近年の純喫茶ブーム、それに拍車をかけたのが東京・中野に誕生した「不純喫茶ドープ」である。すでに都内に2店舗を展開していたのだが、新たにラフォーレ原宿に出店していた! 新店は初のスタンディング形式で、テイクアウトでプリンも持ち帰ることができるそうなので、さっそく行ってみたぞ!

・ドープの3号店

ドープは昭和レトロな純喫茶でありながら、「不純喫茶」と名付けたことで注目を集めた。カラフルなクリームソーダがインスタ映えすると話題になり、またたく間に人気店となった。そんな1号店のテーマカラーは水色である。


1号店オープンの2カ月後に、2店舗目となる上野御徒町店をオープンした。こちらのテーマカラーは緑だ。


そして2021年7月10日、ラフォーレ原宿2階に3店目となる原宿店がお目見えしたのだ。ここのカラーは黄色かな?


ここは他の2店よりも手狭であることから「クリームソーダスタンド」として営業している。椅子はなく、店内とテラスにテーブルがあるのみだ。

メニューは、クリームソーダ(税込640円)やアイスコーヒー、レモンスカッシュ(各税込330円)などの飲み物と、昭和プリン(イートイン税込640円)のみ。他店にあるようなナポリタンやホットケーキなどの提供は行っていない(※緊急事態宣言下でアルコールの提供も行っていない)。


・クリームソーダがあふれる……

さて、今回は青色がまぶしいクリームソーダとプリンをテラス席で頂くことにした。


解放的なテラス席があるのはここだけ。訪問した日は抜けるような青空で、気温35度を越える猛暑日だった。こんな日に外で飲むクリームソーダ、最高!


太陽をバックに写真を撮りたい! と思ったのだが……。暑さで今にもソーダがあふれそうになってしまった


やべえ、こぼれる……。テラスでクリームソーダを飲む時は、撮影に夢中になりすぎないように注意しよう。


・昭和プリンを持ち帰り!

そしてドープといえば、忘れちゃいけないのがプリンだ。プリンをこよなく愛する私(佐藤)はドープのプリンを高く評価している。銀色の器に入ったその姿は、他店のものと同じように美しい。


生地の食感とカラメルソースの甘さ、そのバランスは絶妙だ。新しい店舗でもそれは変わらない。このプリンなら毎日食える。いや、毎日食べたい!


そんなドープのプリン、税込1800円(3個入り)で持ち帰ることができてしまう! テイクアウトは原宿店のみ。パッケージがまたイイじゃないの! サザエさんの波平さんが酔っ払って持ち帰ってくる寿司折みたいで可愛らしいな。


容器にプリントしてある、生クリームとチェリーもグッド!


そんな訳で、ジワリジワリと店舗を拡大する不純喫茶ドープ。次はどこの街に誕生するのか? 不純喫茶旋風はまだまだ続きそうだ


・今回訪問した店舗の情報
店名 不純喫茶ドープ ラフォーレ原宿店
住所 東京都渋谷区神宮前1丁目11-6 2F
時間 11:00~20:00
定休日 なし(施設に準ずる)

参考リンク:Twitter @kissadope
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24