
世界シェア1位の旅行ガイドブック「Lonely Planet(ロンリープラネット)」。海外を旅するバックパッカーには言わずと知れた存在かと思うが、そんなロンリープラネットの特集の中には「Tokyo」もある。インバウンド客が見る東京ってどんなとこなんだろう?
購入してパラパラと見ていたところ新宿の項目で目が留まった。新宿勤務である私(中澤)。言わば、住んでいる街の次くらいには詳しい街だ。だが、グルメを見てみたところド頭から全く知らない店だった。せっかくなので行ってみることにしよう。
・新宿勤務者がオススメするなら
様々なグルメが集まっている新宿。寿司、天ぷら、お好み焼き、そば、カレーなど、なんでもあると言っても過言ではないだろう。ゆえに、シンプルにオススメの店となると人によって違うと言わざるを得ないが、外国人観光客ということを考慮してオススメするなら、やっぱり注文が分かりやすいところが良いかもしれない。
それでいて、ちょっとした雰囲気も味わえてそんなに高くない場所と考えると、思い出横丁の『かめや』は良いだろう。天ぷらそばなので料理的にも喜んでくれそうだし。
次に、世界ではジャパニーズカレーも流行ってるらしいので伊勢丹裏にある『王ろじ』とか。スプーンにへばりつくようなトロみのルウはまさしく日本のカレー。
そんなルウにも負けないザクザクのとんかつが乗ったとん丼には、海外のジャパニーズカレー好きも満足できるかと思う。大正10年から続いていて歴史が感じられるが、庶民食堂なのでそこまで高くはないのもオススメできるポイント。
・嘘やろ
あとは、マジで気取らない日本の普段食をご所望なら、駅前の『スシロー』、歌舞伎町の『いわもとQ』、東新宿の『やよい軒』、西口方面にある『よもだそば』とかチェーンも良いだろう。
と、私がパッと思いついたのはこの辺りだったのだが、ロンリープラネットのド頭でオススメされていた店はそのどれとも違った。いや、店は星の数ほどあるわけだからただ店が違うのなら全然ありえる。私が衝撃を受けたのは……
場所が代々木なこと。
渋谷区やないかーーーーい!
嘘やろ……。確かに、よく見ると特集地域には「SHINJUKU&NORTHWEST TOKYO」と書かれているが、別の項目で渋谷もあるのだ。地理で言うと、代々木は微妙な位置ではあるが、それよりも1発目で新宿駅を離れることになったのが衝撃であった。軽くダーツの旅で飛ばされたみたいな気分である。ド頭からそこっスか!?
・メニューに衝撃
だが、衝撃はそれだけに収まらなかった。ロンリープラネットに連れてこられた代々木の店は、取り扱う料理も想定とは全く違うものだったのである。っていうか、こんな専門店あったんだ。私がそう思ったメニューのラインナップとは……
とん汁。
メニューには「辛味噌チゲ豚汁定食(税込み968円)」や「味噌バターコーン豚汁定食(税込み1023円)」などが並んでいる。本当に豚汁なのか? メニュー看板からラーメン屋っぽさすら感じるその店の名は『ごちそうとん汁』である。
どれも具沢山なところは確かにご馳走と言えるが、逆に言うと、私が知ってる感じの豚汁はない。豚汁ってもっと汁メインのイメージだったが、こちらの豚汁は全て具がメインになっている。豚汁においてこんなコペルニクス的転回が起こっていようとは。
・エクストリーム豚汁
ならば私も発想を転換して、むしろこの波に乗っていくべきだろう。そこで「炙りスペアリブ豚汁定食(税込み1030円)」を注文してみたところ……
完全に脇役だ。もはやタレみたいなノリである。しかし、考えてみたらスペアリブも豚。これも確かに豚汁であることには違いないのかもしれない。
そんなスペアリブはホロホロで、お箸でつつくと骨から肉がほろりと外れる。また、別に豚汁っぽいバラ肉も入っていて豚肉パラダイス。これだけ豚肉が入っていると臭いんじゃないかと思ったが、いざ食べてみると豚々しい臭みはない。豚骨ラーメンスープとは違う様子。
・東京でも珍しい専門店
それにしても良いのは味噌の甘みが深いこと。ナチュラルな味の上、みりんみたいなまろやかなコクがあるおかげで、豚汁なのに上品な味にまとまっている。こんな高級感のある豚汁初めて食べた。
ちなみに、味噌は米麹と麦麹が選択でき、私が選んだのは麦味噌。普通の豚汁だったら高く感じそうな価格設定なのだが食べてみたら納得のこだわりを感じたのであった。
ちゃんとウマイだけではなく、仕事帰りにフラッと食べられるような気楽な雰囲気もあるこの店。前述の通り、豚汁の専門店自体が東京でも珍しいもののため、インバウンド客向けにオススメするのが適切かは分からないのだが、とりあえず近所には欲しいぞ。正直、また来たいと思える良店であった。
・今回紹介した店舗の情報
店名 ごちそうとん汁代々木本店
住所 東京都渋谷区代々木1-33-2
営業時間 11:30~22:30
定休日 無休
参考リンク:ごちそうとん汁
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
中澤星児












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