エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! つい先日、読者のエナジーフレンド、略してエナフレから俺宛てにエナジータレコミ、略してエナコミが届いた。
なんでも「マツモトキヨシ」が販売するオリジナルエナドリ『EXSTRONG(エクストロング)』シリーズの新作がヤバイらしいのだ。特にカフェインの配合量がヤバイらしいぞ。マジかよ! 俺としたことがエナジーチェック不足だったな。果たしてどうヤバイのか!?
・マツキヨの新作エナドリ
マツキヨが2022年6月11日に発売した新作エナドリ『EXSTRONG SHAKKI-N』(税込120円)。読み方は『エクストロング シャキーン』だ。真面目にやれ。まあ俺が言えたことではないが。
『シャキーン』は内容量が185mlとかなり小さめ。伊藤園の『ビタミンパワーGO!』とほぼ同じくらいのサイズである(あちらは190ml)。こんな小僧みたいなサイズのエナドリに、この俺がビビる必要があんのか!? あん!?
でもせっかくなので、まずはエナジーサーチから始めてみたい。 ※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の成分表示をただ眺めることである!!
・サーチ結果
えーとなになに? 1本当たりのカフェイン量が185mg……エナ? ちょっと待ってくれ、もう一回だ。えーとなになに? 1本当たりのカフェイン量が185mg……エナ? つまり、100ml当たりのカフェイン量が100mgってこと?
うん、そうだよな。
ほ、ほんげェェェェェエエエエエ! 多すぎィィィィィィィィイイイイ!! いやいやいやいや、ありえねーだろコラ! マツキヨお前、完全に一線を越えてきてるじゃねーか!! どこに打ち上がるつもりだよ!? 俺の故郷エナジー星か!? そんな星ねぇわ!!!
・規格外
一般的なエナドリのカフェイン量は100ml当たり大体30mgほど。多いと50~60mgくらいになって、俺の知っている限り国内最強はドラッグストア「クリエイトエス・ディー」が叩き出した80mgである。100mgという数字はさすがの俺も聞いたことがない。
もちろん缶自体は185mlなので、トータルで考えるとそこまでアホみたいに多くはないのだが、それでもこのミニサイズでレッドブル2本分より多いという事実はハンパではないだろう。まさに大気圏突破用エナドリである。
もうカフェイン量がスゴすぎて味とか正直どうでもいいんだけど、一応エナジーテイスティングしておくか。プシュッと開けてトクトクトクトク……
うわ赤っけぇ!
・ショッキングレッド
いちいちビビらせんな。お化け屋敷かよ。かなり炭酸が強い『シャキーン』をゴクゴクとエナってみると、こ、これは……。味はなんだかフルーティーだが、それより何より……メントール強ッッッッッッッよ!!!! ヤバイ、こんなスースーする飲みもの初めて飲んだかも!
・飲むミント
マツキヨによると、『シャキーン』はシリーズ最強のメントールと強炭酸ガスを配合しているらしく、飲んだ瞬間、そこらのミント系商品が束になっても敵わないくらいの爽快感に口の中が支配される。目が覚めるというより、目が徐々に飛び出るような刺激だ。
そのおかげで、尋常ではないカフェイン量にまったく気付けないという謎のステルス性能を発揮。結果、気付いたらギンギンにキマってしまっている状態に。64mg配合の『ミラクルエナジーV』を常飲している俺でさえ、今回は軽くクラっときたぞ。
結論としてマツキヨの新作エナドリ『シャキーン』は、あらゆる面においてちょっと頭がおかしいとしか言いようがないだろう。おそらく本年度最大の問題作。なので大気圏を突破したいというエナジー人間だけ手に取ることを強くオススメする。それ以外はやめとけ。飛ぶぞ!
というワケで、久々の怪物に震えつつ今回はここまで。また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!
参考リンク:マツモトキヨシ
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.
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