疲れた時は、ガツッとしたものを食べて元気を出そうぜ! ほっともっとが2021年8月24日より販売開始した『海鮮天丼』なんて、ぴったりだ。エビにイカにホタテに、海の幸がモリモリやで。
同日より『上・海鮮天丼』も売られているので、比較しつつ食べてみるとしよう。ガツガツいって、残りわずかな夏を乗り切るぞぉぉぉぉー!!
・エビとホタテの数が違う
『海鮮天丼(税込560円)』は名前の通り、海のモノがメインの丼だ。エビ(2尾)にイカ、ホタテに白身魚、そしてスナップエンドウにレンコンの天ぷらが乗っている。
見るからにモリモリで、白米が見えないレベルだ。通常でこれなのだから『上・海鮮天丼(690円)』なんて、どうなることやら。ドキドキしながら『上・海鮮天丼』の蓋を開けてみる。
まず『海鮮天丼』と大きく違うところは、器の形だ。『海鮮天丼』は長方形、『上・海鮮天丼』は円形である。具材の量が違うので、納めるスペースを考えてのことかもしれない。
そして『上・海鮮天丼』は、より一層モリモリである点が特徴だ。なんてったって、エビが4尾も乗ってるからな! ぶっちゃけ、このエビだけで十二分に満足だ。
加えてプリっプリのホタテが2個、そして『海鮮天丼』と同じくイカに白身魚、スナップエンドウにレンコンが乗っている。つまり、この両弁当の違いはエビとホタテの数だ。
・『上』のが買いか?
多分、味はいずれも同じだよな……と思いながら、実際に食べてみる。弁当であるがゆえに衣がシナっとしているが、このシナっとさも嫌いじゃない。むしろ好きだ。
箸でつまんでも衣が具材からはがれることなく、しっかりくっ付いている。まずはエビをパクっとすると、しっかり身が詰まっていてプリッとした食感で美味しい。
ただ通常の『海鮮天丼』と『上・海鮮天丼』と、やはり味などに変わりはないようだ。となれば『上』は1尾食べ終えても、まだ3尾残っているという幸福っぷり。
弁当の値段が130円しか違わないことを思えば、買うべきは『上』であるかもしれない。また、イカもホタテも白身魚も衣の方が分厚い……なんてことはなく、しっかり中身が詰まっているところが良い。
総じて具材はシナっとしているところを除けば、チェーンの天丼屋さんで食べるものと遜色ないように思う。そしてなにより気に入ったのは、タレの味だ。まったり甘辛くて、好みである。
ぶっちゃけ、具がなくてもこのタレだけで米を食べられるな、というほどには美味しかった。白米によく合っている。よくよく調べてみると、タレには結構なこだわりがあるようだ。
わざわざ東日本と西日本で味を変えていることから、察せられるとおり。東日本は2種の醤油と、風味の異なる2つの鰹節を効かせた味付け。筆者が食べた西日本は鰹と昆布や煮干し、椎茸の旨みと濃口醤油とで仕上げている。
もしや、この天丼のメインは “タレ” なのではと思わないではないが、具材が豪華なことは確か。会社や学校帰り、急に天丼が食べたくなった際には、ほっともっとに寄ってみることをオススメしたい。
天ぷらのみを持ち帰ることができる『天ぷら盛り合わせ(460円)』も販売中だ。こちらは今晩のおかずのもう一品、もしくは酒のツマミにもぴったりだぞ!
参考リンク:ほっともっと
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼ほっともっとで『海鮮天丼』の販売がスタート
▼普通の『海鮮天丼』もボリュームたっぷり
▼上・海鮮天丼も食べ応えバツグン
▼具がひとつひとつ、しっかりしている
▼タレが美味しい
▼白米とタレだけでイケちゃうレベルだぞ