きのう、郵便局に行って、現金書留用の封筒を買った。「21円です」。ウン。たしかそんなもんだったな……と手渡された封筒を見て、私は思わず「これ、現金書留用の封筒ですよね?」と聞き返してしまった。
なぜならば、手渡された現金書留用封筒は、私の知っている現金書留用封筒とは違うものだったからだ。しかし郵便局の人は言った。「はい、そちらが現金書留用の封筒になります」と。そ、そんなバカな。だって……
「中ふた」がない!!!!!!!!!!!!!!
あの「封筒イン封筒」みたいな構造の、中ふたをノリで貼り付けてから、下ふたを貼って、最後に上ふたをノリ付けして、さらに最後の最後に3箇所ハンコを押す……という、あのクソめんどくさい現金書留ではなくなっていたのである!
「あの、これ、中ふたが無い……」
「はい、なくなったんです」
「え? では、この中にお金を……」
「はい、そのまま入れていただいて結構です」
い、いつのまにリニューアルしたんだ! もう、あの「フタ&フタ&フタ」をしなくても良いだなんて、一体全体、いつそんなレボリューション(革命)が起きていたんだ!? もしやこれはスクープの予感……!!
──と思って調べてみると、なんと約2年前の2021年5月19日に仕様変更されていたことが判明。そ、そうだったのか……。知らんかった……。
ちなみに新式のほうは、住所等の記入欄が拡大、封筒の紙質もゴワゴワした強めのものになっているほか、ハンコをポチポチ押す箇所も3箇所から2箇所へと変更されている。価格は先述の通り21円だ。
参考リンク:郵便局「現金書留用封筒の仕様変更」
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24