エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! 今日は前回と同じく読者からのエナジータレコミ、略してエナコミで知った未知なるエナドリをご紹介するぞ。みんな情報ありがとな!
ただ……今回はいつものエナドリとはだいぶ毛色が違うので覚悟してほしい。そのエナドリの名前は『the ANko』。繰り返す。『the ANko』である。そう、なんと、まさかの、あんこエナジードリンクなのだ! いや嘘だろオイ!! 前代未聞の謎エナドリを、さっそくエナってみたい。
・あんこエナジードリンク
俺もこれまでいろいろなエナドリを試してきたが、あんこのエナドリは生まれて初めてだ。ネットで販売しているようなので注文してみたぞ。すると数日後……
なんか宇宙食みたいなのが届いた。
・予想外のルックス
最初に『the ANko』の話を聞いた時は、どういう形状をしているのか見当もつかなかったのだが、なるほど。缶ではなくウィダーインゼリーみたいな容器に入っているんだな。つぶあん、こしあん、しろあんと3種類あり、7個入りで税込2450円&送料330円。合計2780円也。
パッケージも白黒でオシャレである。が、ここでちょっと気になる点が。「トレーニング前後に飲む」って書いてるけど……じゃあ俺まったく関係ねーじゃん。トレーニングどころか、さっきから数時間座りっぱなしだぞ。これはまさかのエナジー門前払いもあり得るのか。
気を落ち着かせるため、とりあえず恒例のエナジーサーチから始めることにしたい。※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが容器の成分表示をただ眺めることである!!
・サーチ結果
サーチを始めようとすると、ここで俺のエナジーヘッドにある疑問がよぎった。いつもならカフェインやアルギニンの多い少ないについて言及するところだが、この『the ANko』に、果たしてそういった成分は含まれているのかと。カフェイン入りのあんこって、なんかちょっと怖くね?
結論から言うと、『the ANko』にエナドリ的な成分は一切含まれていない。要はコイツは普通にあんこなのだ。北海道産小豆、そしてザラメを使用した、塩分ゼロのガチのあんこというワケ。試しに皿に出してみると……
エナ(ふむ)、ガチあんこだな。
実際にエナってみても……
エナ(ふむ)、ガチあんこである。というか、かなり上等なあんこだ。ウマい。でもこんな容器に入ってて吸えるんかいな? と思いきや、マックのシェイクよりもスルッと出てきたぞ。食べるというよりは「飲む」に近い感覚だ。まさに飲むあんこ。
・アスリート仕様
公式サイトや付属の小冊子によると、ドーピングの心配がなく、かつ効率的にエネルギー補給できるというのが『the ANko』の基本コンセプトらしい。なるほど、だったら俺よりもうってつけの人物がいるではないか。
その人物とは……そう、初代エナジーマンこと編集長のGO羽鳥である。近年の羽鳥はキックボクシングにハマりまくっており、試合にまで出場するなどゴリゴリにアスリート化している。つまり『the ANko』のターゲット層ド真ん中と言えるのだ。
さあ初代、アスリートとしてグビッとやってくれい。
羽鳥「っかーーーー! あんめェェェェエエエ!! 俺、あんこは断固つぶあん派なんだよね。で、たまに無性にお汁粉が食べたくなるんだけど、自販機のお汁粉ってなんかイヤなのよ。
でもこれだったら、仕事中でも お汁粉を食べてる気分になれるし、そもそも あんことしてめちゃくちゃウマい! 俺、これ好きだわ~。うわ~、熱~いお茶が欲しくなる~~~~!!」
ただの羽鳥やないか!
・ウマいのは分かった
アスリートやトレーニング云々についてはまったく参考にならなかったが、疲れた時や小腹が空いた時など、カロリーメイトみたいな感覚で気軽に栄養補給できる あんこってのはなかなか斬新だ。和菓子の持つイメージを覆す商品と言えるのではないか。
まあこれをエナドリと呼んでいいのかは難しいところだけど、面白いことを考える人がいるよなぁ。『the ANko』がバナナやスポーツドリンクに次ぐ、トレーニングの新たなお供になる日も近いのかもしれない。というワケで今回はここまで! また会おう。エンナァジイイイィィィッッ!!
参考リンク:築地果汁創作所「the ANko」
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.
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