アメリカ発祥のアイスクリームチェーン「コールド・ストーン・クリーマリー」。その日本第1号店がオープンしたのは2005年だった。店員さんが歌を歌いながらお客の目の前でアイスを混ぜ合わせるパフォーマンスは、当時メディアなどでも非常に話題になったが……。

聞くところによると、なんでもコールド・ストーンの現在がヤバイことになっているという。そういえば最近あまり名前を聞かないな。一体どうしたんだろうか? と思い調べてみたところ、予想だにしなかった衝撃の事実が明らかになったためお伝えしたい。

・一世を風靡(ふうび)

冷えた石の上でアイスクリームとフルーツなどのトッピングを混ぜ合わせ提供するコールド・ストーン。日本第1号店となる「六本木ヒルズ店」を皮切りに、その店舗は日本全国に拡大した。若い女性やカップル客を中心にお店は連日賑わっていた印象だが……。

ここから先は、どうか驚かずに聞いていただきたい。実はコールド・ストーンはここ数年で大きく店舗数を減らしており、2022年2月14日の時点でなんと……栃木県と三重県にしか存在していないのだ。そう、国内では栃木か三重に行かないと食べられないのである。マ、マジか……!

・減りすぎ

コールド・ストーンの公式サイトには現在、3店舗の情報が掲載されているが、その内の一つ「那須ガーデンアウトレット店」が昨日2月13日に閉店したため、実質残りはあと2店舗のみということになる。あのコールド・ストーンが日本に2店しかないとは……ちょっと信じられない気持ちだ。


六本木ヒルズ店も、渋谷マークシティ店も、池袋サンシャインシティ店もすべて閉店。編集部から近い「ルミネエスト新宿店」には私(あひるねこ)も何度か足を運んだことがあるが、久しぶりに行ってみると……



「クムコーヒー」という韓国のカフェブランドに変わっていた。日本初上陸だそうだ。

・盛者必衰

コールド・ストーンにはオンラインショップもあるため、都内からでも取り寄せようと思えばいつでもできる。だが……店員さんのあのパフォーマンスがもう気軽には見られないかと思うと、少し寂しいような気もしてしまう。近くにお住まいの方は、この機会に(?)ぜひ。

参考リンク:コールド・ストーン・クリーマリー
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.