東京の定番みやげの1つ、「東京ばな奈」(販売元:株式会社グレープストーン)は、2022年12月8日東京駅一番街に旗艦店「東京ばな奈s(トウキョーバナナーズ)」をオープンした。
このお店で、店舗限定商品の「伝説のカレーパン」を販売しているという。東京ばな奈のカレーパンだと!? 一体、どんな味なのだろうか? 気になるので、オープン初日に買いに行ってみたぞ!
・東京ばな奈のカレーパン
お店はJR東京駅八重洲中央改札口を出てすぐのところ。東京おかしランド(12月15日リニューアルオープン予定)の向かいにある。
オープン初日にも関わらず、レジにはお土産を買い求める人で長い列ができていた。9時にオープンしたばかりで行列ができるとは、さすが東京ばな奈である。ブランドの認知度、高し!
ここの目玉はなんといってもカレーパンだろう。今のところ(2022年12月)、全国でもここでしか手に入らない激レア商品だから、買わない手はない。
実は今から20年前、2002年に東京・丸の内1丁目でカレーパンを販売しており、1日2000個を売り上げるほどの人気ぶりだったという。新たに改良を加えて、この度復活を遂げたのである。
・お土産に最適!
販売しているのは「伝説のカレーパン」(税込356円)と「クリームあんドーナツ」(税込324円)の2種類。
箱詰めの商品も用意されているので、持ち運びも安心。お土産に最適!
今回購入したのは、カレーパンとあんドーナツがそれぞれ3個ずつ入った6個セット(税込2040円)だ。
消費期限は購入日なので、お買い求めの際は要注意。日持ちしないぞ。
色が濃い方がカレーパン、薄い方があんドーナツだ。
どちらも軽く温めると良いらしい。予熱したオーブントースターで1個約2~3分を目安に加熱し、取り出したら2分程度放置して冷ますと、表面がカリカリに仕上がって美味しくなるとのこと。
・スイーツとしてのカレーパン
まずは「伝説」と呼ばれるカレーパンから食べてみよう。衣には「フィアンティーヌ」を用いているそうだ。これはクレープ生地を薄く伸ばして焼き上げたもので、衣につけることによってサクサクとした食感を演出している。
カレーにバナナピューレを加えているので甘口に仕上がっており、総菜パンというより菓子パンに近い印象を受ける。洋菓子職人がカレーパンを作ると、スイーツに仕上がる点がとても興味深い。この意外性が受けて、1日2000個を売る伝説を作り上げたのではないだろうか。
そしてこちらがクリームあんドーナツ。カレーパンと同じく、衣にフィアンティーヌを使っている。
中にはあんこがたっぷりと詰まっていて、カスタードクリームの滑らかな舌触りが美味しさを引き立てている。ほのかに香るバナナの風味が心地よい。
この商品、人気が沸騰する予感がするぞ。東京駅を利用する際には、ぜひチェックして頂きたい。手土産にもきっと喜ばれるだろう。
・今回訪問した店舗の情報
店名 東京ばな奈s(トウキョーバナナ―ズ)
住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 (JR東京駅八重洲中央改札口を出てすぐ)
時間 9:00~21:00(※年末年始は時間が変更になる場合があります)
参考リンク:東京ばな奈ワールド
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]