
この時期ちょうど旬を迎えるフルーツに「梨」がある。さほど興味が無い方には無駄な知識かもしれないが、梨には大きく分けて2つ「茶梨(赤梨)」と「青梨」があることをご存じだろうか?
どちらが美味しいのか? どちらの方が好きなのかはその人次第……と言いたいところだが、それぞれの梨に並々ならぬ思い入れを持つ2人の男女がいた。千葉県市川市出身の私、P.K.サンジュンと、鳥取県出身の亀沢郁奈である──。
・茶梨 vs 青梨
一般的に、表面がザラザラし「豊水」や「幸水」などの品種が茶梨。表面がツルツルで「二十世紀」などの品種が青梨である。私の地元・千葉県市川市は茶梨の名産地で「梨畑に囲まれて育った」と言っても過言ではない。当然のように “茶梨LOVE” である。
亀沢は日本一の梨の収穫高を誇る鳥取県の出身で、幼い頃から「梨と言えば青梨」だったそうだ。これまで交じり合うことがなかった互いの “梨プライド” がぶつかり合ったのは、先日開催された「グルメライター格付けチェック・梨編」でのことであった。
・絶対に譲れない
結論から言うと、豊水の味を見極めた私が1人勝ちを収めたのだが、青梨育ちの亀沢は納得がいっていない様子。些細なことから「茶梨 vs 青梨」の “ナシ戦争” が始まったのであった。
「あたいは茶梨なんてごめんだね。あのクドい甘さもイヤだし、柔らかすぎる食感が嫌いなんだよ。その点、二十世紀に代表される青梨はいいわよ~。適度な硬さと上品な甘さ。それとほど良い酸味ね。そうそう、瑞々しさも神。青梨以外は梨として認められないわ」
「黙れ、小娘。そもそも二十世紀が千葉県松戸市で誕生した品種だと忘れたのか? 瑞々しさは完全に茶梨に軍配が上がるだろ。豊水や幸水よ? いわば “ジューシーさの権化” なのだよ。わかりやすい甘さの茶梨と比べると、青梨は気取った味なんだよな」
「あら? あのお上品な甘さがわからないなんて、舌がどうにかしちゃってんじゃないのかしら? 見た目の美しさは段違いで青梨の勝ちだし、ゼリーなんかの加工食品にしても美味しい青梨に隙はないわ。茶梨じゃゼリーになりませんでしょ? オホホホホ!」
「その薄汚い口を閉じるがよい。茶梨とは単なる総称であり、実際のところは “黄金の果実” だ。加工食品にするのが勿体ないほどのウマさ、それが茶梨だと知らないようだな。青梨か……尻が青いとは言ったものよ。成熟した大人の旨味を思い知るがいい」
タイミングが良いのか悪いのか、茶梨も青梨も品種によってはまだ旬である。これは梨の神様が「白黒ハッキリさせたらええがな」と仰っているに違いない。そこでお互いに自慢の梨を用意し、食べ比べを行うことにした。
私が用意したのは「豊水」で、実家の近所にあった梨園の直売所で購入した。一方、亀沢は「二十世紀」をわざわざ鳥取の親御さんから送ってもらったという気合いの入れよう。どちらもそれぞれ最高のコンディションと申し上げていいだろう。
お互いに「やっぱり豊水の方が俄然ウマい」「二十世紀の美味しさがわからないなんて可哀想」と罵り合う私と亀沢。こうなったら他のメンバーに決めてもらうしかあるまい……。というわけで、事務所にいた6名に品種を告げず「茶梨」と「青梨」を食べ比べてもらうことにした。
元気よくモリモリと梨を食べていくメンバーたち。そして結果はと言うと……
4 : 2で青梨の勝ち……だと?
「酸味が良かった」「豊水の方が味が単純だった」等の意見が聞かれたが、全ッ然納得いかNEEEEEEE!! ……が、今回は男らしく負けを認め「青梨の方が美味しい」ということにしておこう。いや、何度食べても俺は豊水の方がウマいけどね。
我々はガチをモットーにしたサイトである。「どちらの梨も美味しかったね☆」などと慣れ合うつもりは一切ない。今回「茶梨」が負けてしまった責任は私の不徳がなすところ。千葉県市川市や松戸市にお住いの茶梨を愛するみなさん、本当に申し訳ございませんでした──。
というわけで、「茶梨 vs 青梨」の “ナシ戦争” はひとまず青梨の勝利としておく。それでも1つだけ言わせてくれ……サンジュンのことを嫌いになっても茶梨のことは嫌いにならないでください! 茶梨は永遠に不滅です!!
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼青梨を選んだ中澤と肩を組む亀沢。
▼「俺は島根出身だから絶対に青梨!」と豪語していた佐藤だが、茶梨を選んでいた。
P.K.サンジュン











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