良心的な価格とシンプルなデザインがありがたい無印良品。収納に食品に雑貨に服に……と無印のお世話になりまくっている人は多いと思う。
実はアウトレットコーナーを常設している店舗が全国にひとつだけある。ただでさえ安い無印のアイテムがさらにお買い得に買えるなんて……。
コーナーの名前は「もったいない市」。買い物中に偶然見つけたのだが、定番アイテムから珍しいアイテムまでそろっていてなかなか楽しいのだ!
アウトレットコーナー「もったいない市」を常設しているのは新宿3丁目にある「MUJI新宿」。新宿には無印の店舗が多いが、映画館のピカデリーと同じビルに入っているガラス張りの無印良品……と言えば分かってもらえるだろうか。
あの店舗の中で、アウトレット商品が安くで売られているのだ。廃盤商品や季節商品などもあるが、なかには定番の人気商品もある。
たとえば、私が訪れた日は「ワッフル織り スモールバスタオル」が1290円 → 790円(約40%オフ)になっていた! これは新品なので使う分にはまったく問題ないものの、個包装のビニールから出してしまって店舗に出せなくなったというもの。まさに廃棄してしまうのは「もったいない」商品である。
ほかにも、賞味期限が近づいている食品が安くなっていたり、リニューアル前のパッケージ商品など、店内の各フロアに格安商品が……。
一時期は、人気の「疲れにくい撥水スニーカー」が定価2990円のところ990円で販売されていたとか。製造過程でわずかに色ムラが出たり、輸送中に小さなキズや汚れがついてしまったけど使ううえでは問題ないものだったそうな。靴なんてどうせ汚れるし、ほしいぞ〜!
・地下には掘り出し物がいっぱい!
地下のフロアに行くと、アウトレットのアイテムだけを集めた「もったいない市」コーナーがある。ここは30〜70%オフになっていて、掘り出しものだらけ。
「えっ、無印にこんな商品あったんだ!?」と思うような珍しいアイテムが多いのが特徴。たとえば、後ろから保護者が支えてあげられる棒がついた子ども用の「舵取り三輪車」に、アウトドアに便利な「カセットコンロ」と「こんろ用ケース」のセットなど。
そして、ベッドやマットレス、棚といった大型家具の展示品が50%オフで販売されている。家具は値段が高い分、お得度が高めで嬉しい!!
さらに、フェルトでできた「帽子 カルパック型」という珍しいアイテムが半額になっていた。キルギスの部族が身につける伝統的な帽子らしいけど、こ、この形と素材はサウナハットそっくり……!
とまあ、こんな感じでお得でユニークな宝の山になっているのだ。
無印良品に問い合わせたところ、この「もったいない市」コーナーを常設しているのはMUJI新宿だけらしい。実はとっても貴重な店舗だったのだ!
・ネットにもアウトレットコーナーあり
「え〜、新宿なんて行けないよ〜!」という全国の無印ファンの皆さんもご安心あれ。
実は無印良品のオンラインショップにもアウトレットコーナーがあるのだ。ただし、こちらは実店舗の「もったいない市」とはラインナップが異なる。こまめにチェックしていると、ほしい商品が安くなっているかもしれないので要チェックだ!
環境にもお財布にも優しい無印の「もったいない市」、全国に広まるといいのになあ。
参考リンク:MUJI新宿、無印良品オンラインストア
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.