株式会社NTT QONOQ(コノキュー)が提供する『XR City』は、リアルとデジタルが融合した新感覚の街あそびアプリである。「デジタル」という単語を聞くだけで体が拒否反応を示すという方もおられるかと思うが、安心してください! 私にも使えましたよ。

様々なコンテンツを提供する『XR City』の中でも、LOST ANIMAL PLANET(ロストアニマル プラネット)』というのが最近スゴイらしい。聞けば「絶滅した古生物や危険生物がリアルに蘇る」とのことだ……なるほど。

「蘇った生物をどうするか」については、今回私が体を張って確かめてみることにする。

・地球、いつのまにかピンチに

地球は現在、6度目の大絶滅を迎えようとしている(というコンテンツ内の設定)。ピンチの地球を救うため、プレイヤーは古代の絶滅動物を復活させる冒険に出る……というのが、『LOST ANIMAL PLANET』の超ざっくりとしたコンセプトだ。そういえば子供のころ、異常に恐竜に詳しい子がクラスに何人かいたよなァ……

……とか思い出していたところ、なんと令和の現在も子供たちの間では絶滅生物が流行っているのだそうな。誰も本物を見たことがないのに、これほど人気が根強いってスゴイよね〜。

実は『LOST ANIMAL PLANET』、そんな “絶滅生物好きの子供がそのまま成長した大人” こと芝原暁彦先生(古生物研究の第一人者)が監修したコンテンツなのである。化石を持ってニヤリとお笑いになる芝原先生。期待と好感しか持てない。


・その発想はなかった

LOST ANIMAL PLANET』の遊び方は、まず『XR City』アプリをダウンロード。あとはアプリが自動で位置情報を捉えてくれるので、即座にスマホのカメラ機能で現実のフィールドを探索開始……という簡単仕様だ。無料なのでお子さん用にも安心。

そこからはフィールド上に埋まった化石を探す。化石を「発掘」「収集」できるというシステムそのものが化石発掘ゲームとして成立しているのだが、さらにスゴイのは化石を指定の数集めると「復元」できるところだ。


するとなんと、化石の生物を「復活」できちゃうのである!


復活させた生物は『もちかえりコンテンツ』というシステムで、いつでもどこでも呼び出すことが可能。正直あんまイメージがわかないので、とりあえず実践してみたい。


・会社が白亜紀に

化石を集めた私は、さっそく化石を会社で復活させてみた。すると……


引くほどリアルなヤツ出たーーーー!!!

 


なお登場する古生物は日替わりと特定のスポットにしか現れないものがいる。現在17種類の動物をゲットすることが可能で、今後も拡大予定とのことである。復活させた生物はコレクションとして保存されるしくみだ。

誰もが知ってる有名な恐竜をはじめ、「オットイア」「ハルキゲニア」といったツウ好みの個体もラインナップ。古生物ファンは子供も大人もコレクション好きと相場が決まっているので、これはたまらんだろう。


わ、危ない!! ぶつかる!

 



キャッ! 食べられちゃ〜〜〜う!

 


……とかやってる撮影現場は意外とシュールだが、うまくすればナイスな恐竜写真が激写できるはずだ!


GW期間(4月29日~5日7日)は『黄金の絶滅動物AR体験!』と題したイベントが開催される。毎日変わる日替わり動物のほか、特定のスポットにだけ登場する特定動物の金色バージョンも登場する模様だ。場所は東京ドームシティ、新宿サザンテラス、バンテリンドームナゴヤなど随時拡大予定とのこと。

さらに! 期間中は『LOST ANIMAL PLANETで遊ぼう@東京ドームシティ』なるイベントも同時開催(5月3日~5月5日)。東京ドームシティ内の特設ブースで『LOST ANIMAL PLANET』を遊ぶと、もれなく『限定生物図鑑カード』がもらえるぞ。GWは絶滅生物を探しに街へ出よう!

参考リンク:LOST ANIMAL PLANETアプリ
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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