのシリーズ、賞味期限が3カ月以上もあって常温保存可能なので非常食としても人気。しかもけっこう美味しいのだ。豚の角煮は2023年7月に発売された新商品らしい。試しに買ってみたぞ!

・三ツ星カップ食堂の安定感

コロナ禍でコンビニから「おでんコーナー」が消えてしまった。その代わりに登場したのが三ツ星カップ食堂シリーズ。数カ月前に購入した「博多風もつ鍋」も美味しかったので、新登場の「豚の角煮」にも期待が持てる。

ちなみに価格は470円とチト高い。もうちょい安かったら一気にブレイクしそうな気もするが、美味しさと便利さを掛け合わせたらどうしても400円前後の価格になるのだろう。1食分食べ切りサイズで持ち運びも楽。アウトドア用食品としても人気なのだとか。

とにかく、コンビニおでんと同じくらい手軽に美味しい豚の角煮が食べられるのは嬉しい。長時間煮込まなくても、電子レンジ600Wでたったの1分20秒。あっという間に……

出来上がりである。


・そのまま食べられる

んで、カップのまま食べられるから洗い物も出ない。一応、今回は中身を確認するために器によそうと……角煮だけではないことが分かるだろう。大根、うずらの卵も入っている。そこそこ食べ応えがありそうだ。

醤油ベースに国産かつお節の旨味を加え、生姜をほんのり効かせたつゆでじっくり煮込んだ豚の角煮。箸でスッと切れるほど柔らかくてほろほろ……やはりウマい

口の中でほろほろと溶けていくが、後味が濃厚でしっかり満足感がある。お酒にも白飯にも合うだろう。

さらに醤油と豚肉の旨味がよく染みた大根。うずらの卵にもしっかり色が染みている。見た目どおりの味。絶妙な濃さがたまらない。ただクオリティが高い分、もう少し食べたくなってしまう。本来ならおかずの主役として白飯でガッツリ食べたいところ。


・ストック用にも

予想通り、シンプルにウマかった。いざという時に三ツ星カップ食堂シリーズがあったら正直テンションが上がってしまう。定期的に消費・買い足しを繰り返しながら非常時に備えるローリングストック用にもオススメとのこと……いや、あったら食べてしまうぞこれは。マジで。

というわけで、仕事帰りのコンビニで見つけたらぜひ。おでんの代わりになる手軽で美味しいおつまみだと思います。かなりの優等生でした。


参考リンク:三ツ星カップ食堂
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]