良くも悪くも “学校給食” は幼少期における思い出のひとつ、ではないだろうか。正直なところ記者は、給食のことを思い出すと暗い気持ちになる派だ。大人になって振り返れば、もう少し楽しんでみれば良かったとも思う。
さて。そんな記者でさえ、給食の中でめずらしく楽しみにしているモノがあった。それは「ふくれんのみかんジュース」である。福岡県民には通じると思うが、あれウマいよな。そんな “ふくれん” 商品を思わぬ場所で見かけたので、この場を借りて伝えたい。
・タリーズでふくれん商品発見
まずもって “ふくれん” とは何ぞや、という人もいることだろう。これは、全国農業協同組合連合会福岡県本部の愛称だ。福岡県民にはおなじみで、上記したように給食に出て来る「みかんジュース」もふくれん製。
擬人化したみかんがプリントされた、味わい深いパッケージは記憶に深く残っている。季節によっては子どもたちから寄せられた絵をプリントしていたことも、あったような気がしている。
なにはさて置き、ふくれんは福岡県民の生活にとても密着した存在であると言えよう。そんなふくれん商品が、コーヒーチェーン店「タリーズ」に置いてあったのだ。しかも福岡県外のタリーズで、だ。これを胸熱と言わずして何と言おう。
・確かにふくれんの豆乳だった
コーヒー豆やそのほかのグッズと並び、店頭で販売されていた豆乳(税別270円)こそが、ふくれん商品だ。はじめは「タリーズの豆乳って買うことができるんだなあ」程度の気持ちで手にしたのだが、製造元を見て驚いた次第。
そういや、ふくれんは豆乳も出してたわ……。なんなら我が家の豆乳は、いつもふくれんだった。懐かしい気持ちも相まって、速攻で購入。タリーズの豆乳って、言われてみればふくれんの味だった気がしないでもない、などと思いながら持ち帰る。
さっそくグラスに注ぎ、じっくり味わってみる。うむ、ウマい! 調整豆乳なだけあって、まろやかで甘みもあり、豆豆しさもほとんんどなく飲み易い。これは確かに、ふくれんの豆乳やんかとしみじみする。
・セブン豆乳が好きな人にもオススメ
また、個人的な好みで恐縮なのだが豆乳と言えば記者はここのところ、セブンイレブンの糖質65%オフ 調製豆乳(税込203円)を激推ししている。試しにこのセブンの豆乳と、タリーズのふくれん豆乳を飲み比べてみよう。
セブン豆乳は糖質がオフされているだなんて思えないほど、まったりとして美味しい。こちらもまた、程よい甘みで豆豆しさもなく、グビっと飲めてしまう。こちらのセブン豆乳は豆乳らしさがかなり低い。
しかし比べてみた結果、ふくれんも負けていないように思う。結果どっちがどうという訳ではないが、セブン豆乳が好みである人は、タリーズのふくれん豆乳も気に入るのではないだろうか。
タリーズでお茶したついでに、コーヒー豆と合わせて自宅で楽しむのも大いにアリ。県外で暮らす福岡県民が、ふくれんの味を求めて買いに走るのも大アリだ。タリーズの豆乳、要チェックばい!
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼タリーズの豆乳って、ふくれん製だったのか!
▼確かにふくれんの味がする。懐かしや……
▼美味しい!
▼セブン豆乳と比べてみた
▼どちらも飲み易くてミルキー
▼ちなみにスタバの調整豆乳も好き。問い合わせたところ、こちらも仕入れているらしいが仕入れ先はシークレットとのことで残念