驚安の殿堂「ドン・キホーテ」は何でもそろう総合ディスカウントストアだ。そのドンキがレシピサイト「ドンキッチン」を公開していたことをご存じだろうか? 写真や動画をまじえてジャンル・材料別に数えきれないほどの料理を紹介している。
その中に食品用ポリ袋「アイラップ」を使ってパンを作るレシピがあったので、それを参考に調理してみたら超カンタンにパンを作れたぞ!
・ドンキのレシピ
ドンキッチンの公式Instagramを見ると、サイト開設は2018年2月となっている。そんなに前からあったのか、全然知らなかった……。
サイトには自社商品のアレンジや、シーンや材料に合わせたレシピが載っている。「下ごしらえが面倒、メニューを考えるのが面倒。でも美味しいものが食べたい!」、そんなわがままに応えるモノが多数紹介されている。
チャレンジする蒸しパンレシピは、材料をアイラップに放り込んで湯せんするだけだ。普段一切料理をしない私(佐藤)でもパン作りができそうだな。
ちなみにアイラップは電子レンジ調理も可能で、チャーハンを作ることもできるそうだ。無敵のキッチンアイテムといっても過言ではないだろう。
・モミモミするだけ
さて詳しい作り方についてはサイトのレシピを参考にして頂きたい。ホットケーキを作る時に使う材料ですべてがまかなえる。
このレシピの最大のポイントはやはりアイラップだ。材料を全部放り込むだけで下準備は完了だ。
あとはモミモミするだけ。できるだけまんべんなくモミモミするように心がけよう。しっかり混ざってないと生地にムラができるので、無心でモミモミしてくれ。
混ざったら袋の口を結ぶんだけど、この時に注意して欲しい点が2つある。
まず1つが「袋の中の空気をしっかり抜く」。そうしないと鍋の中で袋が浮き上がってしまうので、うまく湯せんできなくなってしまう。
それからもう1つは「袋の口を結ぶ」。料理を知らない私は袋の下の方(生地のギリギリのところ)に結んでしまった。こうすると湯せんした時に生地が膨張してパンがおかしな形になってしまう。
私は蒸しあがった段階で結び方がよろしくなかったことに気づいてしまった……。同じ失敗をしないように気をつけて。
とにかく空気を抜きながら袋の口を結ぶのは意外と難しいので、スナック菓子などの保存に使う「密閉クリップ」を使うと良いかもしれない。
・アレンジでもっと美味しくなる
次に鍋に湯を沸かして、先ほどの生地を入れてあとは放置。弱火で30分、放ったらかしておくだけ。カンタンだ! モミモミしかしてないのに蒸しパンができるとはね。
そして出来上がったのがコレ。黄色い肝臓のオブジェみたいに見えるけど、蒸しパンです。
ギュッと袋を絞ったためにパンが歪んでしまったのだ。ブサイクだな……。
でもふっくら仕上がっている! 見た目は悪いけど正真正銘の蒸しパンだ!!
中には刻んだベーコンとチーズ。アツアツでチーズがとろ~りと溶けている。
仕上げにマヨネーズと乾燥パセリを振りかけて完成。食べてみるとフンワリとしていてほんのり甘い。
アレンジするともっと美味しくなるかも。たとえばもっとベーコンを塩味のきいたモノにしたりチーズをチェダーに変えたり。仕上げのマヨネーズを辛子マヨネーズにしても良いかも。塩気や辛味をきかせるともっと美味くなりそうだ。
作ってみたらアイラップの汎用性の高さに驚き、ドンキッチンレシピが意外と使えるとわかった。普段閲覧しているレシピサイトに飽きたら、ドンキッチンを参考にしてみるのも良いかもしれないぞ!
参照元:ドンキッチン、Instagram @donkitchen_official
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24