はい、ネタ商品。一目見たそのときにビビビッと直感が働いた。なにしろ売られていたのは餃子味のソーセージ。読んでそのままなのだが、聞いたこともないし味を考えても奇をてらう系だなと思ったのだ。
見た目はソーセージで中身は餃子。そんなのコナンくんじゃあるまいし……とナメていたところ、なかなかどうしてウマかったのでお伝えしたい。意外にも相性よかったんだなぁ、これが!
・日本一の直売所で発見
餃子味のソーセージを見つけたのは、福岡県糸島市の「伊都菜彩(いとさいさい)」を訪れたときのこと。ここは海の幸だけでなく山の幸も数多く取り扱っているJA農畜産物直売所で、なんとレジ通過数はJAグループ直売所で日本一を誇る。
それだけにどれもこれも置いてあるものは新鮮で外す方が難しい優良店なのだが、さすがに餃子味のソーセージとなると話は別。あまりいいイメージが湧かないし、610円とそこそこいいお値段がするのもちょっと手が出にくい。
ちなみに商品の原材料は餃子味とあって餃子そのもの。はたしてこれらがソーセージの中に入ってどんな化学反応を起こしているのだろうか。正直、この時はまだダメな未来しか予想できていなかった。
・逆襲の餃子味ソーセージ
せっかくなので購入して帰宅。改めて見ても「これに610円かぁ〜」と完全にナメていたが、ここから餃子味のソーセージは一気に巻き返してきた。というのも……
生ソーセージで新鮮なことに加え……
しっかり茹でて食べてみると……
_人人人人人人人人人人人_
> 肉汁爆弾でウメェ……!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
コレ……マジのマジで餃子である。一言でいうなら「脳がバグる」だろうか。見た目はソーセージで当然噛む瞬間もソーセージ。……しかし……だがしかし!
中身が口の中に滑り込んでくると、近年勢力を拡大している肉汁系餃子に負けず劣らずの肉汁スプラッシュで猛攻を仕掛けてきた。一にも二にも肉汁。まるでジャンクの極みに到達したかのような感覚で、一気にバグバグ食べてしまった。これはよき!!
そして肉汁にソーセージのパリッとした食感も合わされば最高としか言いようがない。計算されて作られているのがよく分かるし、これならご飯とはもちろん、お酒のツマミとしても相当優秀。好きな人は相当ぶっ刺さるに違いない。
そうそう、ソーセージは生だけにしっかり熱を通さないとお腹がぶっ壊れてしまうため、そのあたりは十分気をつけていただきたい。
・他にも餃子ソーセージは存在する
なお、餃子味のソーセージは珍しいのか気になってググってみたところ、少ないながらも通販で売られているものもあった。それから驚くべきことに、中には自分で作っちゃう人もいるようだ。
なぜ作ろうと思ったのかは不明だが、想像以上に相性がよかった餃子味とソーセージ。何事もチャレンジだと教えられたような気がする一品だった。餃子とソーセージ好きな人は見つけたら迷わず食べてみてくれ!