その料理の正式名称は何なのだろう。とりあえずウチでは「がんもどきのやつ」で通っていた。母も父も「がんもどきのやつ」や「がんもどきのアレ」と呼んでいたので、一般の家庭に出てくる料理ではなさそうだ。

ということで今回お伝えしたいのは、今から30年も前から羽鳥家の食卓によく出ていた通称『がんもどきのやつ』の作り方である。教えてくれたのは羽鳥のカーチャン。それではどうぞ。

【材料】

・がんもどき
・鶏肉(モモでもムネでもお好みで)
・みつば
・だしパック
・昆布
・料理酒
・みりん
・薄口しょうゆ
・ゆずこしょう
・油


【作り方】

その1

鶏肉を細かく切って、少しのサラダ油で炒める。


その2

水1リットル入れる。


その3

だしパックと昆布と、みりん大2、お酒大2、薄口醤油大5を、味を見ながら入れる。関西のうどん汁になるくらい。


その4

がんもどきを食べやすい大きさに切って入れて、コトコト30分ほど煮る。


その5

シミシミになったら、ゆずこしょうを隠し味でスプーン1/3くらい入れる。


その6

最後にあらためて味を整え、器に入れる時に三つ葉を添えてハイ完成。


ダシ汁がジュウジュウに染み込んだがんもどきは、そのまま食べても美味しいし、ごはんと一緒に「おかず」的に食べても絶品だぞ! ちなみに父はお酒の “あて” に食べていた。カンタンなので、おためしあれ〜!

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼これが取材メモだ!