毎年期間限定で復活する、マクドナルドの「チキンタツタ」(単品税込390円)が今年も帰ってきた! 2022年4月20日より全国の店舗で販売が開始となっている。しかも今年は、新商品の「シン・タツタ」(単品税込420円)も一緒に登場!

チキンタツタはマクドナルドでもっとも完成された商品の1つのはず。それを進化させたであろう、 “シン” バージョンはどれほど美味いのか? 2つを食べ比べてみた!!

・新旧チキンタツタ

今年のタツタは、5月公開予定の映画『シン・ウルトラマン』とコラボレーションしており、新旧それぞれのパッケージには「帰ってきたウルトラマン」と「シン・ウルトラマン」がプリントされている。

ちなみにシン・タツタのウルトラマンは映画の設定通りに胸の「カラータイマー」がない。カラータイマーの有無は新旧のウルトラマンを見分けるポイントの1つだ。


フタを開けると旧タツタには「帰ってきたぞ!」、新タツタには「シン登場!」と書かれている。余談だけど、帰ってきたウルトラマンのことを「かえマン」と呼んでいたのはうちの地元(島根)だけだろうか?


実物を見比べてみると厚さはほとんど同じ。新の方がちょっと厚いかな?


中身はというと、旧はチキンパティに千切りキャベツ。最下部にソースが敷かれている。発売するたび味に少しずつ変化を加えているとは思うけど、具材に大きな変化は見られない。


一方の新は、タルタルソースにチキンパティ。千切りキャベツに南蛮だれがかかっている。旧タツタをベースに宮崎名物のチキン南蛮をイメージして作られているのだとか。チキンの上にタルタルがかかっているところが、旧との大きな違いだ。


・チキン南蛮感

実際に味を比べてみよう、まずは旧タツタ。口に入れると最初にオリジナルバンズのふわりとした感触。そしてチキンタツタのサクリとした噛み応え。それから生姜醤油の華やかな風味を感じ取ることができる。

これこれ、これこそチキンタツタだ。キャベツのシャキっとした歯ざわりにまで安心感を覚える。帰ってきたな、俺のチキンタツタ。好きだぜ、この味!


そして新タツタはバンズのふんわりが来たその直後、すぐにタルタル! そしてチキンパティを挟んだのちに、南蛮だれの酸味! 違うな、全然違う! 俺の知ってるチキンタツタじゃない!!


率直に申し上げて、これは好みが分かれると思う。米黒酢を使用した南蛮だれの酸味が結構強い。個人的には定番の旧タツタのが好き。新しい方は「宮崎名物チキン南蛮タルタル」と名付けられているだけあって、しっかりチキン南蛮している。味の完成度は非常に高い。でも私は旧タツタの方が好みの味だ。

ということで、新しいチキンタツタの世界を覗いてみたい人はシン・タツタを。私のように限られた期間での復活を楽しんでいる人は、帰ってきたチキンタツタを食べることをおすすめする。

いっそのことチキンタツタがまたレギュラーになってくんないかなあ……

参考リンク:マクドナルド
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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