
今年の4月から働き始めている新社会人の皆さん! 少しは生活に慣れただろうか? きっと想像と違うことが多く戸惑っていることだろう。私(佐藤)にも経験がある。何をやっても上手くいかず、事あるごとに人と衝突。大人たちからはあらゆる考えが否定されるようなことが多々あった。ありすぎた……。
それでも自分の「好き」という感覚を信じて、自分を貫いてほしい。否応なしに反対されたり、過剰に心配されることがあったとしても、貫いてほしい。
当編集部のメンバーのささやかな体験談を踏まえつつ、新社会人の皆さんにエールを送りたい。
・こんな時代だから
新社会人の皆さんは、社会に出たばかりでこの先どうなるのか不安で仕方がないかもしれない。私が20代だった頃(1990年代)と比べると、ずいぶん生きづらい世の中になったと言わざるを得ない。終身雇用は神話と化し、以前とは比べ物にならないほどモノの値段が高くなり、生活そのものが厳しくなった。
そんな状況下で、好きを貫くのは難しいことかもしれない。しかしこんな時代だからこそ、自分の好きを貫いてほしい。どうせ働くなら、その好きに少しでも近い方が、多少の苦難も乗り越えられるはずだからだ。
実際にまわりの反対や心配を押し切って「好き」を貫く、当編集部メンバーの実体験をそれぞれのコメントで紹介しよう。
■佐藤「物書きになること」
私は高校生の時から「作家になりたい」と言っていた。まだ路なかばではあるが、その思いは潰(つい)えることなく、現在に至っている。
実業高校出の私は当時、就職先を決めずに高校を卒業している。就職率の高さが学校の評価の1つだったので、周り(先生や同級生)には「とりあえず就職しとけ」とずいぶん勧められた。しかし結局企業面接さえ受けることはなかった。ある同級生に「お前は自由でいいな」と言われたことが鮮明に記憶に残っている。
こうして記事を書く仕事に就けたのも、その時の想いのおかげだ。周りに合わせていたら、多分、今の私はここにいない。
■あひるねこ「めっちゃ遊ぶ」
飲みに行きまくったりライブに行きまくったりすると、たまに「お金もったいなくない?」みたいな目で見られることがあるが、ハッキリ言おう。行けるうちにひたすら行っておけと。
私は割と最近までこういう生活をしていたが、子供が生まれたことで、特にライブには一切行けなくなってしまった。しかし意外なことに、そこまで辛くはない。なぜなら「もう散々行った」という満足感が自分の中にあるからだ。遊べる時にひたすら遊んでおくことは、実は人生において非常に重要なんじゃないかと思う。
■原田たかし「スポーツジム通い」
どんどん増えていく体重に危機感を覚え、20代後半からスポーツジム通いするようになった。はじめは「どうせ行かなくなるからお金の無駄」と周囲から言われてたが、今じゃ10年以上も通っており欠かせないルーティンになっている。
結果として体重は増え続けているものの、通っていなかったらきっと私はデブまっしぐらだったことだろう。そうそう、お風呂がついているジムだと銭湯気分で通えて家の水道代が安くなるからオススメ!
■GO羽鳥「バイトとバイク」
小学校時代から漫画家を目指したり、中2の時にキックボクシングを習い始めたり (高1でやめたけど)、たいていのことは反対しなかった母が唯一「ダメだよ!」と反対していたのがアルバイトとバイク。
でも高1の時、母の反対を一度に両方ぶっちぎり、勝手に原付の免許を取得し、その足で蕎麦屋の出前のアルバイトの面接に向かい、翌日から働き始めた。
最初は道を覚えられなくて若旦那にブン殴られたりしたが、数日で仕事にも慣れ、いろいろな経験や料理スキルを身につけることもでき、結果的には調理師にもなれた。
自分のやりたいことは、誰がなんと言おうとやるべき。
■P.K.サンジュン「ポケモンGO」
自分で言うのは何だが、今でもめちゃめちゃ「ポケモンGO」をやっている。子供の頃は漠然と「大人はゲームなんかしない」と思っていたが、実際のところはしてるよねぇ~!
