突然だけど『rienda(リエンダ)』って懐かしいよね〜。いや、もちろんリエンダは今も現役バリバリのギャルブランドなのだけど、アレを着ていた頃の自分が懐かしいっていう話ね〜。
私ってずっと『ココルル』や『ミジェン』なんかを着てたんだけど、25歳くらいで急に “大人の女” ぶりたくなって……そんで買うようになったのがリエンダなんだよねぇ〜。今思うとあの頃の私、粋がってたわぁ。15センチくらいのヒール履いちゃってさ……懐かしいなぁ〜!
ってことで今回約10年ぶりに購入したリエンダの福袋。30代後半の私に着こなせるのかしらん??
・重すぎるぞリエンダ
2022年のリエンダ福袋は先行発売ぶんが一旦完売したのち、12月24日から数量限定で追加発売となった。次回以降の購入を考えている人は早めに動くが吉。それにしても……
重すぎるだろリエンダの福袋(税込1万1000円)! ルミネエストから歩いて持ち帰る身にもなってみてくれ!
ズシリと重い福袋の中身は10アイテムと、意外なことに一般的なギャル福袋と大差ない。内訳は以下のとおりだ。(※カッコ内はタグに記載された税込定価)
・ラベンダー色のコート(1万6478円)
・黒のワンピース(9900円)
・黒のボレロ付きノースリーブワンピ(7700円)
・黒のスリット入りワンピ?とベージュのパニエ風スカート(1万2100円)
・ピンクのトップス(5478円)
・白のトップス(4378円)
・ラベンダー色のニット(6600円)
・ワインレッドのタイトスカート(7678円)
・ミニポーチ付きハンドバッグ(7678円)
・ポーチ(4378円)
合計8万とんで2368円! 7万1368円も得した計算に!
……で、この異様な重さの正体はコート。その重量たるや肩こりが心配になるレベルの超ヘビー級だ。福袋のメインたるコートをハズしたら相当イタいが……さっそく着用してみると……
こ〜んな感じに!
……うん。まぁまぁ、これなら30代後半が着ても大丈夫かな? なお福袋のかさ増しに一役買っていたのはストライプ柄ロゴ入りハンドバッグ&ミニポーチ。
さらには同じ柄のハート型ポーチも。あまり趣味じゃないのでバッグとしては使えないが、ま、小物入れくらいにはなるかな? って感じ!
・さらに着倒す
残る7アイテムも駆け足でご紹介していこう。まず黒のロングワンピースは、どことなく夜っぽい雰囲気が漂うデザインになっている。
着用してみると……
やはり「チーママの夕暮れ」っぽくなった。お次は……えっ? なんだなんだ??
どうやって着るのコレ!?
なぜか独立した2枚の布切れが同じ袋に封入されていたが、セットアップってことだろうか? ここをこうやってこうすると……あ、なるほど。
ノースリーブのワンピ&超短いボレロだったワケね。「それなら最初から長袖ワンピにしてくれよ」という気もするが、確かに昔こういうの着てた気がする。さらにお次は……
え、これセットなの!?
全く統一感のないベージュのパニエと黒のワンピが、これまた同じ袋に納められていた。有史以来、これほど押しの強いセット販売を私は知らない。着てみると……
なんとも珍妙な前フンルックが完成した。これが正解なのかどうかすら、もはや30代後半の私には分からない。
残る3枚のトップスは使い勝手がよさそうでひと安心……。
最後はワインレッドのタイトスカート。昔こういうのよく買ってたなぁ……。
・さらば青春のリエンダ
今回のリエンダ福袋を総合的に判断すると、恐らく25歳の私なら「そこそこアタリ」と感じるような気がした。しかし何度も言うが、現実の私はすでに30代後半。この10年間での好みの変化は著しく、「また再びリエンダの服を着よう」という考えには今回、残念ながら至らなかったのでした。
ちなみに今回の福袋の中から30代後半の私が選んだベスト・コーディネートはこちら。なんだかリエンダらしくない地味な仕上がりになってしまったが……これが年を重ねるということなのよね。さようなら青春のリエンダ。いつかまた会いましょう。
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.