ハンバーガーの専門店は唸るほどあるのに、ホットドッグの専門店があまりないのはどういうことなんだよ! 美味いホットドッグの店はどこかにないのか? その要望に答えるお店が、東京・渋谷に2022年6月に誕生していた。
そのお店「BABY HOTDOG CAFE」はその名が示す通りに、ホットドッグの専門店である。しかもミシュラン2つ星の副料理長が監修しているそうだ。実際に食べてみたら “ド” ストライクの美味い逸品だった!
・こういうお店を待っていた!
お店は、JR渋谷駅とJR恵比寿駅のちょうど中間あたり。渋谷駅新南口から徒歩約5分のところにある。ハチ公口の方からだと10分程度歩くことになるので、繁華街からは結構離れた場所に位置している。
お店のニュースリリースによると、
「軽食の域を超えた、本格的な”主食”となるホットドッグを開発するため、ミシュラン二つ星レストラン”arbor”(香港) の副料理長を務める浦口司さんに監修いただき、試行錯誤を重ね、とにかく欲張りで1本で満足出来るこだわりのホットドッグが完成しました」
待ってた! こういうお店を待ってたんだよッ、ワシは!!
お店では「クラシックドッグ」と「ソルトドッグ」のオリジナルメニューに加えて、週替わりで「ウイークリードッグ」を提供している。ちなみに訪問した週は、カップルインフルエンサーの「ゆたせなcp」がプロデュースするブランドとの、コラボホットドッグがウイークリーメニューだった。
申し訳ないが、私(佐藤)はそのカップルインフルエンサーとやらを知らない。おっさんは若者のカルチャーに疎くてな……。
なお、クラシックドッグはカウンターにおいてあるオニオンとレリッシュ(ピクルスなどを刻んだ薬味)を自分で盛れるそうだ。
それは面白そうだ! ってことでクラシックドッグ(単品税別850円、ミニコールスロー付き)とアイスコーヒー(ランチセットで税込+200円)を注文した。そしてセルフでオニオン・ピクルスをトッピング!
イイね、イイね! パンからはみ出すソーセージがとても良いです。こういうを食べたかったんだよ。こんなにシンプルなものが、どこでも食えないなんて、こんな世の中じゃポイズンだろ!!
こういうのを駅の売店とか、繁華街の道端とかで売ってくれると有難いんだけどなあ。立ちそば感覚でね。
オリジナルのソーセージと特製のドッグパンを使用した、完全オリジナルドッグ。はみ出したソーセージにかぶり付くと、プチンと弾けて中から肉汁がジワリ! この1口だけでビールを飲みたくなってしまったよ。
あ、しまった! ケチャップとマスタードをかけるのを忘れてた!! 慌ててトッピングの上からブチューッ!! 赤と黄色のエクスタシー、やっぱこの2色がないとね、ホットドッグを食ってる気になれないよね。
改めて大口開けて頬張ると、パンも美味いな! 表面はパリっとしていて中はしっとり。具材としっかり調和している。さすがミシュラン2つ星の副料理長が監修しているだけあって、味はたしかだ。近くにあったら毎日食える。いや、毎日食いたい!
もっと渋谷駅の近くならなあ、渋谷に訪ねたついでに立ち寄るのに……。できるだけ早くお店が増えて、利用しやすくなってくれることを願う。頼むよ!
・今回訪問した店舗の情報
店名 BABY HOTDOG CAFE
住所 東京都渋谷区東1-29-3 渋谷ブリッジB-5
時間 9:00~17:00 (L.O.16:30)
定休日 不定休
参考リンク:PRTIMES、Instagram @hotdogcafe、Anymind
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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