ロケットニュース24

意思の弱いデブが体重5キロ減!! 晩飯さえ気をつけていたら酒を飲んでも自然と痩せた体験談

2022年8月22日

だ、だれだ、このデブは……! 先日、スマホの写真整理をしていたら丸々としたデブがニチャアと笑っている1枚を発見した。驚くべきことに、まじまじと見たらソイツは紛れもなく哀れな自分の姿。2021年12月31日の私は、よくもまぁここまでブクブクと肥えたものである。

時は流れてあれからおよそ9ヶ月──今年も半分を折り返し残暑の気配が近づいているが、写真の中で微笑むデブに変化が起きた。ズバリ、当時の体重73キロオーバーから5キロ痩せたのだ。

・酒を飲んでも痩せた

もしかしたら人によっては「たったそれだけ?」なんて思うかもしれない。しかしながら、私にとっちゃ5キロは大きな進歩。腹回りはスッとなったし、パンパンだった顔もシュッとした。何なら体が軽いとさえ実感する最近だ。

しかも、ただ痩せただけではないから嬉しさを隠せない。そう、私にはダイエットで譲れないポイントがあって酒は普通に飲みたいのだ。意思が弱すぎるかもしれないが、飲まんとやってられん! この世の中だ、酒くらい飲ませてくれ……とワガママを言いつつ痩せたから嬉しくて仕方ない。


・無理せず痩せた

ではそんな酒飲みデブ野郎はどうして痩せたのか。まず着手したのが「晩ご飯は19時より前」というダイエッターなら心がける早めの晩ご飯だった。ここでやることは糖質制限した食事を摂るだけなのだが、正直なところ意識して頑張ったのはこれだけ

というのも、朝と昼は普通に食べたいものを食べたし、無理はまったくしなかった。また、時には普通の晩ご飯も食べたし、飲みの誘いがあれば二つ返事で行って好きなものを食べて飲んでいた。これまで長続きせず挫折しまくっていたダイエットがうまくいった、その理由は……

1日の最後にご褒美というか、家に帰ったら酒を飲めるという安心感だった。過去のダイエットだと深夜の空腹に悩まされたこともあったけど、お酒を飲めば腹が膨れて万事解決。とにかく、予定がない日は「晩ご飯早めの低糖質、からの〜酒(いちおう糖質ゼロ)」を気楽に続けてきた。

酒を飲んでもいいことを拠りどころにしたら気持ちは思った以上にラクなもの。唯一気をつけたのは、ベロベロに酔っ払って冷蔵庫を漁る一線を越えないようにしたことだったかもしれない。


・運動はどれくらいしたのか

あとは運動をしたのかと聞かれたら、ぶっちゃけそうでもない。いちおう10年くらいジム通いしているとはいえ、私は有酸素運動が大嫌いなので早めに歩く程度でほぼやらなかった。詳しくいえば早歩きを20分(時速6.5キロ)と軽〜い筋トレ、そしてサウナとお風呂で汗を流す程度のものを変えずにやってきただけである。

前も同じようなことをやってブクブク太ったので、運動はダイエットに大きく影響していないと考えている。とにかく、晩ご飯に気をつけて過ごしているとあれよあれよという間に体重は2キロ減。そこから落ちそうで落ちない停滞期を経て、乗り越えたら一気に減っていき……

MAXの74.25キロから68.75キロの今に至って大歓喜している。あくまで個人的な体験談であるが、およそ4ヶ月で5キロ減ったのは事実。そして痩せたら痩せたで好循環が生まれるもので……

最近だと鏡の前に立つのが大好物になった。正面ポージングは当然として横向きでお腹をさすりながら鏡を見ることがたまらなく快感で、小一時間は鏡の前で過ごせるほど喜びを噛みしめている。もう腹が出たデブには戻らんぞという気持ちが、意思の弱い私をまた奮い立たせてくれる。


・ダイエットに火がついた理由

他にもダイエットに成功した要素を挙げるならば環境か。今じゃ当編集部メンバーたちは意識高い女性たちの中に放り込まれても意識の高さを保てるほどのダイエット集団と化している。

午後6時を回る頃には割り箸を割る音やサバの缶詰を開ける音、それぞれがしっかりと低糖質ダイエットを継続中。その光景を見ると、今日も低糖質をやろうかなという気持ちになるもので一番のデブがやらずにどうすると迷いがなくなる。

自然と生まれた「one for all,all for one」の精神。ちなみに当編集部メンバーは健康のためにダイエットと理由が加齢を感じずにいられないが、オッサンがブクブク太っているより痩せている方がいいに決まっている。まさしく相乗効果が出ている状態だ。

私も40歳の足音が近づいてるし、もう太るのは今回で終わりにしたい。あと2キロくらい減ったらハタチの頃と同じ体重。肌はプリンプリンに戻らないけど体重ならいける。引き続き酒を飲みながら気楽なダイエットをやっていくつもりだ。あくまでワガママを貫いて。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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