都会の喧騒から少し離れたところに、古民家でのんびりと過ごせるカフェがあるという。しかも、なんと「推し」と一緒に楽しめるカフェなんだとか。筆者の「推し」は二次元キャラクターだが、推しの次元に関係なく楽しめるらしい。何それ気になる。

もちろん「推し」がいなくても美味しいものを楽しみながら過ごせるようだが、どうせなら存分に楽しみたい。ということで早速、「推し」を連れて行ってみた。

・可愛くて美味しい

「推し」と一緒に楽しめるカフェこと『カフェ小鹿』は、東京・八王子駅から徒歩10分ほどのところにあった。のれんや看板があるとはいえ、見た目はほぼ普通の古民家そのもの。人様の家の扉を勝手に開けるようで、入るのに少し緊張する。

靴を脱いで上がると、レトロでおしゃれな雰囲気のカフェスペースが現れた。柱などは古く落ち着いた色合いとなっていて、新しく整えられたのであろう明るい壁とのコントラストがいい感じだ。レトロポップな色合いや模様の品々が飾られていて、眺めているだけで楽しい。

まずは席につき、クリームソーダ(税込550円)とナポリタンうどん(税込650円)を注文。お店の名物とも言えるクリームソーダは、好きな色をオーダーすることが可能だ。決められた色の中から選ぶのではなく、画像や持ち物で好きな色を示して作ってもらえるのが魅力的。

そして同時に、一人客限定「おひとり様歓迎キャンペーン」でミニミニサイズのクリームソーダかミニコーヒーゼリーのどちらを無料でいただくかも選べた。筆者はクリームソーダを選んだのだが、ミニミニサイズにも関わらず色まで注文できるのが凄い。自分用と同じ色でお願いしたよ。

注文が終わり、ついに「推し」と一緒にのんびり楽しめる時間がやってきた。推しと一緒にって何だ? と思われた方のためにご説明させていただくと、「推し」がいる方の中には、推しモチーフのアクリル製スタンドやぬいぐるみなどとお出かけして楽しむ方々がいるのだ。

実は筆者、前からそういった方々を見て楽しそうと思っていたものの、自分がやるのは気恥ずかしくて実践できていなかった。だが『カフェ小鹿』は推しとのお出かけを歓迎しており、推し用の撮影スペースや撮影小道具まで用意されている。それだけに、周囲の目も気にならず安心。

そうして推したちと楽しく過ごしているうちに、クリームソーダとミニミニクリームソーダがやってきた!

筆者は青みがかった紫色「江戸紫」が好きなので色画像を見せてオーダーしたのだが、見事に綺麗な青み紫のクリームソーダがやってきてすごく嬉しい。綺麗すぎて、飲むのがもったいなく感じてしまうほどだ。

そして何より嬉しいのが「おひとり様歓迎キャンペーン」でいただけるミニミニクリームソーダ。小さくとも、私が飲むものと同じ本物のクリームソーダなのだ。推したちに同じものを一緒に美味しく楽しんでもらえるのが最高。

ただしミニミニサイズのクリームソーダは作るのが大変らしく、たとえお金を支払っても追加注文することは出来ない。

とすると複数の推しを連れて行った場合、残念ながら推したちには『一杯のかけそば』状態で我慢してもらうしかないのか──と思いきや。なんと『カフェ小鹿』ファンのミニチュア作家さんがメニューを再現した撮影小物があった。これで推したちにも満足してもらえるはずだ。

もちろん推したちだけでなく、人間も美味しいものを楽しく食べて満足できる。クリームソーダのあとにやってきたナポリタンうどんは麺がもちもち、濃厚な味付けもあいまって美味しさも食べ応えも抜群だった。

デザートに追加注文したベイクドチーズケーキ(税込500円)の表面はホロリ、中はふんわりとした絶妙な食感。味は程よい甘さでチーズのコクがしっかりと感じられるのも良かった。クリームとベリーソースがたっぷりついてきたため、味変しながら楽しめるのも嬉しい。

ちなみに、先ほど推したちに使わせてもらった撮影小物の中にもこのベイクドチーズケーキがあった。ケーキそのものの再現度はもちろん、写真では分かりづらいがお皿の金フチまで再現してある。作家さん凄い。ことごとく、推しと一緒に同じものを楽しめる空間だった。

・テイクアウトも

ちなみにカフェスペースとは別で、外にテイクアウト専用の窓口もあった。食べ物はソフトクリーム(税込300円・全11種)のみだが、飲み物のメニューは豊富だった。クリームソーダもテイクアウト可能で、色のオーダーも受け付けてもらえるようだ。

八王子駅から徒歩約10分ほどのため、駅まで向かうまでの道すがら美味しいものを楽しむのも良いかもしれない。推したちと一緒に店内でのんびりと過ごすのも最高だったが、暑い中ソフトクリームを食べながらのんびり歩くのも乙なものだった。

・今回訪問した店舗の情報

店名 カフェ小鹿
住所 東京都八王子市万町122-1
営業時間 11:00〜17:30(入店は17:00まで)
定休日 水曜日・日曜日

執筆:伊達彩香
Photo:RocketNews24.

▼最高のキャンペーンでした

▼人生初の推したちとのお出かけ、とても楽しかったです

▼好きなところを100個以上挙げても尽きない存在、推し……!