まあ特に反対もされてはいないが、「ポケモンGO」のおかげで海外にもよく出かけるし友達もできた。娘ともポケモンの話にはよくなる。「ポケモンGO」を薦めるワケじゃないけれど、夢中になれる趣味があるってのはいいことだと思うよ!!
■砂子間正貫「サーカス団に入団」
同級生の中ではひと足先に、大学3年の夏前から就職活動に真面目に取り組んでいたので複数社から内定をもらっていたのだが、たまたま「サーカス団員」の求人を見つけて謎のスイッチが入り……ほぼ勢いだけでサーカスに入団することに。
さすがに友人たちも猛反対。卒業式では「この中にサーカス団員になる生徒がいる」と教授のネタにまでされた。それでも未知の世界に飛び込んで良かった。最高だったのだ。
つまり自分だけの「謎のスイッチ」は信じてもいいと思う。そのスイッチのせいでロケットニュースにいるしサハラ砂漠でラクダを引いている。
■和才雄一郎「海外旅行」
反対されるってほどじゃないけれど、海外旅行に行くと言うと毎回親に心配される。「そこの治安は大丈夫か?」という感じで。なので私はいつも「いやいや、うちの地元も893が多くて治安的に結構アレやで」と言うと、親は「まぁそうか」と納得してくれる。
なお、今のところ「行って後悔した国」は1つもない。ちょっぴり危ない目にあったことはあるものの、結果的に全てが良い経験になっている。
■中澤星児「ミュージシャンでプロになりたい」
ギターを手に持った中学生の頃からなりたいものなんて1つしかない。上京したのも当時、地元でバンドメンバーが集まらなかったから。そんな感じだから、当然親は当日の出る間際まで猛反対。最終的には無視して出てくるしかなかった。
東京に出てきてメンバーが集まらなかったのは場所のせいではなかったんじゃないかとか色んなことを思い知ったし、今も夢は叶ってない。振り返ると、あの時の親の言ったことも分かる。これが良かったなんてとても言えない。
ただ、あの時出てこなかったら、バンドをやってなかったら、ロケットニュース24の記者にはなってなかっただろうな。というわけで、今に繋がっていることだけは確実である。別にまだ諦めてないけど。
■御花畑マリコ「小沢健二のファン」
25年ほど小沢健二……というか渋谷系音楽全般のファンである。2000年代は渋谷系(死語)などと書かれ、終わったブームだと思われ、小沢健二はほとんど音沙汰がない状態に……。
一時期は「オザケンってあれでしょ? 子猫ちゃ~んとか言う変な人。まだ好きなの!?」などと言われる始末。誰にも反対されやしないけど、好きな音楽を流行遅れと言われる屈辱感たるや……。
そんななか、2010年に小沢健二が14年ぶりに奇跡の復活。盟友・岡崎京子の『リバーズ・エッジ』映画化では、待ち続けたファンへの手紙のような『アルペジオ』という曲を出した(昔の小沢健二からは考えられなかった)。
長年、ファンでい続けたからこそ見える景色があるし、同じ曲も時を経てまた違う意味を持ち、勇気や希望を与えてくれることがある。というわけで、好きなものはずっと好きでいつづけるべし。
■Yoshio「ロケットニュース24」
2008年にロケットニュース24をスタートする前、(サイトを立ち上げることについて)多くの人に相談をしていたのだけど、実はその時代も『Gigazine』や『Gizmode』など多くのブログメディアがすでにあって、みんなからは「すでに乱立しているから成功するのは難しいかも」とアドバイスをもらっていました。
それでも、その時は「なんかいけそうな気がする」と根拠もなくスタート。今年でスタートから15周年になるけど、逆にやっていて良かったなぁと。
──以上。編集部メンバーのコメントはこんなところだが、いかがだろうか。私が思うに、人生に正しいものなんてない。唯一、たしかなものがあるとするなら、自分の「好き」という感覚だけだ。人にまで自分の好きをわかってもらう必要はない。自分の好きを信じて貫いてほしい。
少々無責任に言うけど、なんとかなる! くじけずにがんばってください。
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
佐藤英典










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