ホリエモンこと、堀江貴文氏が発案したことで知られるエンタメパン屋「小麦の奴隷」(株式会社こむぎの)が、2023年7月15日、東京・浅草に新店舗をプレオープン(グランドオープン8月1日)した。
このお店は看板商品の「ザックザクカレーパン」と共に、他のお店にない変わった商品の販売も行っている。それはトッピングを自分で選べるという「カスタムカレーパン」だ。
カレーパンをカスタムってどういうことなの!? 気になったので実際に利用してみた。
・トッピングを選べるカレーパン
小麦の奴隷はフランチャイズ開始から約2年半で、全国に104店舗を展開するに至っている。今後さらに40店舗近くオープンする予定とのこと。しかし現在(2023年7月)都内には自由が丘店しかない。一時、アチコチにお店があった気がしてたんだけどなあ。いつの間に1店舗に……。
花やしきのすぐそばに誕生した浅草店は、ひょっとすると東京での店舗展開を再スタートさせる位置づけなのかもしれない。
というのは、このお店は「新業態のカレーパン専門店1号店」と称されているからだ。もちろん、お店を象徴するザックザクカレーパン(税込290円)の販売も行っている。表面にクルトンを貼り付けて揚げた、食感が印象的なカレーパンだ。
一方のカスタムカレーパンはカレーパンベース(税込350円)に、好みのトッピングを入れることができるのだとか。
トッピングは、モッツァレラチーズ・うずらの卵・ベーコン・ハラペーニョ・柴漬け・ほうれん草の計6種類。この中から最大3つを選べる。同じモノを3つ入れることも可能とのこと。
それからコンディメント(調味料)にブラックペッパー・マヨネーズ・マスタード・チェダーチーズ・一味・山椒・パルメジャーノチーズが用意されている。これをセルフでトッピングすることもできるので、かなり自由度が高いと言えるだろう。
カレーパンをカスタムしたことがないのでアレンジ幅の広さに戸惑ってしまう。どう選んだら良いのやら……。
今回、私(佐藤)はモッツァレラ(税込150円)・ベーコン(税込100円)・柴漬け(税込50円)を選んだ。最近ホリエモンが訪問した際に、同じトッピングを選んだらしい。嬉しいな、ホリエモンとは気が合いそうだ。
そしてセルフトッピングにチェダーチーズをかけた “俺” カレーパンがコレです。
注文から受け取りまで約10分。注文ごとに揚げているので多少時間はかかるけど、待つだけの価値はあると思う。好きにトッピングを選べるからね。
ザックザクのように表面にクルトンはなく、厚みもない。細長いアジフライに見えなくもないな。
でね、これトッピングなしでも普通に美味いんですよ。仕込みに時間かけたパン生地はもっちりとしていて、揚げることによってその美味しさが引き立っている。カレーソースは味が濃厚で、旨味とコクがしっかりしている。
ベースの味がしっかりしているから、何をトッピングしても合う気がする。柴漬けもヨシ、ベーコンもヨシ、モッツァレラもヨシ。とくに柴漬けみたいに味の強いものの方が相性が良くて美味しく感じられる。
その場でトッピングをチョイスできるカレーパンはかなり斬新。やっぱり「選ぶ」って楽しいよね。都内は2店舗になってしまったけど、このカスタムカレーパンで小麦の奴隷は巻き返しを図れるのか? これからが気になるところだ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 小麦の奴隷 浅草店
住所 東京都台東区浅草2-7-19 高橋ビル101
営業時間 10:30~16:00
2023年7月15日~7月31日 ソフトオープン
2023年8月1日~ グランドオープン
参考リンク:PRTIMES、Instagram @dorei_asakusa
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼この日のホリエモンカスタムは柴漬け・モッツァレラ・ベーコン。「ホリエモンスペシャル」は柴漬け・ハラペーニョ・ほうれん草とのこと