見た目のインパクトを追求しただけのカレーパン……だと思っていた。SNS映えにステータスを全振りしたカレーパン……だと思っていた。もっと言うなら味はマズそう……と思っていた。だけど、そうじゃなかった

──なんの話かというと、『青い富士山カレーパン』。その名のとおり、富士山の形をした青いカレーパンだ。文字で書くと「どんなパンだよ」となるが、「富士山の形をした青いカレーパン」としか言いようのないパンである。


そんなパンが、「カレーパングランプリ2020」の東日本焼きカレーパン部門で最高金賞を受賞しているのは衝撃と言って差し支えないように思う。通常コレ系のパンはSNSで話題になることはあっても、味に関しては「お察しを」的なことが多いからだ。

いや、もしかしたら『青い富士山カレーパン』だって見た目だけで選ばれた可能性がある。そのあたりを確かめねばと思ってオンラインで購入したら……冒頭で述べた通り。


もう少し詳しく言うと、『青い富士山カレーパン』を食べても辛味はほぼ感じなかった。だからといってカレーっぽさがないわけではなく、風味はしっかりとカレー。食べやすさを追求したカレーと言うべきか。

また、生地とカレールーのバランスがしっかりと考えられている印象だ。特に、富士山の雪化粧を模して振りかけられた「ココナッツ」。こいつが食感にインパクトを与えつつ、やや甘い風味で全体に絶妙なアクセントを加えている気がする。


つまり、『青い富士山カレーパン』は決して見た目だけに凝った商品ではなかった。サイケデリックな見た目のクセに、なんとも繊細な味のカレーパンだったのだ。


・富士山を割ってみた

そして、食べたとき以上にインパクトを受けたのが、富士山カレーパンを割ったとき。中身がどうなっていたのかというと……



見えないところもしっかり青い!


芸が細かい〜!!


・注文から到着まで2ヶ月

ちなみに、『青い富士山カレーパン』の他に『赤い富士山カレーパン』もある。私は青と赤のセット(各1個)をオンラインで注文。価格は税込1000円(送料別)なので、単純に計算するとオンラインでは1つ500円ということになる。

結構なお値段……にもかかわらず人気が高いらしく、2021年の3月中旬に注文して同年5月中旬に届いた。現在は配送状況が変わっているかもしれないが、人気商品なので多少は待つ覚悟をした方がいいかと思う。


それからもう1つ。先ほど、『青い富士山カレーパン』に辛味はほぼ感じなかったと書いたが、『赤い富士山カレーパン』は生地に唐辛子が入っているようで、なかなかの辛さ。

青と赤では辛さの印象が全然違うから、油断した気持ちのまま赤にかぶりつかないようお気をつけて。

参考リンク:青い富士山カレーパン(公式)、Yahoo! ショッピング(通販サイト)、富士山経済新聞
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼オンラインで購入したら冷凍状態で届く。

▼それを解凍する作業が必要。面倒だけど、説明書の通りにやればOKだ。

▼赤の方はちょっと焼きすぎたかも。雪化粧が黒くなってしまった……。

▼なお、「富士山プロダクト」が社会福祉法人「ゆあーずあんどゆうず」の協力のもと、障がいを持った人と連携して開発・商品化したとのこと。

▼実に繊細なカレーパン。美味しゅうございました!