
出だしから結論から申し上げると「フルーツは価格差ほどの違いが感じられないジャンル」と言っていいだろう。これまでの「グルメライター格付けチェック」でも、グルメライターたちはフルーツに散々悩まされ続けてきた。
今回お届けするのは今が旬の『梨編』であるが、ハッキリ言って激ムズ! ある者にとっては悲劇、またある者にとっては歓喜の結末となった第19回のグルメライター格付けチェック『梨編』を、以下で見届けていただきたい。
・フルーツ難しすぎ問題
毎日のようにフルーツを食べているセレブならばいざ知らず、ほぼ男ばかりの我々ロケットニュース24メンバーはフルーツを食べる習慣がほぼ無い。これは我々だけの話ではなく、特に独身男性ならば多くの人に当てはまるのではなかろうか?
さらに言えばフルーツには品種の違いがあるため、例えば同じ梨でもそもそもの味が違う。言い訳ばかりのように聞こえるかもしれないが「フルーツはとにかく難しい!」とだけご理解いただければ幸いだ。ここだけの話「もうフルーツはやめませんか?」って何回も言われてるもの。
・高い方を当てる
さて、ここで『グルメライター格付けチェック』のルールを説明しておこう。参加者は目隠しをしたまま “超高級食材” と “普通の食材” を味見し「どちらが高いか?」を当てる。ウマいマズい、好き嫌いは関係なく「高い方」を当てれば正解である。
今回用意した高級食材は伊勢丹で購入した「加賀しずく」で、価格は1つ1620円。石川県のオリジナル品種だという「加賀しずく」は、1つ1つが布で包まれた高級感ダダ漏れの梨である。1620円って、普通にステーキ食えるがな。
もう一方はスーパーで購入した「豊水」で、こちらは1つ198円。単純な価格差はおよそ8倍という計算になるが、グルメライターたちはその違いを感じ取ることが出来たのだろうか?
特に “梨どころ” 千葉県市川市出身の私(P.K.サンジュン)にとっては、絶対に負けられない戦いであるが、ライターたちの答えはというと……!
サンジュン:A「今回は絶対に外せない。中学も高校も周りは梨畑だらけだったからね。で、俺が知ってる梨はBだった。言葉にすると難しいんだけど、豊水ならではの風味があったよね。
Aは薄いっちゃ薄いんだけど、欠点が無い梨って言うのかな? 上品なのはAだけど俺が好きなのはB。まあでも高いのはAでしょう」
GO羽鳥:B「Aはいつも食べてる豊水の味がした。それに比べてBはこんなに味が濃い梨は初めて食べた。もうね、梨のジュースですよ、ジュース。ドバっと来ちゃったもん。
Aは正直薄いんだよね。Bは濃厚でビックリしちゃった。もうこれは間違えたら恥ずかしいよ。感動した! 一発でわかっちゃった!!」
中澤:B「これはBですね。Aは普段通りの梨なんですけど、Bは洋ナシみたいな柔らかさがありました。あと、果汁がBはメチャメチャ上品だったですね。もう香りがワインを飲んでるような気分になりました。
Aも全然悪くないんですけど、後味の上品さとかは感じなかったかな~? ここまでの梨は食べたことありません」
砂子間:B「Bは食べた瞬間に感動しましたね。こんなウマい食べ物があっただなんて……! 1600円する理由がわかりますし、衝撃的ですらありました。
Aも悪くなかったですけど、Bと比べると分が悪いかなと。とにかくこんなにウマい梨は食ったことがありません。布に包まれている意味が分かりました」
あひるねこ:B「Aは甘いけど一般的な梨かな~? 甘さも食感も普通……? Bは梨特有のイヤな酸味があったんですよね……。なのに、香りはBの方が強かった気がした。
好きなのはAで欠点が無かったんだけど、あまりにもAが普通過ぎた。その点、Bの香りと瑞々しさがあった……もうこれは運でしかない」
和才:B「ムズ! どっちだろ……マジでわからないですね、コレ……AもBももうちょっと置きたい味でしたね。Aはやや水っぽい感じがして、Bはやや食べたことが無い感じがした。
