ワークマンで「滑りに強いビジネスでも履ける一足」なるシューズを1900円で購入した。簡単にいえば、ツルツルの路面でも安定して歩ける靴なのだが、どこかで見たことのあるようなキレイ目なデザインも相まって「毎日履きたくなる」と評判の大人気商品だという。
オンラインショップでも売っていて、ユーザーからの評価は4.4と上々。レビューをまとめると「雨の日でも歩きやすい」「どんな服にも合わせやすい」とのこと。さっそく履いてみたり、シューズを画像検索したりしてみたのだが……衝撃の連続だったので報告したい。
・ファイングリップアーバン
ワークマンの「ファイングリップアーバン」は、白・黒の2種類でサイズは24.5〜28センチ。雨の日でも滑りにくい「ファイングリップソール」を搭載している男女兼用の高機能シューズである。なんでも厨房靴の技術を応用した “すべらないシューズ” らしい。
厨房靴(コックシューズ)は、その名のとおり厨房内で働く人のために考えられたシューズだ。油や水に強いのはもちろん、長時間履いても疲れにくいという。
ファイングリップアーバンの靴底もまさに水回りで威力を発揮するのが特徴である。調べたところ、アッパー(靴底以外の上の部分)もPU素材・撥水糸を使用しているから水に強いらしい。なるほど、雨の日でも問題なく履けるだろう。
さらに車の運転がしやすいように「かかと巻き上げソール」を採用したそうだ。てか、たまに見かける「かかと巻き上げタイプ」はそういう意味があったのか……全然知らなかった。
・画像検索してみた
次に見た目。かなりスタイリッシュで “ワークな雰囲気” が感じられない。細身のシルエットでとても上品だ。それにしてもどこかで見たことがあるような気がする……というわけで、撮影した写真を画像検索してみることに。
すると……
同商品の他に、約10倍の価格のシューズがヒット……どうやらフランスの老舗ブランド、パトリック(PATRICK)のスニーカーに似ているらしい。他にもアディダスのスニーカーがヒットしていた。とにかく1900円とは思えない高級感が漂っているのだろう。
実際に履いてみると「滑らない」ということよりも、クッション性があって歩きやすいことに驚いた。また、土踏まず部分が盛り上がっていて快適である。ただサイズは少し小さめなので、0.5〜1センチくらいサイズアップした方がいいかも。試し履きをして選んでほしい。
もちろん雨の中でも余裕。軽くて柔らかいから気持ちよく歩けるし、洗練された大人の雰囲気漂うデザインが良い意味でワークマンっぽくない(ロゴもない)ので人気があるのも納得。1900円だから履き潰してリピートしてはどうだろうか。仕事用にも使えそうだぞ。
オンラインではほとんど売り切れているが、店舗在庫を確認できるので気になった方はチェックしてみてくれ。うちの近所の店舗では選び放題だったし、探せばきっと手に入ると思うぞ〜〜!
参考リンク:ワークマン「ファイングリップアーバン」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.