あ~、旅行に行きたい。非日常を味わいたい。海外どころか近場の外出さえままならない今日この頃。ストレスフルですなぁ。

せめて雰囲気だけでも旅行気分を味わいたい! そんな時に頼りになるのが輸入食品の宝庫、カルディである。

毎年様々なイベントをおこなっているカルディだが、私が1番好きなのは台湾フェアだ。普段なかなかお目にかかれない食品がたくさんあり、あれもこれもと買っちゃうんだよなぁ。

今回は毎年必ずゲットしてる2つの食材を使って、安い・うまい・楽ちんの三拍子が揃った、絶品台湾朝食を紹介するぞ~!

買ってきたのはこちら。「シェントウジャンの素(3袋入り税込198円)」と「ジャックソイ 台湾豆乳(138円)」。

作るのは「鹹豆漿(シェントウジャン)」。台湾ではポピュラーな朝食メニューのひとつだ。カルディで売られている上記の材料で作れば、1食なんと約200円で作れちゃうぞ! そこそこ量があるので、2人くらいでシェアするのがオススメだ。


・早速作ってみた

作り方は超簡単。豆乳を沸騰寸前まで温めて、

シェントウジャンの素に注ぐだけ。

そうすると豆乳がゆるく固まり、飲みごたえのあるスープが出来上がる。

豆乳は別の物でもいい。ただ、シェントウジャンの素1袋に対して豆乳は300ml必要なので、330mlのジャクソイ豆乳は作るのにちょうど良いサイズ感なのだ。なによりカルディでサッと一緒に買えるのが便利である。

・豆乳を変更で味変も可能!

カルディでは先ほど使った無糖の商品の他、計3種類の台湾豆乳を販売している。シェントウジャンの素もちょうど3袋入り。それぞれの豆乳で作ってどう味が変わるか飲み比べてみたぞ。

〇台湾豆乳 砂糖不使用

甘みがない分、酸味を強く感じるし、豆乳自体の風味が生きている。主食のお供としては、この無糖の豆乳で作ったシェントウジャンが1番合うと思ったので、まずはこちらで作ってみることをオススメする。


〇台湾豆乳 砂糖入り

私は時々この砂糖入りの豆乳でシェントウジャンを作る。甘い豆乳でスープ? と思うかもしれないが、シェントウジャンの素自体に酸味があるため、ちょうどよい塩梅となるのだ。無糖のものと比べて口当たりがまろやかになる。


〇台湾黒豆乳

今回初めての挑戦となった黒豆乳。砂糖は入っているが甘さが控えめのため、砂糖入り豆乳と砂糖不使用豆乳の中間のような印象を受けた。後味にものすごく豆を感じたので、豆乳を飲み慣れている人にオススメだ。


飲み比べた結果、どれもおいしかったというありがちなオチになってしまった。それぞれ別の良さがあったので、まずは砂糖不使用の豆乳で試し、ハマったら他の豆乳を試す……というのが良いだろう。

・トッピングでちょっと豪華に

何も入れなくても十分おいしかったが、本格派を目指す方はザーサイや干しエビ、香菜などをトッピングすると本場の物にグッと近づく。

また、現地で豆乳とともに食べられることが多い「油条(ヨウティアオ / 中華揚げパン)」を、スープにひたして食べたらもう絶品! 今回は以前紹介した業務スーパーのものを使用したぞ。1本換算だと50円ほどなので、スープと合わせてもたった250円なのだ!

数年前台湾に行ったとき、シェントウジャンの有名店で朝ごはんを食べようと、朝からだいぶ長いこと並んだ記憶がある。

豆乳自体の新鮮さに差があるためさすがに本場の味とまではいかないが、おいしいシェントウジャンが自宅でもお安く食べられるのはとても嬉しいことだ。

現地の思い出を振り返りながらでもよし、まだ知らぬ台湾の味に想像を膨らませながらもよし。旅行ができない今、簡単調理でプチ台湾気分を楽しんでみるのはいかがだろうか。

参考リンク:カルディ「シェントウジャンの素」「ジャックソイ 台湾豆乳
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.

▼台湾商品は在庫が無くなり次第終了とのこと。お早めに~! なお、作り方をもっと詳しく見たい方はカルディのHPにレシピ動画が上がっているため、そちらも参考にしてみてください!