やあ、ポケモンGOトレーナーのみんな! ホウエンツアーはどうだったかな? お兄さんは5万8781歩も歩いてたみたいだから、足がカッチカチ!! 一晩明けた今でも体から疲れが抜けてないよ! 事前に今日を休みにしてた人を僕は尊敬する!!
それはさておき、この記事では『ホウエンツアー大総括スペシャル』と題して、冬のビッグイベント「ホウエンツアー」を改めて振り返ってみたい。良いところも悪いところもあったホウエンツアーだが、みんなはどんな思い出が出来ただろうか?
・GOツアーの呪い
夏の「GOフェス」と並ぶポケモンGO年間最大級のビッグイベント、それが「GOツアー」である。2021年の「カントーツアー」を皮切りに今年で3回目の開催となるGOツアーだが「GOツアーは呪われている」と言っても過言ではないほど、過去2回のGOツアーは問題だらけのイベントであった。
記念すべき第1回の「カントーツアー」では「チケットを購入していないのに色違いミュウが捕れちゃった問題」で大炎上したかと思えば、第2回の「ジョウトツアー」では「サニーゴの悪夢」で再び炎上。特にジョウトツアーでは「道具のサイレント値上げ」にブチギレた方も少なくなかったハズだ。
そういう意味で「ホウエンツアー」でも何かしらの呪いが発動するかと思いきや、結果的には「特に何事もなく終わった」と申し上げていいハズ。……いや、2日間かつ無料開催であったことを思えば「かつてないほど優良イベントだった」と言い切っていいのではなかろうか?
・お披露目会だと思えば
もちろん「全然色違いが出なかった!」と悔し涙を流したトレーナーも大勢いることは承知している。……が「GOフェスは色違い祭り、ツアーはお披露目会」の格言がある通り、そもそもツアーはバカバカ色違いが出るイベントではない。GOツアーも今年で3回目の開催である。トレーナー側もそろそろ学ぼうぜ?
とはいえ、全部が全部完璧だったかと言われれば「残念な点もあった」というのが正直なところ。以下でホウエンツアーの「良かったところ」と「残念だったところ」を振り返ってみたい。
・良かったところ1「10kmタマゴがドロップしやすくなるボーナス」
ホウエンツアーの大目玉、それぞれ色違いの「コータス」「トロピウス」「ジーランス」を求めてタマゴ割りに励んだトレーナーは多かったハズ。それを後押しした「10kmタマゴがドロップしやすくなるボーナス」はかなり有能なボーナスであった。
それは歴史に残る「サニーゴの悲劇」を比較すると一目瞭然。タマゴなら野生を邪魔することはないため、捕獲に専念できたことは非常に大きかった。また10kmタマゴにハズレ枠が設けられていなかったことも、良心的だったのではないだろうか?
さらに昨年の「ジョウトツアー」でトレーナーたちを激怒させた「道具のサイレント値上げ」が無かった点は「学んでおるな」と率直に評価したい。値下げしろとは言わない、その辺りは普通にやってくれればいいのだ。
・良かったところ2「これといった障害がなかった」
これを言うとちょっと寂しい気持ちにならなくもないが、特に通信障害もなく2日間を終えたことはあたり前だけど素晴らしかった点である。前週のラスベガスでは大規模な通信障害が発生していたため「グローバルも大丈夫かよ?」なんて思っていたが、通信障害のストレスが無かったことは大変良かった。
・良かったところ3「それなりに色違いが出やすかった?」
昨年同様、特に「色違いが出やすいです!」というアナウンスはなかったものの、結果的には「例年くらいは出やすかった」と申し上げていいだろう。もちろん成果には個人差があるだろうが、それでも「普段よりは出た」と感じたトレーナーが大半ではなかろうか? お披露目会の割には出た、と言っていい。
・良かったところ4「ラスベガスのおかげで予想が立てやすかった」
これはメディア的な視点になってしまうが、1週間前にラスベガスでホウエンツアーが行われたため、グローバルのホウエンツアーでもかなり精度が高い情報をお届けできたと自負している。現地開催のGOツアーは初の試みであったが、攻略情報に関しては良い相乗効果があったのはないだろうか?
・残念だったところ1「事前アナウンスの不備」
イベント本番は特に残念だった点は無かったが、イベント前日までは「カオスの様相を呈していた」と言っていい。こちらに関しては「カントーやジョウトよりも荒れていたホウエンツアー」として記憶に刻み込まれることだろう。
要するに目玉の「コータス・トロピウス・ジーランスがどのように出現するか?」で情報が錯綜しまくったワケだが、もとをただせば「公式発表の書き方が紛らわしかったこと」から始まっていると申し上げざるを得ない。
言語をまたぐためある程度の意訳は仕方ないにせよ、本番は素晴らしい内容だったため事前にケチがついたことは勿体なかった。今後は可能な限りのアップデートを期待したいところだ。
「公式の書き方が紛らわしかった」ことから始まり「各メディアのスタンスの違い」で情報が入り乱れ「トレーナーたちが信じたいことを信じようとする」ことでカオスに突入したホウエンツアーを俺は忘れない。
とまあ、結果的にグローバルのホウエンツアー自体はかなりの優良イベントだったので「3年目にしてようやくGOツアーの呪いが解けた」と言っていいだろう。1年後(?)のシンオウツアーも今回と同じくらい素晴らしいイベントでありますように。
というわけで、充実の内容だったホウエンツアー。そして3月1日からポケモンGOは新シーズンに突入する。果たして新シーズンは何が待ち受けているのだろうか? たぶん開催されるGOフェスも楽しみや! それではトレーナー諸君の健闘を祈る!!
参考リンク:ポケモンGO公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:c2023 Niantic, Inc. c2023 Pokemon. c1995-2023 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)
▼自画自賛するようですが、これ名言だと思います。
今回の情報の錯乱は「公式の書き方が紛らわしかった」ことから始まり「各メディアのスタンスの違い」で情報が入り乱れ「トレーナーたちが信じたいことを信じようとする」ことでカオスに突入したって感じですな。これもいい思い出になりそうです、ホウエンツアー。(サンジュン) pic.twitter.com/4cykCpsG8C
— ポケモンGO部@ロケットニュース24 (@rocketnews24go) February 24, 2023
▼捕れ高の結果はこちら!
今日は色違い15! ピカが出たからまあOK。良ければみなさんも教えてください‼︎(サンジュン) pic.twitter.com/GLXtqrwuuf
— ポケモンGO部@ロケットニュース24 (@rocketnews24go) February 26, 2023