Tシャツのたたみ方」と検索すると、たった数秒でたためる裏ワザ的な「たたみ方」がやたらとヒットする。慣れれば簡単、しかも魔法のようにパパッとたためるから超カッコイイのだが……結局たたみ方を忘れてしまうのがいつものオチ。やはりビミョーに難しいのだ。

そこで今回は、もっと単純……つまり、覚えやすい「たたみ方」を紹介したい。昔、タイで教わった簡単な方法である。とてもシンプルなのでご存知の方もいるだろう。ただ、人前で披露すると「え、もう1回やってみせて」と言われることが多かったので、参考までにどうぞ!

・魔法のようなTシャツのたたみ方

先にネットで有名な「たたみ方」をサクッと紹介しておこう。シャツの右側に立ち、右手は右肩のあたり(1)をつまみ、肩から裾に向かって垂直線を伸ばして、だいたい真ん中あたり(2)を左手でつまむ。んで、左手はシャツをつまんだまま……


右手を裾(3)へ。んで、肩と裾をつまんだまま持ち上げて……


そのまま床に置いてたためば完成。

左右対称になるよう微調整すれば完璧なのだが、肩と裾をつかんでクロスして……という流れで混乱してしまいがち。もちろん毎日たたんでマスターしたらきっと楽だろう。


・タイで教わったTシャツのたたみ方

では、意外と検索してもヒットしない「簡単なたたみ方」はというと、まずTシャツを縦半分に折る。


で、首から5〜7センチくらいの場所を折り目と考えて、左側の折り目となる上と下をつまむ。


持ち上げて、右側を内に折り込むように床に置く。やってみれば全然難しくない……と思うけど、どうでしょうか。もしかしたらコツが必要かも。


ピッピッと整えたら完成。


ちなみにタイでは、さらに半分にたたんでから収納していた。流れるようにたたみたい。


こちらの方が手がクロスしない分、シンプル……だと思う。不器用な私でもスグに覚えられたからぜひ試してみてほしい。慣れればきっと「手をクロスする方法」と同じくらいのスピードでたためるだろう。

ま、スピードを競うというより、覚えやすい方法を覚えるのが1番ですよね。慣れればどちらも簡単だと思う。一応参考にしてねってことで。


・ついでに普通のたたみ方も

最後にいわゆる一般的な方法も紹介しておきたい。Tシャツを裏返して、両サイドの折り目となる部分を内側に折り込む。


裾を半分、もしくは三つ折りにすればOK。

いったん裏返して、両サイドからたたむのがチョイ面倒だが、お店のように1番キレイにたたむことができる。光の速さでたたむ店員さんを見ると、やはり最も王道な方法を極めるのが1番カッコイイな〜とも思う。とりあえず、我が家からは以上です。


執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.