みんな元気セヨ! 韓国にある商品の中で「これは日本のあれパクってね?」と思われるやつを日本のものと比較してみる本企画。韓国のパチモンだとブランド品を思い浮かぶ人が多いと思うが、お菓子や飲み物もあるんだぞ!
今回もみんな一度は食べたであろう定番お菓子、「きのこの山」をパクリ疑惑商品と比較してみるからよろしくセヨ!
・いつものきのこの山
いつものきのこの山。箱がちょっとぐしゃっとなっているのは気にしないでくれ。チョコでお馴染みの「明治」が作っており、日本での発売年度は1975年だ。74gサイズで200円前後だった。
裏には基本情報とおいしさの秘訣が書いてある。チョコレートが2層構造だったなんて知らなかった。
・こちらがパクリ疑惑商品
そして、こちらがきのこの山のパクリ疑惑商品、「チョコソンイ」だ。韓国語で「ソンイ」はきのこの名前に付きがちなので、和訳すると「チョコタケ」といったところだろうか。
発売会社は「オリオン」。韓国では有名なお菓子メーカーだ。こちらは1984年に発売されている。50gサイズで1000ウォン(100円程度)だった。
しかし今回もパッケージのデザインからそっくりだ。なにより気になるのは……。
お前誰だよ。
公式サイトによると、このキャラクターの名前は「チョコソンイ」。お菓子の名前のままだった。
・裏にも……。
裏は縦バージョンのパッケージだった。
てか……
またお前かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・開けてみると
まずはきのこの山。
こちらがチョコソンイ……あれ?
お前のアピールもういいって。
きのこの山と違って、一度箱から取り出さないと開けられない。明治さんの細かい気づかいにまたもや感動。
では、今回もここでクイズとしよう。
きのこの山の中にパクリ疑惑商品、チョコソンイが1つ混ざっている。どれかわかるか答えは……
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正解は真ん中のこれだ! みなさんわかったかな?
・よく見てみると
左がチョコソンイ、右がきのこの山
チョコレートの部分の色も変わらないし、クラッカーの部分もほとんど変わらない。だがお任せあれ、もしきのこの山の中でチョコソンイを見分けなきゃいけない場面があったらこの方法を使うといい。
チョコソンイ
きのこの山
みんな違いに気づけたかな? 個体差は多少あるが、きのこの山はちゃんとクラッカーがチョコの真ん中に刺さっていた。それに対してチョコソンイのほとんどはクラッカーが端っこに刺さっていた。
・お味は??
きのこの山のほうがチョコの味が濃かったが、2層構造は特別に感じられなかった。それに対してチョコソンイのは何だか駄菓子のチョコのような安い味? がした。
クラッカーに関しては差がなかった。でも今回もやっぱり、味比べをしないと気づかないレベルの違いだった。
私の中でチョコソンイのパクリ点数は10パチ満点中「9パチ」としておきたい。
韓国のお菓子で昔からあるやつほど、日本のお菓子のパクリっぽいものが多い。また次回も別のパクリ疑惑商品を紹介してみようと思うので、次も読んでくれたらカムサハムニダ!
参考リンク:きのこの山公式ホームページ、チョコソンイ公式ホームページ(韓国語)
執筆:すんぴょんす
Photo:RocketNews24.