元旦の新宿ヨドバシカメラで売り切れ寸前の『夢のお年玉箱』を発見した私。喜びのあまり思わず「コレとコレ、ください!」と叫んだはいいが、冷静に考えてみると……この福袋、デカすぎるな。とてもじゃないが私1人で持ち帰ることは不可能なサイズである。
しかし記事執筆スケジュールの関係上、配送をお願いしている時間はない。こうなったら最後の手段……当サイト事務所にいる “あの男” を召喚するほかないだろう。あっ、もしもし? 悪いけど今すぐ新宿駅まで来れる? うんうん、そうそう東口!
・15分後……
トコトコとヨドバシカメラにやってきたのは当サイトの原田記者。入社歴はかなり長いにも関わらず、なぜか “頼みごとをしやすい雰囲気” を生まれ持っている彼は、社内の全員から頻繁に頼みごとをされているのだ。それってある意味才能だよね!
文句ひとつ言わずにお年玉箱を運ぶ原田記者。マジでありがとうな。
あらっ? 300メートルほど進んだところで急に立ち止まる原田記者。
原田「重い…………」
別の持ち方を思いついた原田記者。
なるほど……たしかにこれなら片手への負担が軽減される。人間って考える葦だよね〜マジで!
原田記者とお年玉箱、どっちが本体か分からなくなってきたなァ。
いつもは10分ほどで歩ける事務所までの道のり、この時点ですでに25分が経過している。がんばれ、がんばれ!
なお「なぜお前は見ているだけなんだ」というクレームを回避するため、私がこのとき別の福袋を持っていたことをお知らせしておきたい。詳しくは前回の記事を参照してくれ。
ヘトヘトになってもなお「そっちの福袋も持とうか?」という男気を見せてくれた原田記者。さすが九州男児、懐の深さが有明海クラスやで。
道ばたのポールで束の間の休息をとる原田記者。ゴールは近いぞ!
そして……
・感動のゴール!
ようやく事務所に到着を果たした『キッチン家電の夢』(税込1万円)。
原田記者の予想では「小型の冷蔵庫くらい入っていそうな重さだった」とのことだが、気になる中身は以下の4アイテムだ。
『アラジン グラファイトトースター』!
『ヤマゼン 煙の少ない焼き肉グリル』!
『シロカ おりょうりケトル ちょいなべ』!
『KEENのマスク』!
・なるほどな
煙が少ないかどうかは追い追い確認するとして、焼き目がつく焼き肉グリルはなかなか嬉しい。このテの商品は洗うのに苦労するパターンも多いが、こちらは取り外して丸洗いできるタイプ。おうち焼き肉好きなら重宝するのではないだろうか。
またトースターはレトロな見た目が超オシャレ。電源ひとつでお鍋が使える『おりょうりケトル ちょいなべ』は、最近増えてきた便利家電の部類だろう。
私は現在ちょうどトースターとホットプレートを新調したばかりのタイミングだったため「そっかぁ……」となったのだが、今回の4アイテム中どれか1つでも「ちょうど欲しかった」という人であれば、間違いなくお得な福袋ということになるはずだ。
・感謝の気持ちを表してみた
さて……それでは最後に今回最大の功労者・原田記者に感謝の気持ちを込めて、夕飯をごちそうしてあげたいと思う。
『おりょうりケトル ちょいなべ』でお湯を沸かし……
そこへ原田記者の大好物・辛ラーメンをイン!
おっ? よく見るとちょいなべ、辛ラーメンのために作られたような構造をしているな〜!
卵とネギもサービス。
フタをして1分待てば……
グツグツの特製辛ラーメンが完成〜! おいしそ〜!
原田「ズルズル」
原田「おいしい! また困ったらいつでも呼んでくれよ!」
やはり持つべきものは頼みごとのしやすい同僚だ。みんなもヨドバシの福袋を買う時は、くれぐれも持ち帰り方法に注意してくれよな! なお『おりょうりケトル ちょいなべ』は加熱部分から取り外して丸洗いが可能。最近流行りの『1人鍋』なんかにも活用できそうだ!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
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