夏になると、我が家のお茶の消費は劇的に増える。1日に沸かす量は7Lにもなり、なかば必然的に安くて美味しい麦茶を常飲している。
よく買っているのは鶴瓶さんが目印の伊藤園の麦茶なのだが、ふとパッケージを眺めていると「麦茶ミルク」という見慣れない単語を発見した。
えっ! 麦茶に砂糖と牛乳を入れるなんて気持ち悪くない!? 一瞬ギョッとしたが、メーカー推奨レシピとなると試さずにいられなくなってしまった……!
・麦茶ミルクの材料
麦茶ミルクの材料は下記の通り。
・麦茶 1パック
・水 250ml
・砂糖 大さじ一杯
・牛乳 200ml前後
とにかくシンプルで安価。誰でも簡単に作れることがこのレシピのメリットだろう。
牛乳は麦茶と同量ということだが、個人的には少なめにした方が濃くて好みに合っている。作りながら調整していくのがよいかもしれないな。
・麦茶ミルクの作り方
①鍋に水を入れて沸騰させ、麦茶パックを入れて10分ほど煮出す
10分ほど経つとこんな感じ。いつもの麦茶の何倍も色が濃く、まるでコーヒーのようだ。
②出来上がった麦茶に砂糖を入れ、よく混ぜる
③氷を入れたグラスに麦茶と牛乳を1:1で混ぜたら出来上がり!
調理時間はわずか12分ほど。慣れれば目分量で作れるので、洗い物は鍋ひとつになるぞ!
・軽やかなカフェオレ風
麦茶ミルクの見た目は、牛乳多めのカフェオレといった雰囲気。
ぱっと見はそれほどマズくはなさそう。ちょっと勇気がいるけど、エイッ!
──ひと口飲んだ瞬間驚いた。コレはヤバいほど旨い!
例えるならば、苦みと重厚さを取り除いた 優しく軽やかなカフェオレというべきだろうか。
麦茶の香ばしさが牛乳とマッチしていて飲みやすく、後味も非常にサッパリとしている。ノンカフェインのため、コーヒーが飲めない子供はもちろん 夜寝る前のお供にだって最適である。
真夏の暑い時期でもグビグビ飲めちゃう美味しさ……なのに、どうしてコレがペットボトル飲料として売られていなんだろう? マジで不思議になるほど美味しいのだ。
実際に試してみるまでは「甘い麦茶なんて気持ち悪そう」とばかり思っていたが、完全に筆者の偏見であった。
伊藤園がおすすめしてくれなければ、麦茶ミルクを試すことはなかっただろうな。
そう考えると アレンジレシピを掲載してくれた伊藤園に超・感謝をすると同時に、この美味しさをたくさんの方に知ってほしいと強く願ってしまうのだ。
なお、ダイエット中の筆者は砂糖をラカントに置き換えて作ることにハマっている。
ラカントとはウリ科の植物「羅漢果(ラカンカ)」のエキスと、トウモロコシ由来のブドウ糖から作られる「エリスリトール」から作られた甘味料。糖質・カロリーがゼロなので、体形が気になる方でも安心して麦茶ミルクを楽しめるぞ!
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
▼掲載されていたアレンジレシピは3種類。ちょい足し麦茶も試してみたが、美味しくて目から鱗(うろこ)だった!