無印良品のカレーの美味しさについては、誰もが認めるところであろう。先日いくつか買いだめしておこうと、カレーコーナーをうろついていたところ「冷やして食べる」カレーなるものを発見。
また新しいの出とるやん! 無印のカレーに対する情熱は、並々ならぬものがあるなと感心しつつ購入。温めて食べるタイプのものと、違いはあるのだろうか。
・冷やしてみた
春夏限定で販売されている「素材を生かした 冷やして食べる チキンジンジャーカレー」と「素材を生かした 冷やして食べる えびとトマトのカレー」(いずれも税込350円)。
考えてみれば冷たいカレーというのは、なくはないが定番ともいえない微妙なラインである気がする。それを商品化してみせたのだから、かなりの自信作であることがうかがえよう。
さっそく購入して、冷蔵庫に入れてしっかり冷やす。ついでに温めて食べるタイプのカレーも一緒に、冷蔵庫に投入。
しばらくして取り出し「冷やして食べる」シリーズを開封しスプーンですくうと、なるほどこう来たか。とてもサラサラしているではないか。
パッと見はカレーというよりも、スープに近い感じだ。ごくごく飲めちゃいそうなやつである。「カレーは飲みもの」という言葉が、これ程に合う商品もなかなかないだろう。
気になる味だが「チキンジンジャー」「えびとトマト」ともに、見た目通りのサラッとした舌触り。辛味もほど良くショウガが効いていて、またエビの旨味もたっぷりで暑くなるこれからの救世主となることは間違いない。
ごはんとの相性ももちろん良いが、シャバッとしているので素麺やうどんの出汁としてもイケるのではないかと、個人的には思う。
続いて温め専用カレーを、あえて冷やしてみたものを開けると違いは歴然。もとがサラサラしているグリーンカレーはそうでもないが、ものによっては汁が少し固まってしまっている。熱を通してこそ本領発揮であることは明らかだ。
とはいえ口に入れると、普通にウマい。温かいご飯にのせることで気になる汁の塊もジワリと溶け、良くなじんでくる。無印良品のカレーはどうしたって美味しいようだ。恐るべし……!
・温めてみた
またせっかくの機会なので逆に、すべての商品を温めてみることにする。まずは温める用のカレー。こちらはふわりと良い香りが立ち、味もより濃厚に感じられるようになった。
冷たくとも美味しかったが、温め専用はそれ相応に作られていることを実感する。熱を加えることで舌触りもほどよく、また白米に絡みやすく仕上がった。どちらかというとやはり、温めて食べたほうが美味しい。
そして気になるのは冷たくして食べる用のカレーを、温めるとどうなるのかということ。一応、袋の裏には冷やして食べるカレーは温め可能である旨が記載されている。
たしかに見た目や、口に入れた時の食感には全く違いがない。ただし味については冷たい時の方が、より旨味が際立っていたように感じる。
もちろん美味しくなくなったわけでなく、むしろかなり美味しい部類だが、ひんやりしていたほうが、しっかり風味を楽しめるのだ。
うすうす気づいてはいたが、指定されている通りの食べ方をすることが美味しさへの最短距離ではないか。あらためて無印用品のカレーに対するをこだわりを、ひしひしと感じられる結果となった。
本当かよ……と思った方は記者の様に試してみると良くわかるだろう。ただし、温めて食べるカレーを冷たくすることを無印良品側は想定していないだろうから、そのあたりは自己判断でお願いしたい。
参考リンク:素材を生かした 冷やして食べる チキンジンジャーカレー、素材を生かした 冷やして食べる えびとトマトのカレー
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼冷やして食べるために作られた無印良品のカレー
▼サラッとしていてスープみたい
▼温めて食べて食べるためのカレーを冷やしてみた
▼美味しいけども、汁部分が固まりがち
▼温めてみると
▼温め専用は本領発揮! 逆に冷やし専用は味のパンチが薄まった感じがしました
▼どちらもめちゃめちゃ美味しいので、推奨されている通りの食べ方をしよう