甘さはAの方が強かったんですけど、Bの方がやや複雑な甘さの感じがしました。全然自信はありません」
佐藤:B「わかったぞ! これは流石にBだよ。1番美味しい梨は二十世紀だと思ってるんだけど、Aは豊水とか幸水に近い感じがしたんだよな。
Bは繊維も歯切れがよく甘い。あとはとにかくジューシー! だいたいBって答えると外すんだけど、これは外さないでしょう~」
亀沢:B「日本最高の梨どころ鳥取の女だから絶対に外せない。Aはいい梨だ。これはかなりイイ。……え! でもBを食べたらBもウマいわ~。うわ~、これは難しいな~。
甘いのはBなんだけど個体差があったんだよね。うーん、でも甘さに賭けてBにしよう。最近の果物は甘さ至上主義だからな。ただこれは自信がない」
Yoshio:B「マジかよ、違うじゃん……! 両方美味しいんだけど、Aはいつも食べてる感じがしたね。Bは酸味があったんだけど、それが逆に高いのかなと。
それとBはとにかく瑞々しかったよね。もうジューシーさは3倍だった。こういうのが高い梨なんだよって感じがしたもん」
原田:B「Bは瑞々しさがすごいですね。というか、高いのは加賀しずくですよね? しずくが付くならBでしょう。でも安い方も豊水か……うーむ。
まあでもAは昔食べたことがある味でしたね。Bの方が瑞々しさの点で食べたことが無い味でした。甘かったのもBです」
今回は10人で参加し、答えはまさかの「1 : 9」で割れた。……って、俺1人かよ! 当初はそれなりに自信があったものの、全員が違う方を選ぶと超不安になってくる!! それでもワシは豊水を食べて育ったんや! 梨プライドに賭けて負けられん!!
こんちくしょーーー! どうなんだ!!
どっちが布に包まれた梨なんだーーーー!!!!!
正解は……
A!!!!!! Aが伊勢丹の加賀しずく!!!!!
おっしゃぁぁぁああああ! ほらね!? だってBは豊水の味がしたもん!! これが梨畑に囲まれて育った男の生き様じゃぁぁぁああああ! 豊水も幸水も超美味しいから、みんな市川とか松戸の梨をジャンジャン食べてね!! こっちは梨とMAXコーヒーで育っとんねん!
不正解で9勝2敗(正解率81.8%): 亀沢「甘さに賭けてBにしよう」
不正解で11勝3敗(正解率78.5%): 中澤「Bはワインのような香りがありました」
正解で14勝5敗(正解率73.6%): サンジュン「Bは俺の知ってる梨の味がした」
不正解で10勝7敗(正解率58.8%): 原田「Bはとにかく瑞々しい」
不正解で9勝7敗(正解率56.2%): あひるねこ「香りと瑞々しさでB」
不正解で10勝8敗(正解率55.5%): 砂子間「布で包まれている意味が分かりました」
不正解で9勝8敗(正解率52.9%): GO羽鳥「こんな美味しい梨食べたこと無い!」
不正解で8勝8敗(正解率50%): Yoshio「こういうのが高い梨なんですよって味がした」
不正解で7勝8敗(正解率46.6%): 佐藤「わかったぞ! これは流石にBだ!!」
不正解で5勝7敗(正解率41.6%): 和才「Bは食べたことが無い味がしました」
というわけで、今シーズン早くも3回目の1人勝ち! 気持ちィィィイイ!! 私にとっては歓喜、それ以外のメンバーにとっては悲劇となった梨編であった。次回は同じくフルーツのジャンルから「シャインマスカット編」をお届けする予定だ。
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼正解発表の瞬間を動画でどうぞ!
P.K.サンジュン

























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